ひとり旅の楽しみ方とは？楽しみ方とおすすめスポットを男女別に紹介

「旅先で好きなことを満喫できそう」とひとり旅に憧れていませんか？

ひとり旅はまさに“自由”の塊。どのようなプランでどこへ行き、何をするも自由です。今回は、そんなひとり旅の楽しみ方や注意点についてご紹介します。男女別のおすすめスポットについても触れているので、ひとり旅デビューを検討している方はぜひ参考にしてください。

ひとり旅の楽しみ方を知る前に、ひとり旅をすると「どんな良いこと」が待っているのか知っていますか？

旅行が好きで友達や恋人と数々の地へ行ったという方も、複数人の旅行とは違ったひとり旅の魅力について再確認しておきましょう。

・思い立ったときに、行きたい場所に行ける

・出発時間や起床時間、帰りの時間など、とにかく時間を気にする必要がない

・旅行先で食べたいものを食べたいときに食べられる

・最低限の予算と持ち物で、旅行準備がラク

複数人で旅行していると、限られた時間で計画どおりに行動しなければいけない場合がほとんどです。こうした旅行では「本当はもう少しここを観ていたい」「途中で気になるお店があったけどスルーした」という我慢や妥協が生まれがちです。

複数人で行く旅行には楽しさや思い出を共有できるという大きなメリットもありますが、行動面での自由度ではやはりひとり旅にかなうものはありません。

では、心の底からひとり旅を楽しむにはどのようなプランを立てるべきでしょうか？

まずは、自分だけの旅のテーマを決めましょう。

自分探しの旅、とことんグルメを楽しむ旅、日本屈指の絶景を回る旅など、旅行の目的を決めるときは、自分が“今したいこと”や、“ずっとやりたかったこと”などを軸に考えていくと、さまざまなテーマが頭に思い浮かんできます

旅の大きな目的が決まったら、より具体的なプランを立ててみましょう。

ただしせっかくのひとり旅ですから、型にはまったスケジュールよりも自由行動を基本とするのがおすすめです。

自由に旅行を楽しむなかで「普段ならやらないこと」を取り入れると、ひとり旅ならではの自由さと非日常的要素が合わさり“特別な旅行”になることでしょう。

ひとり旅では各場所に行った思い出や経験を共有する仲間がいません。

その代わり、自分の歩いた軌跡を写真に収めていけば、将来の自分と思い出を共有できます。

ひとり旅で撮った写真は“旅行で自分だけが見ていた世界”なので、後から見返したときにタイムカプセルを開けたときのような特別な気持ちになれるでしょう。

最近はスマートフォンのアプリでも気軽にオンラインフォトブックが作成可能なので、そういったものを活用するのもおすすめです。

自分へのご褒美に豪華なリゾートステイを満喫したり、出会いや経験を求めてゲストハウスを選んだりと、宿泊場所選びは自分次第。

オシャレな民宿やゲストハウスにはひとり旅客が多く訪れるので、初めてのひとり旅で寂しさを感じたくない方におすすめです。

「時間を忘れて自由に過ごしたい」という根っからのひとり旅思考なら、夜景がきれいなホテルや、プールや温泉付きの客室を選んで羽を伸ばしましょう。

その土地ならではのグルメや景色を堪能する以外にも、アクティビティを楽しんだり、お祭りやイベントに足を運んだりなど、旅行先でしかできないことはたくさんあります。

オリジナリティ溢れるひとり旅で特別な時間を過ごしましょう。

複数人で行く旅行とは違い、ひとり旅ならではの注意点もあります。旅先でアクシデントに巻き込まれないよう、万全の対策を整えましょう。

海外など盗難が起きやすい地域へ行く場合、盗難されにくいショルダーバッグや肩掛けバッグ（ファスナー付き）を選びましょう。

大荷物でリュックを選ぶ場合、盗難に気を付けたいエリアでは前に抱えて持つようにするのもおすすめです。

また、万が一に備え、貴重品はひとつにまとめず“あえてバラバラにしまっておく”と、まとめて盗難されてしまうのを防げます。

旅行中のトラブルやアクシデントに巻き込まれないようにするためにも、治安が良くない場所は最初から近付かないようにしましょう。

国内では夜の繁華街や飲み屋街などは一人で迂闊に歩かないよう注意が必要です。

どれだけ自由な旅といっても、行きと帰りの時刻くらいは予定を立てて、満足できるスタートとゴールを実現したいものです。

最低限守るべき時間を決めておけば、それ以外の部分でゆっくり行動できるので、メリハリのついた旅行を楽しめます。

複数人で行く旅行に比べ失敗やプレッシャーが少ないひとり旅。しかしせっかくの旅行を無駄にしないためにも、立ち寄りたい観光地やお店の営業情報は事前に確認しておきましょう。

予約制の観光施設などは前もってチェックしておくと安心です。

ひとり旅は心境、目的によって行く場所が変わるもの。

ここでは、国内ひとり旅でおすすめのスポットを男女別にご紹介します。

ストレス社会といわれる現代、男性には都会の喧騒から逃れられる以下のようなスポットがおすすめです。

日光東照宮は栃木県日光市にある神社で、国宝や世界文化遺産、貴重な文化財に指定されています。

1617年に徳川初代将軍家康公を御祭神にまつった由緒ある神社としても有名で、学生のころに一度訪れているという方は多いでしょう。

「流鏑馬（やぶさめ）」「千人行列」「矢渡し式」などをはじめ、1月～12月にかけて多くの行事を行っています。日常の生活では味わえない世界観や空気を体に感じ、日々のストレスを解消しましょう。

白神山地は青森県南部と秋田県北部を覆う13万ヘクタールもの山地帯の総称です。

平成5年12月には世界自然遺産として登録され、世界最大級のブナ林と、生息する動植物の生態系が守られています。

白神山地の大自然を満喫するには、所要時間15分～4時間30分の7つの「散策コース」もしくは、本格的な登山となる6つの「登山コース」から選べます。

身体を動かしながら大自然が織りなす景色を眺め、ストレスを発散させましょう。

ひとり旅の醍醐味のひとつは自由な食べ歩き。景色もグルメも楽しみたい女性におすすめの国内ひとり旅スポットをご紹介します。

日本三景のひとつ「松島」は宮城県宮城郡にあります。平安時代の美しさを現代に伝えるスポットとして有名で、その美しさは「松尾芭蕉」をも魅了したのだとか。

人々の心を奪う260の小島は、現在でも見る人を魅了し続けています。

また、松島のグルメといえば11月～3月に食べられる「松島牡蠣」。4月から12月には脂ののった「あなご」がシーズンを迎えます。

豊洲市場（旧：筑地市場）でも評価の高い絶品グルメをひとり旅で贅沢に堪能しましょう。

北海道函館市は函館山の夜景がとても有名で、特に雪の積もった函館の街を見下ろす「冬夜景」は圧巻です。

山頂へはロープウェイで登れるので、女性でも気軽に観光を楽しめます。

また、函館といえばグルメの宝庫。函館朝市の元祖海鮮丼やにぎり寿司、リーズナブルで新鮮な生ラムやジンギスカンなどは、ここでしか味わえない至極の一品です。美食を求めて旅したい！という女性にぴったりなひとり旅スポットです。

ひとり旅は自由と夢が詰まった自分だけの旅。やりたいことや食べたいものなど、自分が今したいことだけを真っ直ぐ目指して非日常的な時間を堪能できます。

今回ご紹介したスポット以外にも、国内にはひとり旅におすすめの旅行スポットが目白押しです。開放的な時間を堪能できる旅行スポットを見つけて、最高のひとり旅にしてください。