梅雨の雨は一日降り止まないことが多く、旅行の行き先選びが難しいもの。週末の天気予報を見て「外に出たくないな……」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、多くの方が外出を控えるからこそ、梅雨は人混みを避けやすい時期でもあります。梅雨ならではの楽しみ方を知って上手に旅行先を選べば、この時期だけのノスタルジックな旅行を満喫できること間違いありません。
そこで今回は、梅雨シーズンの旅行を楽しむ方法や、6~7月に行きたいおすすめの旅行スポットをご紹介します。
梅雨シーズンは雨天が続きやすいですが、低気圧や梅雨前線の動きによっては晴れ間が見られることもあります。週間予報をチェックして、休日に雨が降らないようなら、屋外の観光スポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
梅雨シーズンは蛍やあじさいなど、この時期にしか見られない風物詩が満載です。雨が降り出したらすぐに雨宿りするのではなく、雨の日ならではのノスタルジックな写真撮影に挑戦してみるのもおすすめです。
また、「一日中雨の予報が出ている」「雨のなかの移動は避けたい」という場合は、屋内で過ごせる旅行先を選びましょう。室内で展示物を見て回れる場所や一日遊べる屋内複合施設、ゆっくり過ごせる温泉宿などは天候に左右されずに旅行を楽しめるスポット。
どうしても雨の日の旅行を避けたいなら、国内で唯一、梅雨シーズンがないといわれる「北海道」へ足を運んでみるのもおすすめです。6~7月の北海道旅行ならジメジメした気候に悩まされず、晴々した気持ちで旅行を楽しめるでしょう。
なお、梅雨シーズンは行き先により気温の感じ方が異なるため、着脱しやすい上着を着用(または持参)していきましょう。通気性の良い服装と防水性のある靴やバッグを選ぶことも、梅雨シーズンの旅行を快適に過ごすためのポイントです。
梅雨シーズンは、雨のストレスを受けにくい場所を選ぶことはもちろん、一緒に旅行へ行く人の好みを考慮して「雨でも楽しめるかどうか」を考えて選ぶことが大切です。ここからは、梅雨シーズンでも快適に過ごしやすいおすすめの旅行先をご紹介します。
長野県軽井沢の星野エリアにある「ハルニレテラス」は、軽井沢の日常をコンセプトにした16のショップやレストランが並ぶ商業施設です。湯川の清流に沿って自生していた100本以上のハルニレの木を活かしながら、建物をウッドデッキでつなぎ、小さな街のようになっています。
例年6月上旬から7月上旬には、100本以上のカラフルな傘が街を彩る「軽井沢アンブレラスカイ」が開催されます。雨の日にはウッドデッキが水鏡のようになり、頭上の傘が映り込みます。また、ウッドデッキが濡れると、森の生き物を表現した模様が浮かび上がるレイニーアートも楽しめます。
尾瀬は福島県、群馬県、新潟県、栃木県の4県にまたがる国立公園です。尾瀬の魅力は、本州最大級の高層湿原である「尾瀬ヶ原」をはじめとした湿原の美しさ。春には水芭蕉、夏にはニッコウキスゲ、秋には草紅葉と、季節ごとに異なる表情を見せてくれるので、季節を変えて何度も訪れたくなります。
水芭蕉が見頃を迎えるのは梅雨シーズン。例年5月下旬に咲き始め、6月上旬に見頃を迎えます。雨の日には、水芭蕉の花びらに水滴がつき幻想的な光景が見られます。
また、同じ頃にリュウキンカという黄色い花も見頃を迎え、春の湿原を彩ります。梅雨時期ならではの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
国内でも有数の港町で知られる小樽。かつて、小樽港の繁栄を支えた小樽運河は、昭和61年の埋め立てや運河沿いの整備を経て、観光地へと生まれ変わりました。
レンガ造りの倉庫街とガス灯が並ぶ小樽運河沿いでは、異国情緒の漂う眺めを楽しめます。夜には小樽運河一帯がガス灯の温かな灯りで包まれ、ロマンチックな景観に早変わり。
東北以南で梅雨シーズンとなる6~7月でも小樽運河なら、からりとした空気のなかで涼やかな散策が楽しめます。6~7月、小樽市の例年の平均気温は15~20℃。梅雨シーズンのどんよりした気分を忘れて、北海道旅行を満喫できるでしょう。
宮沢賢治の世界観が再現された施設です。敷地内にはコンセプトの異なる7つの見どころがあり、晴れていれば屋外の庭園風景や広場の体験型オブジェを楽しめます。
7つの見どころのうち、「賢治の学校」と「賢治の教室」は屋内展示を楽しめるエリア。宮沢賢治の作品に登場する、さまざまなキャラクター(オブジェ)が作り出す幻想的な空間は、大人もこどもも時間を忘れて過ごせること間違いありません。賢治の教室内にあるショップでは、宮沢賢治作品の関連グッズや花巻市の名産品を購入できます。
