子連れスキー・スノボの持ち物！便利なもの・服装・スキー場選びも解説

「子どもと一緒にスキーやスノーボードを楽しみたいけど、何から準備してどんなスキー場を選べばいい？」そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、子連れスキー・スノーボード旅行を快適に満喫するために必要な持ち物や、あると便利なアイテムを解説します。さらに、雪山で快適に過ごすための適切な服装や、家族で楽しめるスキー場の選び方についてもご紹介するので、ぜひファミリースキー・スノーボード旅行の参考にしてください。

子どもとスキーやスノーボードに行く場合に必要な持ち物リストは以下のとおりです。

上記の中でレンタルできるアイテムを次の章で解説します。「どこまで自分で用意すればいいの？」という方はぜひ参考にしてください。

レンタルできるグッズはスキー場によって異なりますが、ほとんどのスキー場では、次のようなアイテムのレンタルが可能です。

ただし、子どもの年齢によっては適切なサイズのウェアがレンタルされていないこともあるので、事前に確認しましょう。ヘルメットやソリもスキー場によって取扱いが異なります。

次のようなスキーグッズはレンタル不可の場合が多いです。スキー場によっては販売・貸し出しを行っていることもあるので、現地で調達したい方は事前にスキー場へ問い合わせておきましょう。

ゲレンデは気温が低いものの、1日ウェアを着て滑っていると日焼けをしたり、汗をかいたりします。

そのため、子ども連れのスキー・スノーボードでは普段と違う環境で子どもの体に負担がかからないよう工夫することが大切です。

汗をかいたままの洋服を着ていると体温が奪われ体調を崩しやすいので、滞在時間が長い場合はこまめに着替えさせてあげましょう。スキー・スノーボードへ行く際にあると便利な持ち物には、以下のようなものがあります。

スキーウェアやスノーボードウェアはレンタルできることが多いですが、ウェアの中に着るものや、スキー場に向かう際の服装に迷う方もいるでしょう。ここでは、インナーや行き帰りの服装のポイントを解説します。

直接肌に触れるファーストレイヤー（ベースレイヤー）は乾性のある素材がおすすめです。スキーやスノボは思った以上に汗をかくので、汗が乾かないままだと体が冷えて体調を崩しやすくなります。速乾性のある素材としては、ポリエステルやウールなどが適しています。

ファーストレイヤーとスキー・スノボウェアの間に着るセカンドレイヤー（ミッドレイヤー）は保温性のある素材にすることで、体の周りに断熱層を作り、保温性を高める役割を果たします。雪山と暖房の効いた休憩所は温度差があるので、着脱がしやすいジッパータイプで調整しましょう。

スノボやスキーの行き帰りに着る服装は、以下3つのポイントを意識して決めましょう。

スキー場へは、列車やバスなど長時間座ったままで移動するため、締め付けのある服は不快感を引き起こす可能性があります。スウェットやジャージ、ゆったりしたワンピースなど、ゆとりのあるデザインや伸縮性のある素材がおすすめです。通気性の高い素材や肌に優しいサラッとした手触りのものを選ぶと、ムレや不快感を軽減できます。

スキー場に近づくに伴って、雪が降りはじめることがあります。傘を取り出すのは手間がかかり持ち物も増えるため、傘の代わりとなるフード付きの防水アウターを選ぶのがおすすめです。

足元は、移動中に雪や水場があることも考慮し、防水性の高いスノーブーツが便利です。スノーブーツには滑り止めのデザインが施されていることが多いため、雪道を歩く際も最適です。

スノーブーツがない場合は、代わりにレインブーツも検討しましょう。スニーカーを選ぶ場合は、深い溝のあるソールで滑りにくいものがおすすめです。

次に、子連れのスキー・スノーボード旅行で訪れるスキー場選びで大切なポイントをご紹介します。子どもが思う存分ウインタースポーツを楽しめるように、スキー場選びでは以下の5つのポイントを重視してみましょう。

安心して子どもがスキーデビューできる初級コースや練習コース、キッズコースがあると安心です。広いコースが多いスキー場は人が分散しやすく、休日でも「ぶつかりそうなほど近い」という心配が少ないでしょう。

スキー・スノボだけでなく雪遊びもスケジュールに入れているなら、雪遊び専用のキッズパークやキッズエリアがあるか確認してみましょう。ソリやボブスレーなどのスノーアクティビティ、アスレチックやエアドームなどの遊具があると充実した時間を過ごせます。

