新幹線の予約は早期予約がお得です。とはいっても、いつから予約ができるのか知らないと発売時期をうっかり逃してしまうことも。そこで今回は、新幹線の予約が開始されるタイミングや予約が必要な座席の種類、予約できる場所について分かりやすくご紹介します。旅行が決まったら、適切なタイミングで新幹線のきっぷを予約しましょう!
新幹線のきっぷ予約ができるようになるタイミングは、全国共通です。
しかし、いざ予約しようとすると「発売開始日」や「事前申し込み期間」など異なるタイミングがあって「結局いつから予約できるの?」と困ってしまう方もいることでしょう。
特に休日が重なる長期休暇は、予約のタイミング次第で座席が取りやすくも取りにくくもなってしまいます。
サービス内容の違いも含めて、以下で予約のタイミングについてご紹介します。
新幹線のきっぷ予約は基本的な仕組みを理解しておくと安心です。まずは予約時に利用できるサービスや例外となるケースについて見ていきましょう。
新幹線のきっぷ予約ができる最短のタイミングは、「乗車日の1ヶ月前の午前10時から」となり、この日が「発売開始日」にあたります。
たとえば、8月1日の乗車を予定している場合では、7月1日の午前10時から予約が取れる(きっぷを確保できる)という仕組みです。これはインターネット予約や窓口予約など、すべての予約場所で共通です。
事前申し込みサービスとは、パソコン・スマートフォン(※)からの申し込みに限り、発売開始日よりさらに早くきっぷを申し込みできるサービスのこと。
申し込みできる期間は、発売開始日より1週間前(同曜日)の午前5時30分から、発売開始日の午前9時54分までです。
(例)2019年12月1日(日)の乗車を予定しているなら、2019年11月1日(金)の1週間前にあたる10月25日(金)の午前5時30分~11月1日(金)の午前9時54分まで。
事前申し込みサービスを利用すると発売開始日に窓口へ並ばずに指定席を申し込めますが、発売開始日以降の確保と違い、「確実に席が用意されるわけではない点」に注意が必要です。
JR東日本では、事前申し込みサービスの注意事項として、以下のアナウンスを行っています。
【注意事項】
事前受付はお座席を確実にご用意することをお約束するものではありません。
満席などによりお座席をご用意することができない場合もありますので、ご了承ください。
(引用元:JR券申込ご利用ガイド)
※携帯電話からの事前申し込みはおこなえません。
日付の異なる往復きっぷを予約する場合、帰りのきっぷが発売開始期間でないと一度に予約できない点に注意しましょう。この場合、行きと帰りのきっぷを乗車日ごとに分けて購入する必要があります。
(例)7月1日午前10時00分以降に予約する場合
行きのきっぷは7月1日~8月1日までの発売開始期間、帰りのきっぷは8月2日~8月8日までの事前申し込み受付期間であれば、それぞれ予約できます。帰りのきっぷが事前申し込み受付期間より後の場合、7月1日時点での予約・申し込みはできません。
1年には、日付が31日までの月(大月:たいげつ)と、30日や28日で終わってしまう月(小月:しょうげつ)があります。乗車日の1ヶ月前に同じ日付がない場合、新幹線のきっぷの発売開始日は例外として「同月の1日」より発売されます。
新幹線のきっぷが買える例外発売日(2019年版の例)
乗車日 | 発売開始日 |
---|---|
3月29日(金) 3月30日(土) 3月31日(日) |
3月1日(金) |
7月31日(水) | 7月1日(月) |
10月31日(木) | 10月1日(火) |
12月31日(火) | 12月1日(日) |
次に、長期休暇のベストな予約タイミングについて見ていきましょう。
基本的には、長期休暇時期は新幹線の座席が早い段階で埋まってしまうため、発売開始日にすばやく予約を取るのがおすすめです。
以下では、2019年のゴールデンウィークと年末年始を例にして、新幹線のきっぷ発売開始日を確認しておきましょう。
2019年のゴールデンウィークを例に挙げると、最長10連休の大型連休でした。
暦(こよみ) | 乗車日 | 発売開始日 |
---|---|---|
休日 | 4月27日(土) | 3月27日(水) |
休日 | 4月28日(日) | 3月28日(木) |
昭和の日 | 4月29日(月) | 3月29日(金) |
国民の休日 | 4月30日(火) | 3月30日(土) |
ご即位・改元 | 5月1日(水) | 4月1日(月) |