屋内で充実した時間を過ごしやすいスポットのため、梅雨シーズンの旅行先にぴったりです。
山形県庄内の海や川をコンセプトに、展示やイベントを通して水中生物の生態や浜文化を伝える水族館です。
「庄内の淡水魚・海水魚」を間近で見られるエリアや、常時60種類以上のクラゲ展示がある「クラネタリウム」、キュートなゴマフアザラシを観覧できる「アザラシプール」など、見どころが満載。
ウミガメ展示のある「キッズコーナー」では、屋内で磯遊びを楽しめます。展示を観て回るだけでなく、解説イベントやアシカショーなども観覧できるので、雨の日でも一日楽しめるでしょう。
全長50mのウォータースライダーを完備した屋内プールや、水着で入れる屋内温泉が充実した複合リゾート施設です。
敷地内は屋外ゾーンと屋内ゾーンに分かれ、エリアごとに異なる楽しみ方ができる点が魅力。晴れていれば、屋外の温泉テーマパーク「スパガーデンパレオ」で温泉浴を満喫できます。
巨大プールの「ウォーターパーク」や、吹き抜けで開放感あふれる「スプリングパーク」は、天候に左右されない全天候型の施設。屋内だけでも一日中遊べるほど、プールや温泉のバリエーションが豊富なうえ、ファイヤーダンスやフラダンスなどのショーも楽しめるので、こどもから大人まで楽しめること間違いありません。
梅雨シーズンに訪れれば、南国ムードに包まれて少し早いレジャープール旅行を楽しめます。
那須連山は、一年を通して旅行客が訪れる人気の高原スポットです。5月中旬から6月上旬には中大倉山一帯に自生する、およそ3万株のゴヨウツツジが見頃を迎えるので、本格的な梅雨が訪れる前に足を運んでみてはいかがでしょうか。
梅雨シーズンは、霧がかる幻想的な那須の風景を眺めながら、静かな旅行を楽しめるでしょう。那須周辺には、美術館や博物館、日帰り入浴が可能な温泉施設などがさまざまあります。
ステンドグラスやオルゴール、クラシックカーなど好みの美術館・博物館をめぐったり、風情ある空間でひとときの癒しを楽しんだりと、雨の那須を満喫しましょう。
白根山のふもと、標高1,200mの高地に広がる草津温泉。毎日湧き出る温泉量は日本一を誇り、周辺には趣の異なるたくさんの温泉宿があります。迫力満点の湯畑や風情ある温泉街、湯もみショーなど見どころが多く、一年を通して多くの旅行客が訪れています。
なかでも、トップシーズン(8月、12月~3月)は多くの旅行客で賑わいますが、ゴールデンウイーク後は梅雨シーズンを迎えるにつれ、人の流れは穏やかになります。
日帰り湯をはしごしたり、雨の温泉街を浴衣で散策したりと、梅雨シーズンはのんびりとした観光を楽しむことができるでしょう。
豊かな自然と温泉、寺社や美術館などの観光を楽しめる箱根。梅雨シーズン(6月中旬~7月中旬)には「箱根登山鉄道」の沿線に約1万株のあじさいが咲き、この季節ならではの美しい車窓を眺められます。
周辺には「箱根園水族館」や「箱根ガラスの森美術館」、「箱根小涌園ユネッサン」など、雨の日でも楽しめる屋内施設が豊富です。テーマに合わせた梅雨の旅行を計画して、梅雨の箱根を満喫しましょう。
「新潟人も知らない新潟を売る新潟の専門店」として、越後湯沢駅、新潟駅、長岡駅構内に施設を構え、日本酒やお菓子、日本海産の素材を使った食品などを販売しているぽんしゅ館。利き酒コーナーでは、新潟全酒蔵の代表銘柄を取り揃えています。受付で500円を払い5枚のメダルとお猪口をもらったら、たくさん並んだ利き酒マシーンから好みの銘柄を選びます。コインを入れてボタンを押すとおいしい地酒が注がれます。
日本酒だけではなく、新潟県内産のお米やお米を使ったお菓子なども販売されているため、お酒好きの方はもちろん、お土産探しをしたい方にもおすすめです。
例年の東日本の梅雨入りは6月上旬、梅雨明けは例年7月下旬です。梅雨シーズンに入り雨が続くと梅雨明けが待ち遠しくなりますが、一年のなかでは、梅雨シーズンと呼ばれる期間は案外短いものです。梅雨ならではの景色を堪能しながら、快適な梅雨の旅行を楽しみましょう。
びゅうトラベルでは、東日本各地へのJRと宿泊がセットになったお得なプランを多数掲載しています。ぜひ、この梅雨の旅行に向けてチェックしてください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・観光プランのみのご利用はできません。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。