日本を代表する花は何かと聞かれたとき、桜をあげる方は多いのではないでしょうか。はっきりとした四季がある日本では季節によって異なる花を観賞することができ、その中でも春の桜はひと際人気が高い花だといえます。春には花見をする方も多く、日本人だけでなく外国人観光客の姿を見ることも珍しくありません。
東京には桜の名所がたくさんあり、毎年多くの花見客が訪れます。この記事では、東京の桜の開花時期や桜の楽しみ方、東京の桜の名所など、東京で桜を楽しみたい方に向けた情報をご紹介します。
桜は春に咲く花ですが、その開花時期については地域によって異なります。基本的には南の方から開花宣言が行われ、徐々に北の方へと移っていきます。
開花宣言は、全国各地にある標本木と呼ばれる桜の木を観測し、5~6輪程度咲いた時点で行われます。
東京の場合、標本木は靖国神社にある桜の木です。標本木に選ばれる基準としては、気象庁の庁舎から近く、周辺の環境が変わりにくいことがあげられます。靖国神社は気象庁から2キロ程度離れていますが、これは庁舎の移転による影響です。ちなみに、気象庁による満開の定義は、標本木のつぼみが80%以上開いた状態であることです。
開花時期は、大きな気候の変動がなければおおむね同じような時期になります。とはいえ、1週間前後のずれが発生する可能性はあります。
東京の場合は3月の中旬~下旬頃に開花し、開花から1週間ほどで満開を迎えます。2018年は3月17日に開花し、24日に満開となりました。平年に比べると、1週間ほど早い開花です。ちなみに、観測史上で最も早い東京の開花は2013年に記録した3月16日で、最も遅い開花は1984年に記録した4月11日でした。
桜には、いくつか楽しみ方があります。いつもとは違った桜の魅力を発見できるかもしれないので、桜を見る際にはぜひ参考にしてみてください。
花見といえば昼間の明るい時間帯を思い浮かべる方が多いものですが、中には夜桜を見るのが好きだという方もいるでしょう。日中に見る桜と夜に見る桜では大きく印象が異なるので、同じ場所で見え方の違いを楽しむというのもおすすめです。スポットによっては大掛かりなライトアップイベントが行われており、美しい夜桜を楽しめます。
東京には東京タワーや東京スカイツリー®をはじめ、全国的、あるいは世界的に有名な建造物がいくつもあります。そうした建造物と桜を一緒に眺めるというのも、この季節ならではの楽しみ方のひとつです。自分だけの絶景スポットを探してみるのもよいでしょう。
桜を見る場合、基本的には地面に立って桜を見上げる構図になります。この構図を変えてみると、桜の違った魅力が見えてくるかもしれません。例えば、高いところから桜を見下ろしてみたり、ボートに乗って下から桜を見上げてみたりと、構図を変える方法はいくつかあります。普段と見え方が違うだけで、新鮮な気分が味わえるでしょう。
近年はスマートフォンが普及していることもあって、昔に比べて簡単にきれいな写真が撮れるようになってきました。また、SNSなど、撮影した写真を投稿できる場所も増えているので、桜の撮影も楽しみ方のひとつとして広く行われています。
桜の楽しみ方の定番といえば花見です。春になると桜の名所には多くの花見客が訪れ、美しい桜や仲間・家族との団らんのひとときを楽しみます。桜の名所には屋台が出店されていることも多く、食べ物や飲み物を手に桜を鑑賞するのもおすすめです。
東京では桜の季節になると、桜にちなんださまざまなイベントが開催されます。その一部をご紹介します。
新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる庭園です。もともとは江戸時代の下屋敷があった敷地で、現在は国民公園として管理されています。大正時代から昭和初期にかけては「観桜会」という皇室行事が、現在は首相主催の「桜を見る会」が開催されているなど、古くから桜の名所として知られています。
そんな新宿御苑は、3月後半からの1か月間、毎年「春の特別開園」を実施しています。約1,000本の桜が見られる他、日本庭園やイギリス風景式庭園、フランス式整形庭園などさまざまな庭園が観賞できます。
マクセル アクアパーク品川は、水族館を中心としたエンターテイメント施設です。光や音、映像、動物の融合をテーマにしていて、単なる生き物の展示だけでなく、アトラクションやコンピュータを用いた演出など、さまざまな試みを行なっています。
SAKURA AQUARIUM by NAKEDは、マクセル アクアパーク品川で開催されるイベントのひとつで、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術を用いて館内に満開の桜を描きます。360度を桜に包まれる感覚は、デジタル技術ならではです。
上野恩賜公園は、東京都台東区にある公園です。園内は公園として整備されているのはもちろん、東京都美術館など、さまざまな施設が集まっています。高村光雲作の西郷隆盛像も設置されているなど、文化的な一面が強い公園です。
上野恩賜公園は、日本さくら名所100選に選ばれている桜の名所です。毎年シーズンには多くの花見客が訪れ、賑わいを見せています。春だけでなく、夏には蓮の花、冬にはさまざまな水鳥など、自然の魅力にあふれています。
隅田公園は、東京都台東区と墨田区にまたがる公園です。隅田川沿いにあり、右岸が台東区、左岸が墨田区となっています。関東大震災後の復興事業の一環として整備された公園で、野球場やテニスコートなどスポーツ施設も充実しています。
隅田公園も日本さくら名所100選に選ばれているスポットで、隅田川両岸の桜並木をはじめとして、多くの桜が植えられています。また、2003年から「隅田公園花の名所づくり事業」が進められていて、他にも梅やアジサイ、ヒガンバナなど、四季折々の花が楽しめます。
六義園は、東京都文京区にある都立庭園です。もともとは江戸幕府の5代将軍・徳川綱吉の側用人の下屋敷として造営された大名庭園で、明治時代に三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎に購入されたあと、昭和初期に東京に寄贈されました。現在は特別名勝に指定され、一般公開されています。
六義園はツツジの名所として有名ですが、庭園の入口近くにある巨大なしだれ桜も有名です。3月末頃から花を咲かせ、最盛期にはライトアップが行われます。
目黒川は、東京都世田谷区、目黒区、品川区にまたがって流れる河川です。古くは河口付近が港として利用されていて、さまざまな品が行き交う川だったことから、品川という地名の由来にもなっています。また、かつては目黒川で身を清めてから目黒不動尊に参拝していたことから、垢離取り(こりとり)という意味の「こりとり川」とも呼ばれていました。
目黒川沿いの桜並木は、東京都内では有名な花見スポットのひとつです。約4 kmにわたって続く並木道に、多くの花見客が訪れます。また、目黒川沿いにはさまざまな店舗が立ち並んでいるため、ショッピングと桜を一緒に楽しむことができます。
千鳥ヶ淵は、東京都千代田区にある皇居西側の堀です。もともとは川が流れていましたが、江戸城が拡張された際に半蔵門と田安門でせき止めて新しく作られました。現在でも堀には水が張り巡らされていて、都会とは思えないほど多種多様な生物が見られます。
千鳥ヶ淵は桜の名所として有名で、堀沿いに整備された遊歩道・千鳥ヶ淵緑道(ちどりがふちりょくどう)には約260本の桜が植えられています。桜のトンネルを歩いているかのような体験ができることから、シーズンには全国から花見客が訪れます。千鳥ヶ淵緑道にはボート乗り場もあり、千鳥ヶ淵の水面から桜を眺めることもできます。シーズン中は最寄り駅が大変混雑するため、周辺の駅を利用するのもおすすめです。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
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・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
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・観光先での入場券等は発行されません。
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