静岡県・下田は、開国の舞台として知られ、どこを歩いても海と異国情緒が感じられる人気観光地です。東京から列車で約2時間半と、車がなくてもアクセスしやすく、駅から徒歩やバスでめぐれるスポットが充実しています。
この記事では、1泊2日で「下田らしさ」をたっぷり味わえる充実のモデルコースをご紹介します。日帰り旅行にも応用できるプランなので、週末の小旅行を計画中の方は参考にしてみてください。
目次
1日目は、下田駅から歩いて巡れるエリアを中心に、港町の情緒と開国の歴史を感じるスポットを訪れます。車なしでも、「歩くだけで絵になる」ルートで、下田の魅力を存分に満喫できるでしょう。
下田観光の旅は、「伊豆急下田駅」からスタートします。東京からは、JR「東京駅」から特急「踊り子号」や観光特急列車「サフィール踊り子号」を利用するのがおすすめです。乗り換えなしで約2時間40分と、車窓の景色を楽しみながら快適にアクセスできます。
駅に到着したら、まずは観光案内所などで施設やバスの最新情報などを確認しておくと、その後の散策がスムーズです。駅周辺にも旅の気分を高めてくれるスポットがあり、ここから始まる下田の旅への期待が膨らみます。
下田駅前からすぐの場所にある「下田ロープウェイ」は、手軽に絶景を楽しめる人気スポットです。ロープウェイに乗って寝姿山(ねすがたやま)の山頂へ上がると、目の前には下田の美しい港と、遠く伊豆諸島までを一望する大パノラマが広がります。開放感あふれる景色に、旅の疲れも癒されるでしょう。
山頂には、景色を楽しめる展望台のほか、「恋愛のパワースポット」として知られる愛染堂(あいぜんどう)も鎮座しており、訪れる人々の人気を集めています。港町・下田の全体像をまずここで掴んでから、町歩きをスタートするのもおすすめです。
下田港では、開国の歴史に思いを馳せる遊覧船体験が待っています。遊覧船 黒船「サスケハナ」に乗り込み、約20分かけて下田港を周遊するクルーズは、下田ならではの特別な体験です。船上から見渡す下田の街並みや、波間に揺れる船の姿は、陸から見る景色とはまた違った趣があります。
心地よい潮風を感じながら、ゆったりと巡る港内めぐりは、歴史の舞台となった海を肌で感じるひとときです。幕末の志士たちも見たであろう景色を眺めながら、しばしロマンあふれる時間を楽しんでみてください。
下田の歴史散策で欠かせないのが、幕末の悲劇のヒロインとして知られる「唐人お吉」ゆかりの寺院、「宝福寺」です。この寺は、米総領事ハリスの侍女として仕えたお吉の墓所がある場所で、境内には彼女の資料を展示する記念館もあります。
また、ここは坂本龍馬が土佐藩からの脱藩の許しを請うために滞在した場所としても知られています。歴史の転換点で重要な役割を果たした人物たちの足跡を感じながら、静かな境内で歴史の深みに触れましょう。
「了仙寺」は、ペリー提督が日本との交渉の舞台として使用した、歴史的に非常に重要な寺院です。ここで日米和親条約の付録条約である下田条約が調印されました。境内には、当時の様子を伝える資料を展示した「MoBs 黒船ミュージアム」が併設されており、ペリー来航に関する貴重な史料を見学できます。
教科書だけでは分からない、当時の緊迫した空気や歴史の息吹を間近に感じられる名所です。開国の舞台となった下田の歴史を深く知りたい方には、ぜひ訪れてほしいスポットです。
了仙寺から下田公園へと続く「ペリーロード」は、下田観光で人気の高い散策スポットの一つです。平滑川(ひらなめがわ)沿いに続く約500メートルの石畳の道は、なまこ壁の建物やレトロな洋館が並び、異国情緒あふれる雰囲気が漂います。どこを切り取っても絵になる風景が広がっており、絶好のフォトスポットです。
通り沿いには、古民家を改装したおしゃれなカフェや雑貨店が点在しており、散策の合間に立ち寄るのも楽しみの一つです。柳並木が揺れる川沿いをゆっくりと歩きながら、開国の歴史と現代が融合した、下田ならではのノスタルジックな時間を感じられるでしょう。
