温泉だけじゃない！稲取のおすすめ観光スポットを紹介

伊豆は関東でも人気のリゾートスポット。コバルトブルーの海を眼前に、温泉や海の幸を堪能できます。伊豆旅行をさらに楽しむなら、温泉以外の魅力が満載の「稲取」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回は、東伊豆・稲取の特徴や、おすすめの観光スポットを「食べる」「体を動かす」「見て楽しむ」の3つのテーマでご紹介します。

東伊豆に位置する稲取は、温泉と自然に恵まれた豊かな港町。東京から列車で約1時間30分とアクセスに優れています。

伊豆には多数の温泉施設がありますが、稲取も情緒溢れる温泉街のひとつです。稲取には16件の宿泊施設があり、泉質が異なる全9種の温泉を楽しめます（※）。

また、「つるし人形」と呼ばれる雛のつるし飾りは稲取が発祥とされ、毎年1月下旬～3月下旬には、稲取各地でつるし人形を見て回れる「雛のつるし飾りまつり」が開催されます。

「稲取キンメ」と呼ばれる金目鯛は稲取のブランド魚。稲取で獲れる金目鯛の漁獲量は全国でも上位を占めています。

※参照元：稲取温泉旅館協同組合公式サイト（2021年2月時点）

稲取の食を堪能するなら、新鮮な金目鯛や地元の果物などを楽しめるスポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

特産品の「稲取キンメ」をはじめ、金目鯛は一年をとおして漁獲されますが、脂がのって旨味を増すのは12～3月といわれています。夏～秋は産卵期に入りふっくらとした身になり、季節により違った味わいを楽しめるでしょう。

さっそく、稲取の食を楽しめる観光スポットを見ていきます。

稲取漁港で毎週土日祝日に開催される名物朝市です。獲れたての魚介はもちろん、新鮮な地元野菜やフルーツ、磯のりを使用した伊豆名産の「ぐり茶」など多彩な特産品が並びます。

その場で食べられる「キンメの釜飯」や「キンメの煮付けまん」は港の朝市に訪れたら見逃せません。金目鯛の出汁がたっぷりの「キンメの味噌汁」は、なんと無料でお代わりも自由。

朝市の開催場所は「東伊豆町役場庁舎」です。毎年5月上旬には、「春の水産祭」による魚介の売出しも行なわれています。

JA伊豆太陽農協により、1987年に設立されたワイナリーです。主に地元のフルーツを原材料としたフルーツワインを製造しています。名産の伊豆みかんワインは糖度がのる11月から3月にかけて製造し、最終工程で半年間寝かせることでより味わい深いに。

伊豆みかんワインのほか、以下のようなラインナップがあります。

・アロエワイン

・ヤマモモワイン（限定品）

・うめワイン（限定品）

・さくらのお酒（限定品）

・ジャム、ゼリー　など

施設内では、工場見学や試飲も可能です。

稲取には、アクティビティにぴったりのスポットも豊富。温泉に入る前は自然に囲まれたスポットで思いきり体を動かしてみてはいかがでしょうか。

自然を肌で体感できる稲取ふれあいの森。日本で初めて常設されたクロスカントリーコース（1周5km）は稲取高原の中腹に位置し、稲取ふれあいの森はクロスカントリーコースの道中にあります。

コースの途中では展望台やツリーハウス、長い滑り台やアスレチックを楽しめます。ロープで整備されたクロスカントリーコースの山道はウォーキングにもぴったり。

稲取の自然に囲まれ、おとなもこどももリフレッシュできること間違いありません。

東京ドーム約26個分の広さ（面積約125ヘクタール）をほこる稲取の高原スポットです。

毎年2月には1日がかりで大規模な「山焼き」が行なわれ、高原の美しい草原風景が守られています。

春には山菜狩りを楽しめるほど植物に恵まれ、秋には高原いっぱいのススキが稲取の秋を金色に彩ります。

また、細野高原では「ツリーハウス村 キャンプ場」でのキャンプや「パラグライダー体験」など多彩なアウトドア体験が可能。テレビドラマの撮影に使用されたロケ地が10ヶ所以上あるなど、見所も満載です。

磯 Sea Garden IKEJIRI（旧ウキウキビーチ）は、岩場に囲まれた天然海水浴場です。

波の立たない磯浜ではこどもも立てる浅い海辺でカニや魚など海の生きものを観察できます。周辺では休憩所と売店を利用でき、シャワー利用は無料です（更衣室は有料）。

2020年のリニューアルにより海水浴エリアが拡大され、より快適に遊べる浜辺となりました。磯 Sea Garden IKEJIRIのすぐ隣では、海浜プールも楽しめます。

稲取で旅行の気分を味わいつつ、ゆっくりとした時間を過ごすなら、見て楽しめる観光スポット巡りがおすすめです。おとなもこどもも見て楽しめる観光スポットをいくつかご紹介します。

特色が異なる3つのエリアからなる複合レジャー施設です。アニマルゾーンでは、人気の大型動物や肉食獣に出会える「ウォーキングサファリ」や、小動物とのふれあいを楽しめます。

連絡通路でスポーツゾーンやアトラクションションゾーンへ行けば、本格的なパターゴルフやスリル満点のアトラクションも体験可能です。

アニマルゾーンの観覧イベントやエサやり体験で1日過ごす、プレイゾーンで遊園地も満喫するなど、多彩な楽しみ方ができるスポットです。

平成15年から現在まで稼働している東伊豆町風力発電所。発電された電気は売電されたのち、東伊豆町内で実際に使用されています。

風車周辺や風車内部は事前予約なしで見学が可能で、夏休みシーズンには多くの見学者で賑わいます。晴天時は青空にそびえる迫力満天の風車を真下から眺められ、自然や環境維持の大切さを肌で感じられます。

「伊豆アニマルキングダム」や「稲取ふれあいの森」からもアクセスしやすいため、周辺スポットを訪れた際は立ち寄ってみましょう。

稲取発祥の「雛のつるし飾り」を見て回れる展示館です。

江戸後期ごろから稲取温泉に伝えられたつるし人形は現在まで地元の人々に愛され、毎年早春には地域をあげて「雛のつるし飾りまつり」が開催されます（2021年は1月20日～3月31日に開催予定）。

雛の館では、つるし飾りの展示だけでなく、製作体験や絵手紙コンテストなどのイベントも実施されます。

伊豆稲取駅から徒歩でアクセスできる雛の館は、稲取の文化に触れられる貴重な文化スポット。公園内には50名まで入浴可能な「雛の足湯」もあります。

東伊豆の豊かな自然と海の幸に恵まれた稲取は、温泉もアクティビティも楽しめるリゾートスポット。旅行のテーマに合わせて観光スポットを選び、稲取のグルメや景色、自然を堪能しましょう。

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