冬でも楽しめる！鬼怒川温泉周辺の観光地を満喫しよう！

栃木の冬を楽しむなら、日本有数の温泉地である「鬼怒川温泉」がおすすめです。首都圏からの交通アクセスも良く、温泉だけでなくさまざまなアクティビティを楽しめます。自然豊かな景観や歴史ある神社、家族で楽しめるテーマパークまで、見どころが満載です。今回は、冬でも満足できる鬼怒川温泉周辺の観光スポットをご紹介します。

まずは、雄大な自然を満喫できる場所をチェックしていきましょう。

巨大な岩と清流によって生み出された龍王峡。その芸術的な景観が「龍がのたうつ姿」に見えるということで、この名が付けられたといわれています。2200万年ほど前に噴出した火山岩が、長い時間をかけて鬼怒川の流れにより浸食され、今のような迫力のある光景を形作ったとされています。

龍王峡は、「白龍峡」「青龍峡」「紫龍峡」の3つのエリアに分かれています。観賞するなら、白龍峡と青龍峡の境目あたりにある「むささび橋」から堪能するのがおすすめ。ハイキングコースもあるので、雄大な景観を眺めながら散策してみるとよいでしょう。

鬼怒楯岩大吊橋は全長140mの歩道専用吊橋で、橋上の高さは37ｍに及びます。鬼怒川の清流を眺められることはもちろん、鬼怒川温泉街や鶏頂山などの見事な山並みを観賞可能。温泉街の南部からは橋を渡ると、高さ70mの名勝「楯岩」があります。

橋をただ渡るだけでなく、楯岩展望台や楯岩鬼怒姫神社、古釜の滝など周辺を散策してみるのがおすすめ。鬼怒楯岩大吊橋は「縁結びの橋」ともいわれています。楯岩鬼怒姫神社には縁結びの鐘があり、パワースポットとしても注目されています。

鬼怒川温泉ロープウェイは、鬼怒川温泉駅からタクシーで5分ほどの場所にあります。ロープウェイを使えば、標高700mの丸山山頂まで約4分で行くことができます。山頂駅の「おさるの山」では、かわいいおさるさんに餌をあげることもできます。

総檜造りの空中庭園展望台から、鬼怒川や温泉街、付近の山々を眺めるのもよいでしょう。金運上昇のパワースポットである温泉神社にも、ぜひ足を運んでみてください。

「太閤下ろしの滝」の由来は諸説あり、「太閤秀吉が滝の美しさに見入って、馬から下りて観賞した」「滝があまりの難所で、太閤秀吉が馬から下りて通った」などのエピソードから、この名が付けられたといわれています。2段階に分かれて落ちる、美しい滝です。

日塩もみじライン沿いにあり、駐車場もあるのでドライブの目的地にもなります。遊歩道が整備されており、自由に見学することができます。

「寒いのが苦手だから、屋内で楽しみたい…」という方には、以下の観光スポットがおすすめです。

日光に来たら、おさるさんとふれあえる「日光さる軍団劇場」に足を運んでみてはいかがでしょうか。最大400名収容できるメインステージでは、日光さる軍団のエンターテイメントショーを楽しめます。

おさるさんの自然な姿を見られる猿山では、餌やり体験も可能です。観賞するだけではなく、おさるさんと一緒に遊べるアトラクションや、おさるさんの赤ちゃんを抱っこして、一緒に写真を撮ることもできます。

「日光花いちもんめ」では、色とりどりの花々を1年中観賞できます。敷地面積が約4,000坪もあり、ベゴニア園の広さは関東以北で最大規模です。

温室のシステムが整っているので、季節を問わず楽しめるのが魅力的です。冬の寒さが厳しい時期でも、美しい花々を楽しむことができます。いちご狩りが開催されている期間もあり、「とちおとめ」や「やよいひめ」を食べ放題で味わえます（※要予約）。

トリックアートとは、目の錯覚を使って楽しむアート作品のことです。美術館は基本的に展示物に触れることができませんが、「とりっくあーとぴあ日光」では作品に直接触れたり、写真を撮ったりして楽しむことが可能です。

屋外のオブジェ以外は全て屋内にあるので、季節や天候に左右されず思う存分楽しめます。「恋人の聖地サテライト」にも認定されているので、カップルの方のデートスポットとしてもおすすめです。

鬼怒川公園駅から徒歩3分ほどのところにあるのが「日光人形の美術館」。館内で展示されているのは、市松人形やひな人形、ヴィスクドール、リアドロなど。日本からヨーロッパまで、個性に富んだ人形が数多く並んでいます。

軽食を楽しんだり、お土産を購入したりすることも可能です。鬼怒川温泉に訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

鬼怒川温泉周辺には、家族で楽しめるテーマパークがいくつもあります。

「東武ワールドスクウェア」では、世界21カ国の有名建築物が再現されています。世界文化遺産として登録されている47の建築物もあり、まるで世界旅行をしている気分に。25分の1サイズの東京スカイツリーなど、日本の建築物も見ることができます。

雪が降る時期には、ピラミッドと雪のコラボレーションという不思議な光景も楽しめます。冬限定でイルミネーションも開催されるので、幻想的な雰囲気の中で世界の夜景を楽しめます。

「江戸ワンダーランド日光江戸村」では、江戸時代の雰囲気を存分に味わえます。江戸の建物が並んでいるだけでなく、ちょんまげの江戸人が歩いているのがおもしろいところ。ただ眺めているだけでなく、江戸人の格好に変身したり、職業体験を行ったりもできます。

芝居小屋で、忍者や伝統芸、お大尽遊びなど、江戸ワンダーランドでしか観られない芝居を楽しむのもおすすめ。こどもからおとなまで、江戸の情緒を満喫できるテーマパークです。

温泉やテーマパークを楽しんだら、歴史ある神社にも訪れてみましょう。

「日光東照宮」は、徳川初代将軍の徳川家康公が祀られていることで有名な神社です。現在の社殿群は、三代将軍家光によって建て替えられたものです。平成11年には世界文化遺産として登録されました。

東照宮の正面に位置する陽明門は「日暮の門」と呼ばれ、その豪華で華美なたたずまいに、多くの観光客が魅了されています。雪が降り積もる中で日光東照宮を眺めるのも、風情があっておすすめです。

「日光二荒山神社」のご神体は二荒山（男体山）。大己貴命（おおなむちのみこと）、田心姫命（たごりひめのみこと）、味耜高彦根命（あじすきたかひこねのみこと）を祀っています。

日光二荒山神社は、招福・縁結びのご利益があるとして人気の神社です。朱塗りの「神橋」は日本三奇橋に数えられ、日光の表玄関を鮮やかに飾ります。

二荒山神社から西に約1km進んだ場所にひっそりと立っているのが「滝尾神社」。二荒山神社の別宮であり、本殿裏の一画には田心姫命（たごりひめのみこと）が降臨したと伝えられています。

「運試しの鳥居」には小さな穴があるので、そこに石を3回投げ入れてみましょう。1回でも穴を通ったら、良いことが起きるといわれています。また、子宝・安産に恵まれる「子種の石」、縁結びに効くとされる「縁結びの笹」など、日光のパワースポットとしても人気です。

冬の寒さが気になる時期でも、思い切り楽しめる場所を中心にご紹介しました。日光の観光スポットを堪能したら、鬼怒川温泉で身体をじっくり温めて、リラックスした時間を過ごしましょう。今回ご紹介した内容を参考に、鬼怒川温泉で旅の思い出を増やしてみてください。

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