春といえば、お花見の季節。日本では特に桜の花が人気で、毎年のように非常に多くの方がお花見をしています。全国的に有名な桜の名所は訪れる人も多く、なかなかお花見をするのが難しいということもあります。
桜の名所はさまざまなエリアにあり、いざ桜を見に行こうと思ってもどこにしようかと悩むことがあるかもしれません。そこで今回は、桜の名所の中でもおすすめのスポットをご紹介します。
五稜郭は函館市を代表する観光スポットのひとつで、幕末の時代に建てられた稜堡式城郭です。稜堡とは三角形の突端部のことで、多くの稜堡を持つ城郭は星型に見えることから星型要塞とも呼ばれています。
現在の五稜郭は内側、外周部ともに公園として整備されていて、多くの緑が植えられています。その中には数多くの桜の木も含まれていて、五稜郭の美しい形も相まって絶好の桜スポットとなっています。公園を散策して間近に見るのも絶景で、五稜郭タワーから望む景色もまた絶景です。
松前公園は、松前城を中心にした寺町や松前藩屋敷などを含む広いエリアの公園です。日本100名城のひとつに数えられる松前城をはじめ、多くの史跡がある歴史名所でもあります。
松前公園には、三大名木と呼ばれる3つの桜があります。
1つ目は、松前城近くにある浄土宗の寺院・光善寺にある血脈桜(けちみゃくざくら)。樹齢300年の美しいこの桜には、桜の精にまつわる伝説が残されています。
2つ目は、曹洞宗の寺院・龍雲院にある蝦夷霞桜(えぞかすみざくら)。本堂の傍らで咲き誇るこの桜は、樹齢100年以上といわれています。
3つ目は、松前城の天神坂門近くにある夫婦桜(めおとざくら)です。この桜は1本の根から異なる品種の桜が2本育っているめずらしいもので、寄り添うような様から夫婦桜と呼ばれています。
トラピスト修道院は、函館市のとなり、北斗市にある修道院です。日本初となるカトリック男子修道院で、明治29年に設立されました。修道院の敷地内で作られているバターやクッキー、ジャムは、北海道のおみやげとして高い人気があります。
トラピスト修道院に続く道にはポプラなどの木が植えられていて、その中のひとつに桜もあります。南殿や普賢象、雨宿といった品種があり、通常よりも遅い時期に咲きます。例年の見頃は5月中旬から下旬頃で、満開の桜と厳粛な修道院の組み合わせはまるで絵画のようです。
弘前公園は弘前城を含む公園で、東京ドーム約10個分という広大な敷地を誇ります。その敷地内には約2,600本もの桜の木が植えられていて、日本三大桜名所のひとつに数えられています。
弘前城の二の丸にあるソメイヨシノは明治15年に寄贈されたもので、現存しているソメイヨシノの中で最も古いといわれています。ソメイヨシノは寿命が60年から80年ほどといわれていますが、弘前公園には樹齢100年を超えるソメイヨシノが多くあり、その管理技術は日本一だと称されています。
桜の季節には弘前さくらまつりも開催されるので、桜を見に行く際にはチェックしてみるのもおすすめです。
花見山公園は、日本を代表する写真家である秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と絶賛したほどの桜の名所です。敷地内は花卉園芸農家の私有地ですが、無料開放されているので誰でも気軽に散策を楽しめます。
花見山公園には数種類の桜の他、ロウバイやウメ、ハナモノ、サザンカなど、たくさんの花が植えられています。春のお花見シーズンには色とりどりの花が咲き誇り、まさに桃源郷といえる景色が広がります。花見山公園まではシャトルバスが運行していて、行き来が便利なのも大きなポイントです。
角館町は、秋田県仙北市にある町です。戦国時代には城下町として栄え、その当時に京の文化が入り込んだことから現在は「みちのくの小京都」と呼ばれています。
角館町の桜の大きな特徴は、かつての城下町の面影が残る街並みの中で咲き誇るという点です。町のいたるところに桜が植えられていて、お花見シーズンには約400本のシダレザクラが町を桜色に染め上げます。160本ほどのシダレザクラが、国指定の天然記念物に指定されています。