ペリーロードを抜けた先にある小高い丘、「下田公園」は、下田湾を一望できる絶好のビュースポットです。園内は自然豊かで、散策路も整備されており、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。特に初夏には、園内を埋め尽くすあじさいが見事に咲き誇り、「あじさい祭」が開催される花の名所としても有名です。
園内には開国の歴史にまつわる記念碑も点在しており、景色を楽しみながら歴史散歩もできます。高台から見下ろす下田港の眺めは格別で、散策の途中に立ち寄れば気分転換にもぴったりです。
下田の豊かな自然を体感するなら、「下田海中水族館」がおすすめです。ここは、実際の入り江を利用して作られたユニークな水族館で、海に浮かぶ円形の水族船「アクアドーム」が特徴的です。まるで海の中を散歩しているかのような感覚で、伊豆の海に生息する魚たちを間近で観察できます。
海上デッキでのびのびと泳ぐイルカたちのショーや、海の生き物たちとのふれあい体験など、下田らしい海の楽しみ方が詰まっています。自然の海をそのままに活かした展示は迫力満点で、子どもから大人まで楽しめるスポットです。
2日目はバスを利用して、1日目には足を延ばせなかったエリアの絶景スポットをめぐります。神話の舞台や、自然が作り出した神秘的な景観を訪れ、下田の雄大な自然の魅力をゆったりと体感しましょう。
なお、紹介するスポットをすべて一度に巡るのは時間的に難しいため、気になる場所や好みの場所を選ぶのがおすすめです。なかでも、「須崎海岸と爪木崎」は同じ半島内に位置しており、歩いても巡れるエリアです。「龍宮窟と田牛サンドスキー場」も至近にあるため、セットで訪れると効率よく楽しめます。
2日目のスタートは、伊豆最古の宮として知られる「白濱神社」から。縁結びにご利益があるとされ、古くから信仰を集めてきました。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい白浜海岸の北端に位置し、その歴史は2400年以上とも伝わるパワースポットです。
神社の見どころは、本殿裏手の海岸に立つ赤い鳥居です。青い海と空を背景に、荒々しい岩場に立つ鳥居の姿はまさに絶景で、神聖な空気が漂います。白浜の美しい景色と、厳かな神社の雰囲気を同時に感じられる、清々しい朝の散策にぴったりのスポットです。
続いて訪れたいのが、下田市街地の南東に位置する須崎半島です。このエリアは「須崎海岸」と呼ばれ、伊豆半島の成り立ちを感じさせるごつごつとした岩場や断崖が続く、雄大な景観が魅力です。海岸沿いには「須崎遊歩道」が整備されており、海のすぐそばを歩きながら、迫力ある景色を楽しめます。
途中にある庚申堂の右上の石室には、33観音と閻魔様が祀られているのが見られます。遊歩道の一部が通行止めになっている場合もあるため、事前に情報を確認しておくのがおすすめですが、バス停付近を散策するだけでも、荒磯に打ち付ける波や断崖の迫力を十分に体感できるでしょう。
須崎半島の先端に位置するのが「爪木崎」です。青い海と空に映える白い灯台がシンボルで、柱状の岩が連なる「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」の断崖が織りなす景観は、まさに圧巻の一言です。ごつごつとした岩場と力強い海の眺めが、自然の造形美を感じさせてくれます。
周辺には「爪木崎花園」を中心とした公園エリアも整備されており、海岸風景と合わせて散策が楽しめます。特に冬は水仙の大群生地として知られ、例年12月下旬〜1月下旬頃のシーズン中には、甘い香りに包まれながら一面に咲く白い花と海のコントラストを堪能できるでしょう。
下田の絶景スポットとして、近年特に人気を集めているのが「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」です。この場所は、波の浸食によってできた海蝕洞(かいしょくどう)で、洞窟の天井の一部が崩れたことで、直径50メートルほどの天窓が空いています。上の遊歩道から洞窟を見下ろすと、その地形がまるでハートの形のように見えることから、パワースポットとしても注目されています。