託児所が完備されているゲレンデなら、たくさん遊んで疲れた子どもたちを預けて、後半はおとなだけで中～上級コースを満喫することも可能です。託児所の有無で1日のスケジュールは大きく変わるので、利用できる時間帯や利用方法、料金について事前にチェックしておくことがおすすめです。

子ども向けのレッスンが充実しているスキー場なら、スキーやスノボ用具の扱い方や正しい姿勢なども基礎から学べるので、子どものゲレンデデビューにおすすめです。親にブランクがある場合は家族全員でレッスンを受けたり、子どものレッスン中にこっそり練習したりするのも良いでしょう。

隣接する宿・ホテルがあるスキー場や、近くに温泉があるようなスキー場なら、疲れた体をゆっくり癒せます。宿泊旅行の場合はホテルとゲレンデ間の移動が楽なスキー場を、日帰りなら温泉に立ち寄りやすいスキー場を選んでみましょう。宿や温泉などの周辺施設は休憩にもぴったりなので、無理のない計画を立てたい方におすすめです。

ここでは、子ども連れでスキーやスノボを楽しめるスキー場をご紹介します。

新潟県有数の広大なゲレンデを誇る「上越国際スキー場」は、「ホテルグリーンプラザ上越」も隣接した滞在型のリゾートスキー場です。ホテル目の前のマザーズゾーンには初心者の練習にぴったりのコースがたくさんあります。

キッズスクールは、未就学児や小学生専用のレッスンがあるので、スクールで初歩を身につけ、親子でのスキーデビューにもおすすめです。

キッズパラダイスには、スノーチュービング、スノーストライダーなどさまざまな遊具があり、スキーができない年齢の子でも安心して雪遊びを楽しめます。

「水上高原スキーリゾート」には、緩斜面中心の「すいすいファミリーコース」や変化に富んだ「ダンダン畑コース」など、ファミリーで楽しめるコースが複数用意されています。その一方、非圧雪の上級者向けコースもあり、大人もしっかり楽しめるのが魅力です。

スクールでは、半日レッスンでさくっと、一日レッスンでじっくりなど、予定に合わせてレッスンコースを選択できます。

敷地内には2つのキッズパークも完備。4歳からファミリーみんなで遊べる「スノーパレット」にはスノーエスカレーター付きのそり広場やスキーの練習ができるキッズ練習バーンもあり、家族で思いきり雪遊びが楽しめます。キッズパークの近くには「水上高原ホテル２００」が隣接しています。

福島県・猪苗代町にある「リステルスキーファンタジア」は、ファミリーにやさしい設計が魅力です。ロイヤルクリスティーコースは横幅が広く緩やかなコースで、初心者も安心して滑ることができます。全長1500mのロングコースやモーグル公式大会が開催される本格バーンもあり、大人も滑りごたえ十分の、家族みんなで楽しめるリゾートです。

子ども専用のスキーレッスンもあり、スキーの技術はもちろん大自然を体で感じて楽しむことができます。そり遊びやふわふわ遊具が揃うスノープレイランドにはムービングベルトもあるので、スキーデビュー前のお子さんも楽しむことができます。

ゲレンデに直結している「ホテルリステル猪苗代ウイングタワー」に宿泊してゆっくり過ごすのもおすすめです。

晴天率が高く、眺望と気候に恵まれた立地の軽井沢プリンスホテルスキー場。全14コースのうち8コースが初級者コースのため、スキーデビューに最適です。浅間山を望みながら滑走できるコースもあり、開放感あふれるロケーションも魅力のひとつです。

スノーマンパークにはスノーエスカレーターやチュービングなど、子どもが夢中になれる工夫がたくさん施されています。

「軽井沢プリンスホテル　イースト」や「軽井沢プリンスホテル　ウエスト」など複数のホテルが隣接しており、軽井沢駅からのアクセスが良いのも特長です。

子連れスキー・スノーボード旅行は、子どももおとなも楽しめるように事前の準備が大切です。スキー場でレンタルできないアイテムは、持っていくまたは現地で購入する必要があるので、ぜひ本記事の持ち物リストを準備の参考にしてください。

服装については、適切な素材のインナーや中間着を用意することで、スキー場で快適に過ごすことができます。

びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」では、「スキー場周辺の宿泊施設と往復新幹線」をまとめて手配することができます。「リフト券と往復新幹線」をセットで申込める日帰り商品もご用意しているので、列車でスキー・スノーボード旅行にお出かけの際はぜひご利用ください。