注目の静岡デスティネーションキャンペーン！春の旅行は静岡に決まり！

東海地方に位置する静岡県。静岡といえば富士山や伊豆、うなぎ、お茶などが有名です。しかし、それは静岡のほんの一部でしかありません。静岡には他にもさまざまな魅力があります。

そんな静岡の魅力をたっぷりと満喫するのにおすすめなのが、静岡デスティネーションキャンペーンです。静岡デスティネーションキャンペーンは2019年4月からJR各社や旅行会社が協力して開催する大型観光キャンペーンで、静岡を楽しむならぜひとも押さえておきたいイベントです。

そこで今回は、静岡デスティネーションキャンペーンが始まる前に知っておきたい静岡の魅力についてご紹介します。

静岡には大きく分けて、5つのエリアがあります。それぞれで特徴が異なるので、静岡旅行に出かける前にはチェックしておきましょう。

静岡の観光エリアとして最も有名なのは、伊豆エリアでしょう。伊豆エリアは、静岡東部にある伊豆半島全域を含んだエリアを指します。熱海温泉や伊東温泉、修善寺温泉など、数多くの温泉街がある日本でも屈指の温泉エリアとしても知られています。また、伊豆エリアは海や山などの自然が豊かなことも特徴的です。アクティブに過ごしたい方にもおすすめです。

富士山エリアは、伊豆エリアの北側に位置するエリアです。文字通り富士山を中心としたエリアで、さまざまな角度からの富士山の眺望が楽しめます。もちろん、富士山は見るだけではありません。富士登山に挑戦したり、富士山に関連するスポットを訪れたりと、楽しみ方はさまざまです。

するがエリアは、静岡県の中央に位置するエリアです。するがエリアでは、富士山エリアとはまた違った富士山の見え方を楽しむことができます。例えば、日本三大松原の一つである三保松原と富士山のコラボレーションは必見です。また、するがエリアには駿河湾があり、歌川広重の描く浮世絵の景色も楽しめます。かつての宿場町の面影が残されている地域もあり、歴史も感じられます。

中東遠エリアは静岡の南西部に位置するエリアです。中東遠エリアには日本の原風景ともいえる景色が広がっていて、長閑な雰囲気が楽しめます。また、中東遠エリアには遠州（えんしゅう）の小京都ともいわれる森町を中心に、歴史や伝統が感じられるスポットも数多くあります。

浜松・浜名湖エリアは静岡県の西部に位置するエリアです。浜松はウナギや餃子といったグルメが有名で、静岡県西部を代表する街だといえます。そんな浜松の西側には海水と淡水が混ざった汽水湖である浜名湖があり、湖ならではの自然が楽しめます。湖だけでなく、このエリアには天竜川をはじめとした山や川の自然も豊富です。

静岡といえば、自然が豊かなエリアです。富士山や天城山などの山の自然、伊豆の海や浜名湖などの水の自然と、さまざまな自然が楽しめます。

中でもおすすめなのが、豊かな自然によって生み出された絶景。静岡にはたくさんの絶景スポットがあり、山や海、川などその種類もさまざま。それぞれのスポットごとに異なる魅力が楽しめるので、絶景巡りをしてみるのもおすすめです。

ここでは、山、海、川の3つの絶景をご紹介します。

三島スカイウォークは、静岡県三島市にある吊橋の愛称です。正しくは、「箱根西麓・三島大吊橋」といいます。全長400mという長さは歩行者専用吊橋としては日本最長で、迫力のある景色が楽しめます。

三島スカイウォークの最大の特長は、富士山や駿河湾といった静岡を代表する自然を一望できる絶景です。360度どこを見渡しても絶景を収めることができる、三島の新名所だといわれています。周囲には展望デッキやスカイガーデン、レストランなど、ゆったりと過ごせるスポットもあります。

石廊崎は、伊豆半島の南の端にある岬です。海底火山の噴火によって生まれた伊豆の荒々しさを体現したかのような断崖絶壁の光景を、間近に見ることができます。周りに遮蔽物がなく開けているので、先端から地平線を見れば地球の丸さが実感できるでしょう。

石廊崎には自然の絶景があるのはもちろん、他にも見どころがあります。そのひとつが、石廊埼灯台です。石廊埼灯台は日本の灯台50選にも選ばれていて、古くから気象観測の要所としても知られています。石廊崎のシンボルともいえる灯台です。

伊豆半島の南東部に位置する河津町。2月～3月に咲く河津桜が有名な町ですが、滝が多い町としても知られています。中でも、河津七滝と呼ばれる7つの滝は特に有名です。河津では滝のことを「水が垂れる」 という意味で垂水（たるみ）と呼んでいたことから、 「 ななたき 」ではなく「 ななだる 」と 呼びます。