洞窟の内側は、波が静かに打ち寄せる神秘的な空間が広がっています。また、洞窟の上には遊歩道が整備されており、上からハート形の天窓を覗き込むこともできます。自然が長い年月をかけて作り出した、不思議で美しい光景に癒されましょう。
龍宮窟から歩いてすぐの場所には、ユニークな体験ができる「田牛(とうじ)サンドスキー場」があります。ここは、海岸の風によって砂が積み上がってできた天然の砂丘で、その急な斜面をそりで滑り降りる「サンドスキー」を楽しめるスポットです。
そりはレンタルすることもでき、大人も子どもも夢中になれる爽快なアクティビティです。目の前に広がる青い海に向かって、砂の斜面を滑り降りる体験は、他ではなかなか味わえません。下田の美しい海を背景に、アクティブな思い出を作るのにぴったりの場所です。
下田観光の最後に立ち寄りたいのが、下田港に面した「道の駅 開国下田みなと」です。下田駅からも徒歩圏内、またはバスですぐの場所にあり、アクセスも便利です。館内には、地元の新鮮な海の幸が味わえるレストランや、金目鯛をはじめとする下田のお土産がそろうショップが充実しています。
また、歩いてすぐのまどが浜海遊公園には、海を眺めながら利用できる足湯スポットもあり、バスや列車の時間まで、散策で疲れた足を癒しながらゆったりと過ごせます。
道の駅で下田の幸やお土産を調達したら、帰路につきます。伊豆急下田駅から特急「踊り子」号や「サフィール踊り子号」に乗れば、再び東京駅まで乗り換えなしで快適に戻れます。車窓を流れる伊豆の景色を眺めながら、歴史と絶景に満ちた1泊2日の旅を振り返るのも、また格別な時間です。
伊豆急下田駅周辺は徒歩圏内に観光名所が多く、今回のモデルコースでご紹介した1日目の港町コースだけでも、下田の定番スポットを満喫できます。東京から特急で約2時間半というアクセスの良さもあり、日帰り旅行でも十分に楽しめるのが下田の魅力です。
しかし、「東京駅」と「伊豆急下田駅」間を毎日運行している踊り子号の本数は多くなく、列車の時間によっては現地であまり時間がとれないこともあるので、事前に列車の運行スケジュールを確認しましょう。
もし時間に余裕があるなら、1泊するのが断然おすすめです。夜は港の灯りを眺めながら温泉につかり、朝は朝焼けの中の散歩や朝食を楽しむ、そんな時間こそ、この町の本当の魅力かもしれません。自分の旅のスタイルに合わせて、日帰りか宿泊かを選べるのも嬉しいポイントです。
ここでは、本モデルコースでの宿泊先としておすすめの宿を、4つ厳選して紹介します。
※記事で紹介している宿泊施設のサービス等は変更になることがあります。最新情報はプラン詳細ページや施設公式サイトなどをご参照ください。
豊かな自然に囲まれた、里山の温泉宿です。伊豆急下田駅からの送迎バス(要予約)や路線バスを利用すれば、約20分で到着します。落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと旅の疲れを癒したい方におすすめです。
自慢の自家源泉は「相玉温泉」。pH9.4のアルカリ性単純温泉で「美肌の湯」とも称されます。大浴場や露天風呂で、温泉を心行くまで堪能しましょう。お部屋は露天風呂付きからスタンダードな和モダンまで、お好みに合わせて選べます。静かな環境で、上質な休日を過ごしましょう。
伊豆を代表する白浜海岸が目の前に広がる、絶好のロケーションが魅力の温泉リゾートです。伊豆急下田駅からは、送迎マイクロバスが定時運行しており、約10分でアクセスできるのも嬉しいポイントです。
客室はオーシャンビューが中心で、青い海と白い砂浜が織りなす景色を独り占めできます。温泉は、弱アルカリ性硫酸塩泉の「龍神の湯」と、単純温泉の「蓮台寺の湯」の2種類の源泉を楽しめるのも魅力です。波音をBGMに露天風呂につかれば、日頃の疲れも癒されます。
下田港を一望する高台に位置し、その眺望の良さで知られる和風旅館です。伊豆急下田駅からは、送迎(要事前連絡)が利用できるのも魅力です。歴史ある下田の街並みや、行き交う船を眺めながら、静かなひとときを過ごせます。
