【地域別】紅葉も登山も楽しめるおすすめの山17選！見頃も紹介

「紅葉と登山を一緒に楽しみたい！」と思ったとき、どの山に行けばいいのか悩んでしまうかと思います。せっかく秋に登山をするなら、秋だけしか楽しめない絶景を満喫したいところです。今回は秋の紅葉シーズンにぴったりなおすすめの山を、エリア別にご紹介します。

紅葉の見頃をチェックするなら、天気予報やお出かけ情報サイトから最新情報を入手してみましょう。なるべく毎日更新している、リアルタイム性の高い情報を仕入れることが大切です。

紅葉の見頃はその年の秋から冬にかけての気候の移り変わりに左右されます。基本的に、気温が低ければ色づきが早まります。

各地の例年の見頃時期は以下の通りとなっています。

・札幌：10月下旬

・仙台：11月中旬

・東京：11月下旬

・名古屋：11月下旬

・大阪：12月上旬

・広島：11月中旬

・高松：11月中旬

・福岡：11月下旬

北海道といえば雪のイメージがありますが、紅葉も楽しむことができます。

大雪山系の旭岳の標高は2,291ｍ。北海道の最高峰です。

紅葉の時期は、9月中旬～9月下旬頃。日本で最も早く紅葉シーズンに突入するとあって、たくさんの観光客が集まります。

登山コースが整備されていて、ベテランから初心者まで楽しめるのがポイントです。自身の登山経験に合わせて3つのコースの中から選ぶことができます。自分に合った登山コースと紅葉を楽しみましょう。

大雪山系の黒岳は、9月中旬～10月中旬が紅葉の見頃。

黒岳ロープウェイや黒岳ペアリフトに乗れば、黒岳の7合目まで楽々登ることができます。空中から黒岳の絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。四季折々の自然の中、サイクリングするのもおすすめです。

大雪山系の赤岳といえば、登山口の「銀泉台」の風景がとても印象的です。赤、黄、緑といった複数の色が重なり合い、斜面に美しい模様が入ります。紅葉の見頃は9月中旬頃となります。

山頂までは3時間ほどかかる上、傾斜が厳しい場所などもあるため、初心者の方は無理をしないようにしましょう。

北海道と同様に東北も紅葉を楽しめる山がいくつもあります。

栗駒山は全山紅葉の山で、ブナ、ナナカマドなどの紅葉を楽しめます。例年の見頃は9月下旬～10月中旬頃で、一面を覆い尽くす全山紅葉は「神の絨毯」とまで呼ばれるほど。

栗駒山中腹にある、須川温泉を訪れるのもおすすめです。

八甲田山の紅葉の見頃は10月上旬～10月中旬にかけてです。紅葉の見頃に雪が降ることもあるため、雪と紅葉のコラボレーションを楽しめることもあります。

八甲田山ロープウェーを使えば、初心者でも気軽に登ることができます。ただし、紅葉の時期には非常に混雑しますので、待ち時間を考慮して計画を立てましょう。

八幡平の紅葉の見頃は9月下旬～10月中旬になります。車の運転が好きな方は、全長約27kmの山岳ドライブロード「八幡平アスピーテライン」を走って紅葉を楽しむのもおすすめです。視界が開けているので、ドライブしながらでも開放感の溢れる風景を堪能できます。

八幡平の自然を眺めた後は、温泉巡りもおすすめです。

続いては北関東エリアで紅葉が美しい山を紹介します。

妙義山の紅葉の見頃は10月下旬～11月下旬です。日本三奇勝に数えられ、鋭さのある山のフォルムに、モミジやカエデが鮮やかに色づきます。

登山に来たときには、妙義山パノラマパークにある日帰り温泉に足を運んでみてはいかがでしょうか。

谷川岳は日本百名山の一つ。10月中旬～10月下旬にかけて紅葉が見頃となります。都心部からアクセスしやすいこともあり、人気がある紅葉スポットです。

谷川岳ロープウェイを使えば、初心者でも中腹まであっという間に登ることができます。

那須岳の紅葉の見頃は10月上旬～10月中旬となります。那須岳の主峰である茶臼岳は、モミジやナナカマドなどの紅葉によって真っ赤に染まり、色鮮やかな絶景に。

登山をあまりしたことがない方でも、那須ロープウェイを使えば茶臼岳の9合目まですぐたどり着くことができます。

都内から遠くには行きたくない、そんなときは首都圏で紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

例年の紅葉の見頃は、11月中旬～11月下旬。都心部から列車でアクセスしやすい、標高599mの小さな山です。紅葉の時期には「高尾山もみじまつり」が行われ、土日祝日を中心にイベントが数多く開催されます。

金時山の紅葉シーズンは10月中旬～11月中旬にかけてです。初心者向けのコースがあるので、紅葉を楽しみたい登山初心者にもぴったり。また、金時山山頂からは富士山の絶景を満喫できます。紅葉も富士山も楽しみたい方にピッタリです。

ちなみに金時山という名称は、金太郎伝説でおなじみの坂田金時から付けられたといわれています。

丹沢の紅葉の見頃は11月上旬～11月下旬。丹沢は登山をしながらの紅葉狩りだけではなく、神奈川の景勝50選である丹沢湖からボートに乗って眺める紅葉も美しく、自然豊かな風景を楽しめます。

丹沢は登山だけでなく、温泉やキャンプ、ドライブなど、アクティブな楽しみ方ができるのが魅力的です。

甲信越・中部地方にも紅葉を楽しめる山が豊富にあります。

富士山や南アルプスの絶景を楽しめる大菩薩峠。紅葉の見頃は10月下旬～11月上旬頃となります。富士山と紅葉の色鮮やか対比は、ずっと見ていたくなる美しさです。

登山道が十分に整備されていて、傾斜も緩やかなので、初心者でも挑戦しやすい登山スポットです。バスを使えば、標高1,600mの地点まで一気に登ることができます。

北八ヶ岳といえば、日本最大の天然湖である白駒の池が有名です。白駒の池の周辺は苔と原生林で埋め尽くされており、神秘的な雰囲気がただよいます。

紅葉の見頃は9月下旬～10月上旬。ダケカンバやサラサドウダンなどが紅葉し、白駒の池の水面を鮮やかに飾ります。

木曽駒ヶ岳の紅葉の見頃は9月下旬～10月上旬です。特に人気がある観光スポットは、宝剣岳直下にある「千畳敷カール」。駒ヶ岳ロープウェイを使えば、鮮やかな山肌を一望できます。

初心者向けの半日コースもありますが、必要な装備はしっかりと整えましょう。

最後に紹介するのは北陸地方で楽しめる紅葉になります。

北陸地方にも綺麗な紅葉を楽しめるエリアがあります。

白山の紅葉の見頃は10月上旬～11月上旬頃。石川県と岐阜県をつなぐ有料道路の「白山白川郷ホワイトロード」からも、美しい景色を存分に味わえます。

白山に来たなら「ふくべの大滝」もおすすめです。ふくべの大滝の落差は、何と86mで、紅葉と大滝を一度に鑑賞できる絶景スポットです。

立山室堂・雄山の紅葉の見頃は9月中旬～10月上旬。紅葉を楽しめるスポットは「みくりが池」が人気です。水面には空の青と色鮮やかな紅葉が映り、絵画のような美しさがあります。

付近には、日本一高い場所にある天然温泉として有名な「みくりが池温泉」もありますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

日本には様々な山で紅葉を楽しむことができます。地域によって観られる景色は異なるので、色んな山に登ってみるのがおすすめです。

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