国民の休日 | 5月2日(木) | 4月2日(火) |
憲法記念日 | 5月3日(金) | 4月3日(水) |
みどりの日 | 5月4日(土) | 4月4日(木) |
こどもの日 | 5月5日(日) | 4月5日(金) |
振替休日 | 5月6日(月) | 4月6日(土) |
この場合、ゴールデンウィークの旅行計画は新幹線きっぷが発売開始される3月27日(水)までに決めておくのがおすすめです。
2019年~2020年の年末年始は、最長9連休の大型連休でした。
暦(こよみ) | 乗車日 | 発売開始日 |
---|---|---|
休日 | 12月28日(土) | 11月28日(木) |
休日 | 12月29日(日) | 11月29日(金) |
休日 | 12月30日(月) | 11月30日(土) |
大晦日 | 12月31日(火) | 12月1日(日) |
元旦 | 1月1日(水) | 12月1日(日) |
正月 | 1月2日(木) | 12月2日(月) |
正月 | 1月3日(金) | 12月3日(火) |
休日 | 1月4日(土) | 12月4日(水) |
休日 | 1月5日(日) | 12月5日(木) |
この場合、年末年始の旅行計画は新幹線のきっぷが発売開始される11月28日(木)までに決めておくのがおすすめです。
新幹線の座席には大きく分けて「自由席」と「指定席」があります。自由席は予約なしで当日乗車できるのに対し、指定席は事前の予約が必要です。
以下では、きっぷ予約が必要な新幹線や座席について確認しておきましょう。
きっぷ予約が必要な新幹線は、次の車両の指定席です。旅行などで「確実に座って移動したい」という希望があれば、忘れずにきっぷを予約しておきましょう。
新幹線の種類 | 車両名 |
---|---|
東北新幹線 | はやぶさ、はやて(※全車指定席) やまびこ、なすの |
秋田新幹線 | こまち(※全車指定席) |
北陸新幹線 | かがやき(※全車指定席) はくたか、つるぎ |
上越新幹線 | とき号、Maxとき号、たにがわ号、Maxたにがわ号 |
北海道新幹線 | はやぶさ、はやて(※全車指定席) |
指定席は大きく分けて「普通車」「グリーン車」「グランクラス」の3つのクラスに分かれます。「乗車券+特急券」で乗車できる普通車に対し、グリーン車とグランクラスは別途「指定席グリーン券」が必要となります。
<指定席の座席の種類と必要なきっぷ>
座席の種類 | 必要なきっぷ |
---|---|
普通車 | 乗車券+指定席特急券 |
グリーン車 | 乗車券+指定席特急券+グリーン券 |
グランクラス | 乗車券+指定席特急券+グリーン券 |
新幹線のきっぷの予約・購入ができる場所は、大きく分けて「JRの駅(窓口)」「ネット」「主な旅行会社」の3ヶ所です。それぞれどのように予約ができるのか確認しておきましょう。
JRの各主要駅には新幹線のきっぷの予約・販売をおこなっている「みどりの窓口」や指定席のきっぷの予約・購入ができる「指定席券売機」が設置されています。みどりの窓口では、以下の4点を窓口の係員へ伝えましょう。
券売機でも、上の4点を画面の指示に従って入力していくと新幹線のきっぷの予約・購入ができます。
みどりの窓口や指定席券売機のあるJR駅は、以下よりご確認ください。
インターネットから新幹線きっぷの予約・購入をおこなう場合、以下のサービスを利用できます。
それぞれ会員登録をして必要事項を入力・選択していくと、すばやく予約・支払いを済ませられます。
旅行に向けて新幹線のきっぷをお得に予約するなら、新幹線きっぷと宿泊先を一緒に予約できるびゅうトラベルを活用するのがおすすめです。東日本・東海・関西エリアで新幹線のきっぷと宿泊先を組み合わせて探すなら、こだわり条件から検索できる「びゅうトラベル」をご活用ください。
新幹線の予約は、うっかりしていると指定席が満席になってしまう場合もあります。特にゴールデンウィークやお盆などの旅行シーズンは、新幹線きっぷの発売開始日からほとんどの指定席が埋まってしまうケースもあります。旅行の日程が決まったら発売開始日を意識して、お得に新幹線の予約を済ませましょう。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・観光プランのみのご利用はできません。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。