この宿の自慢は、何といってもお風呂からの絶景。特に庭園露天風呂からは、下田湾の景色をパノラマで楽しめます。お食事は、金目鯛といった下田ならではの新鮮な海の幸が中心。港町の風情と温泉をじっくりと味わいたい方におすすめです。
南伊豆の美しい弓ヶ浜海岸のほとりに佇む、上質な温泉宿です。伊豆急下田駅から予約制のシャトルバスが運行しており、約20分で到着します。豊かな自然に囲まれた静かな環境で、ゆったりとリゾート気分を味わえます。
館内は落ち着いた和の空間が広がります。大浴場には岩・石・檜の3種の露天風呂が併設されておりミネラルを豊富に含む温泉を楽しむことができます。3つある貸切露天風呂は、空いていればいつでも利用することができるのも魅力の一つです。伊豆の海の幸をふんだんに使ったお料理とともに、ワンランク上の休日を過ごせるでしょう。
開国の歴史が息づく街並みと、雄大な自然が織りなす絶景。静岡県・下田は、東京から列車で気軽にアクセスでき、車がなくても存分に楽しめる魅力的な観光地です。歴史を感じるペリーロードの散策から、バスで巡る海岸線の絶景スポットまで、1泊2日あれば「下田らしさ」をたっぷり味わえます。
旅行の手配は、列車と宿泊施設がセットで申込みできる「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」が便利です。観光特急列車「サフィール踊り子号」も選択可能です。次の休日はぜひ、列車で魅力あふれる下田へ出かけてみてはいかがでしょうか。
ご利用上の注意事項
【ご利用上のご注意】
・申込完了後の手配内容の変更(日付・プラン内容・列車の時刻や座席・増員や減員等)は一切できません。
・以下の操作を行うと不具合が発生する可能性がございます。
推奨環境以外での操作
複数のブラウザを立ち上げての操作
予約操作画面で「ブラウザの戻るボタン」を利用した操作
・同行者全員が同一行程となります。異なる発着地やプラン内容を1つの申込として手配することはできません。
【ご旅行代金・お支払いについて】
・ダイナミックレールパックは価格変動制を採用しており、需給や市場状況に応じて柔軟に価格が変動いたします。このため、同一の列車・区間、同一の宿泊施設・プランであっても、お申込の時期により金額が異なる場合があります。また、1ヶ月前の列車確定時に旅行代金を再計算するため、乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、
お申込時に表示していたお見積額と実際の旅行代金が異なる場合があります。
・乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、利用列車確定時、旅行契約締結前に確定した旅行代金を表示しますので、ご確認の上ご予約ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
【列車・きっぷについて】
・旅行商品にご利用いただける座席数には制限がございます。一般発売されている座席に空席があっても手配できない場合がございます。
・(契)乗車票は、原則普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・シートマップ(座席位置の指定)は乗車日が1か月以内(列車の指定席発売後)の場合のみご利用いただけます(一部列車を除く)。
・新幹線の車イス対応座席等をご希望の場合、ご出発日前日から起算し、土日祝日を除いた10日前までにお申し出ください。満席等の理由によりご希望に添えない場合がございます。 詳しくはこちら
・新幹線eチケットサービス対象外のため、Suica等のICカードとの紐づけはできません。
【その他】
・上記以外のご案内については、びゅうトラベルサイト内「ご利用ガイド」および、操作時の各画面にございます「ご注意」を必ずご確認ください。
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