北上展勝地は、北上川の沿岸にある都市公園です。東北でも有数の桜の名所として知られていて、さくらの名所100選や、みちのく三大桜名所に数えられています。約300万平方メートルの敷地内には約1万本の桜が植えられていて、その種類も150種ほどといわれています。
毎年シーズンには北上展勝地さくらまつりが行われていて、期間中は遊覧船や観光馬車などが利用できます。
高田公園は、徳川の一族である松平忠輝の居城として築かれた高田城の跡地を整備した公園です。高田公園の夜桜は日本三大夜桜のひとつに数えられていて、シーズンには全国から多くの花見客が訪れます。
高田公園には内堀や外堀、周辺エリアなど合わせて4,000本もの桜の木が植えられていて、夜にはぼんぼりによってライトアップされます。シーズンには高田城百万人観桜会というお祭りが開催されていて、露店も多く出店されます。
高遠城址公園は、かつて武田家が所有していた城である高遠城の跡地を整備した公園です。古くから「天下第一の桜」と称されている高遠城址公園の桜は全国的にも有名で、さくら名所100選のひとつに選ばれています。
高遠城址公園には約1,500本の桜が植えられていて、中には樹齢100年を超える古木も含まれています。コヒガンザクラは長野県の天然記念物に指定されていて、平成2年に開催された国際さくらシンポジウムでは高遠固有の品種であるとして「タカトオコヒガンザクラ」と命名されました。
上田城跡公園は、かつてあった上田城の跡地に作られた公園です。上田城は戦国大名である真田家が所有していた城で、本丸は取り壊されていますが櫓門や石垣など一部が残されています。
上田城跡公園には、上田城跡を取り囲むように約1,000本の桜が植えられています。城や堀の水面に映える桜は、歴史情緒あふれる景色です。また、桜のシーズンには上田城千本桜まつりが開催され、桜のライトアップなどさまざまな催し物が行われます。
兼六園は、江戸時代に加賀藩によって造営された日本庭園です。国の特別名勝に指定されていて、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並んで日本三名園のひとつに数えられています。
兼六園は四季折々の自然を内包した庭園で、季節ごとにさまざまな見どころがあります。そうした中で、桜は春の見どころのひとつとして高い人気があります。兼六園で見られる桜の品種はさまざまで、中には兼六園菊桜や兼六園熊谷桜、旭桜といったなかなか見られない貴重な品種もあります。夜にはライトアップも行われ、昼間とは違った美しさを感じられます。
足羽川は、福井市の中央を流れる川です。その河川敷は散策コースとして整備されていて、ウォーキングなどを行う市民の姿もよく見られます。そんな河川敷には、2.2kmにわたって続く桜並木があります。
約600本の桜の大木が並ぶ足羽川桜並木は日本一のスケールだといわれていて、さくらの名所100選にも選ばれています。満開の時期には、桜のトンネルをくぐることができます。開花期間中は夜間にライトアップされるので、夜桜ならではの幻想的な雰囲気も楽しめます。
倶利伽羅県定公園は、富山県小矢部市にある県指定の公園です。かつて木曽義仲が平家の大軍と戦い勝利を収めたという源平倶利伽羅合戦の古戦場跡で、周囲には関連する史跡も残されています。
倶利伽羅県定公園には約6,000本もの八重桜が植えられていて、花見シーズンには多くの花見客が訪れます。整備された旧北陸道を散策しながら、桜を観賞するのもおすすめです。また、4月下旬から5月初旬にかけては八重桜まつりも開催されます。
桜の名所と一口に言っても、それぞれで魅力や特徴は異なります。桜を見に行こうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。今回ご紹介した以外にもさまざまな桜の名所があるので、好みの桜の名所を探してみるのも楽しみ方のひとつです。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
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