7つの滝はそれぞれ釜滝（かまだる）、海老滝（えびだる）、蛇滝（へびだる）、初景滝（しょけいだる）、かに滝（かにだる）、出合滝（であいだる）、大滝（おおだる）と呼ばれ、1時間ほどかけて巡ることができる遊歩道が整備されています。滝が見られる吊橋や伊豆の踊子像など見どころも多く、バラエティ豊かな滝のある景色が楽しめます。

静岡は自然が豊かな観光エリアなので、それらを活用したアクティビティも人気です。特に伊豆を中心とした海の自然は人気が高く、さまざまなマリンアクティビティが楽しめます。

手軽に楽しめるマリンアクティビティとして名前がよくあがるもののひとつが、シュノーケリングです。海中の景色を楽しむアクティビティとしてはダイビングもありますが、こちらはより本格的な装備や知識が必要となり、なかなか気軽に挑戦することはできません。シュノーケリングは簡単な道具だけで気軽に始めることができるので、大人から子どもまで楽しむことができます。伊豆の海は水質評価が高いので、シュノーケリングスポットとして人気です。

海上を進むマリンアクティビティとしては、シーカヤックが人気です。カヤックはエスキモーたちが狩猟のために使っていた小舟がもとになっているとされている乗り物で、一般的には体を船体に潜り込ませるクローズデッキという構造になっています。乗り込むと水面が非常に近く、まるで船と一体になっているような感覚を味わえるでしょう。操作も難しくないので、初心者の方でも楽しみやすいアクティビティです。

話題のマリンアクティビティで遊びたいなら、SUPがおすすめです。SUPはサップとも呼ばれるアクティビティで、サーフボードよりも一回りほど大きいボードを使います。ボード上に立ってパドルで漕いで進んだり、ボードの上でヨガをしたり、パドルでバランスを取りながらサーフィンをしたりと、その楽しみ方はさまざま。日本でも人気が高まっているので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

弓ヶ浜は伊豆半島の南側、南伊豆にある海岸です。約1kmにわたって続く白い砂浜と、青い海とのコントラストが美しい海岸は、伊豆半島でも人気の海水浴場となっています。

そんな弓ヶ浜では、SUPをはじめとしたマリンアクティビティも楽しめます。美しい景色の中で行うアクティビティは、開放感も抜群です。春の比較的早い時期からでも利用できるので、春の大型連休や夏休みにぴったりです。

堂ヶ島は静岡県の西伊豆町にある景勝地です。西伊豆の海岸線はリアス式海岸になっていて、その影響でさまざまな景観を生み出しています。堂ヶ島もそのうちのひとつで、景色の美しさから伊豆の松島とも呼ばれています。

堂ヶ島ではシーカヤックのツアーが開催されています。堂ヶ島一帯をカヤックでぐるりと巡るツアーで、さまざまな角度から堂ヶ島の景観が楽しめます。また、天候によっては天然記念物である天窓洞を中から見ることもできます。

自然が豊かな静岡は、絶品グルメもたくさんあります。静岡旅行では、ぜひグルメも味わってみてください。

伊豆の海の幸といえば、まずあがるのがキンメダイ。鮮やかな赤い体に金色の大きな目という特徴的な姿をしているキンメダイは、煮付けや刺身が絶品です。

伊豆のキンメダイの中でも特におすすめなのが、稲取漁港で獲れる稲取キンメです。稲取漁港はキンメダイの漁獲量が日本一で、脂の乗りがいいことからブランド化されています。予約すれば自分でキンメダイを釣るところから体験できるので、釣り好きな方にもおすすめです。

西伊豆の田子地区は、昔から鰹節の生産が盛んです。そんな田子地区で作り続けられている伝統的な鰹の保存食が、鰹を丸ごと塩に漬け込んで乾燥させた潮鰹です。文献によると、潮鰹が保存食として作られ始めたのは江戸時代だとされています。鰹節の原型ともいわれています。

潮鰹は日本では西伊豆でしか作られておらず、ご当地グルメ「しおかつおうどん」が人気です。

一般的なびわといえば、果肉は黄色がかった色をしています。それに対して伊豆市の特産品である白びわは、白っぽい果肉が特徴的。白びわを作っているのは日本では伊豆市の土肥地区だけで、さらに一部の農家でしか生産されていないため、幻の果物ともいわれています。
稀少性が高いだけでなく、味も絶品。甘みと酸味のバランスがよく、ジューシーな味わいが特徴的です。5月下旬～6月上旬頃が食べ頃と言われています。