世界に誇る大都市・東京！旅行の前に知っておきたい、東京のことや旅のポイントをご紹介！

日本が世界に誇る大都市、東京。東京には魅力的なスポットがたくさんあり、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れます。そんな東京だからこそ、旅行の前にはしっかりと下調べをして、スムーズに観光できるように準備しましょう。

そこで今回は、東京旅行の前に知っておきたい東京の特徴や旅行の注意点、ぜひとも訪れたいおすすめの観光スポットについてご紹介します。

東京都は関東平野の中央部に位置し、東京湾に面しています。明治維新によって日本の体制が大きく変わったことをきっかけに、明治2年（1869年）に京都から都が移されて以降、日本の中心都市として栄えてきました。経済規模も大きく、東京のGDPはメキシコや韓国などを上回っているとされています。

東京都は23特別区を中心に、26市、5町、8村で構成されています。その人口はおよそ1,380万人（2018年6月1日現在）。これは、世界の都市の中でも最大の人口で、スイスやベルギー、スウェーデンといった国よりも多いことで知られています。また、東京は面積が小さく、人口密度が非常に高いことも特徴のひとつです。

東京都の気候は、全体的には夏季は高温多雨、冬季は乾燥することが多いとされています。近年はゲリラ豪雨が発生することが増えていたり、豪雪の被害が発生したりと、やや気候が乱れることが増えています。夏や冬に東京観光に訪れる際には、こういった点にも注意が必要です。また、23特別区エリアはヒートアイランド現象の影響が日本で最も大きいとされているので、夏場は熱中症の対策も怠らないようにしましょう。

東京の観光のメインは、23特別区に集中しています。23特別区はいくつかのエリアに分かれていて、それぞれに特徴があります。東京旅行に行く前には、各エリアの特徴についておおまかにでも知っておくと、旅行のプランを立てやすいでしょう。

山の手エリアは、東京23区の西側のこと。明治維新によって東京に都が移ったあとに発展したエリアなので、東京都の中でも比較的新しいエリアだといえます。

山の手エリアの魅力は、ファッションやグルメといった流行の発信地であるということ。新宿や渋谷、池袋といった若者の街がエリアの中心となっていることから、最先端の東京を楽しむことができます。

下町エリアは、東京23区の東側のエリアです。山の手エリアとは対になるエリアで、明治維新以前、まだ東京が江戸だった時代に栄えていました。

このエリアの中心地は、浅草や上野といった古き良き時代の雰囲気が今でも残されているレトロな地域です。老舗や神社仏閣など歴史を感じられるスポットが多く、かつての東京を知るにはぴったりのエリアだといえます。その一方で、秋葉原や東京スカイツリーなど、現在の東京を代表するスポットが含まれているのも面白いポイント。

下町エリアを散策すれば、東京の今と昔が入り混じった光景に遭遇できるでしょう。

中央エリアは山手線の内側、東京の中心地ともいえるエリアです。六本木や赤坂、表参道など、東京を代表するハイセンスな街並みが広がっています。

このエリアの特徴は、海外ブランドのショップや高級レストランが立ち並ぶ高級感です。また、六本木ヒルズをはじめとしたおしゃれなビルや店舗が数多くあり、国際都市としての雰囲気も強くなっています。

ビジネス街でもあることから外国人のビジネスマンも多くみられ、これも国際色を強めるのに一役買っているといえるでしょう。

銀座エリアは、東京駅や銀座を中心としたエリアです。中央エリアが新しいショッピング施設などが集まるエリアなら、銀座は昔ながらの老舗が集まるエリア。東京の繁華街といえば銀座、と真っ先に名前があがるほど、銀座は古くから東京のショッピングの中心地となっています。近年は新しい店舗も増え、観光地としての人気も高まっています。

東京駅周辺はビジネス街としての色が濃いエリアですが、近年は丸ビルなどの商業ビルも建てられ、おしゃれな雰囲気のある街になっています。東京駅や皇居など、見どころのあるスポットも数多く点在しています。

東京旅行を楽しむためには、いくつか注意点があります。事前にしっかり確認して、スムーズに観光できるように準備しましょう。

上述したように、東京は23区だけでもさまざまなエリアに分かれているので、観光では主に公共交通機関を用いて移動することになります。

東京にはJR山手線をはじめとして、多くの路線が走っています。乗降客数世界一ともいわれる新宿駅をはじめ、大きな駅がいくつかあります。東京に慣れていない人は乗る路線を間違えたり、出口がわからなかったりということが多くあります。特に乗り間違いは多いので、しっかりと確認するようにしましょう。また、スムーズに電車を利用するには、ICカードが便利です。

東京はさまざまなスポットが密集しているため、電車やバスを降りてから目的のスポットまでは、徒歩で移動することが可能です。そのため、歩きにくい靴を履いていくと、疲れがたまり、十分に観光を楽しめない可能性があります。徒歩移動を考慮して、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。

また、東京スカイツリー周辺はスカイツリータウンとして開発されていて、東京ソラマチなどの商業施設がオープンしています。水族館やプラネタリウムといったレジャー施設もあるので、一日中楽しめるでしょう。

浅草寺は全国的にも有名な寺院で、初詣の参拝客数が毎年全国TOP10に入るなど多くの観光客が訪れます。浅草寺の象徴ともいえる雷門をはじめとした境内の建築物はもちろん、浅草寺に至るまでの参道である仲見世の賑わいも人気です。

東京駅は、東京都を代表するターミナル駅のひとつです。山手線や中央線などのJR東日本路線の他、東京メトロも乗り入れています。東海道新幹線や東北新幹線の起点駅となっていることから、特に新幹線の玄関口として広く活用されています。

東京駅は移動の起点としての役割はもちろん、駅自体がひとつの観光スポットとなっています。国の重要文化財にも指定されている東京駅丸の内駅舎の復元プロジェクトが行われた結果、創建された大正３年（1914年）当時の姿を取り戻し、歴史を感じさせる建築物となっています。また、再開発に伴って東京ステーションシティという商業施設群も開業し、グルメやショッピングなども楽しめる観光スポットとなりました。