冬の軽井沢を存分に満喫できるスポット

軽井沢は、冬ならではの楽しみ方もできる高原エリア。夏の避暑地として名高い軽井沢ですが、冬は幻想的なイベントやアクティビティも盛んに行われています。

今回は、冬の軽井沢を満喫できるスポットを、景色やアクティビティ、グルメや温泉など様々なテーマ別にご紹介します。

軽井沢の大自然を彩るイルミネーションは、周囲の景観や建物と相まって、幻想的な雰囲気を創り出します。軽井沢でオススメの冬のイルミネーションスポットには、この冬イチオシの絶景が満載です。

星野エリアの森に佇む軽井沢高原教会は、1921年（大正10年）から続く歴史や文化を現代まで大切に受け継いでいます。挙式や四季の行事を開催するとともに教会礼拝堂を一般公開しているので、イベントオフの日には教会内を見学できます。

冬の軽井沢高原教会では、例年、クリスマスキャンドルナイトを実施。教会前には高さ約6mのキャンドルツリーが灯され、ランタンキャンドルの灯りが辺り一面を覆います。

クリスマス期間中はハープの音色やクリスマス音楽礼拝の音が響き渡り、聖なる夜を華麗に演出。高原教会周辺を手持ちランタンの灯りで散策するなど、ロマンチックなひとときを過ごせます。

（※2021年のクリスマスキャンドルナイトは事前予約制となります。詳細は軽井沢高原教会公式サイトをご確認ください）

ハルニレテラスは、星野エリアでショッピングとグルメを楽しめる人気の観光スポットです。湯川の清流沿いに広がるウッドデッキのテラスには16のショップとレストランが並び、清流のせせらぎを聞きながら心地良いひとときを過ごせます。

冬のハルニレテラスでは、例年、テラス全体を街に見立てた温かなイルミネーションイベントが開催されています。イルミネーションは、植栽されている木々やテラス頭上など至る所に設置され、施設全体がやさしい光に包まれるよう。点灯式の際はカウントダウンやクリスマスソングのミニライブなど、各種イベントも開催されます。

パウダースノーが降り積もる軽井沢は、ウィンタースポーツも盛んです。冬の軽井沢でウィンタースポーツを楽しめるアクティビティスポットは、家族や恋人など行く人を選びません。

軽井沢プリンスホテルスキー場は、初心者から上級者まで楽しめるゲレンデ・コースが充実しているリゾートスキー場です。スクールやレンタルサービス、レストランも充実しているので、家族やカップルで1日中ウィンタースポーツを楽しめます。

また、ゲレンデの隣にホテルが併設しているので、泊まりの旅行なら、遊びも休憩も大幅な移動なしでOKな点が魅力。思い切り体を動かして遊んだあとは、ホテルの温泉やリラクゼーションサービスでしっかりアフターケアできます。

星野エリア・ピッキオ前にあるケラ池は、冬季限定で天然氷のスケートリンクがオープンします。雪が降る前の時期は鮮やかな紅葉を眺めながら、ひとあし早いウィンタースポーツを堪能しましょう（紅葉期のリンクは人工エリアとなります）。

アイススケートが苦手な方や小さなこどもは、ソリがついた専用椅子すべりも楽しめます。スケート靴や手袋、ヘルメット（ニット帽）はレンタル可能なので、当日は手ぶらでOK。

冬の軽井沢観光で手軽なウィンタースポーツを楽しみたい方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。リンクサイドのカフェで注文できるホットドリンクも要チェックです。

軽井沢アイスパークは、軽井沢風越公園内にある国内最大級の通年型カーリングホールです。時間制で貴重なカーリング体験ができるので、旅行の思い出に立ち寄ってみるのもオススメ。カーリングホール利用時に必要なシューズなどは、当日レンタルが可能となっています。

館内のふれあいホールからは、隣接するスケートリンクやカーリングホールで実施される大会の様子を見学できます。

荘厳な冬の寒さのなかにも、自然が織りなす美しい絶景があります。冬の軽井沢で観られる景色は、一度目にしたら忘れられないものばかりです。

夏の夜間に行われるプロジェクションマッピングで人気の軽井沢・白糸の滝。高さ約3m、幅70mにもおよぶ滝が鮮やかに彩られる様子は、日本夜景遺産にも登録されています。

そんな白糸の滝、例年2～3月にかけては、駐車場付近に「氷柱白糸イルミネーション」が登場します。白糸の滝の天然水を使って制作される氷柱の数々は、鍾乳洞をイメージさせる神秘的な景色を創り上げます。

雲場池は、軽井沢駅から徒歩でアクセスできる人気の自然観光スポットです。周囲を遊歩道と木々に囲まれた雲場池の水面には、空と木々が静かに映りこみます。積雪のある冬季には、あたりに広がる雪景色も水面に映り、美しい白銀の世界を見られます。

標高約1,200mの高台、旧碓氷峠の頂上付近の見晴台からは、晴れていると冬の軽井沢を一望できます。白く染まった南アルプスや八ヶ岳を実際に見られるのはこのときだけ。静かに春の芽吹きを待つ、神秘的な軽井沢の景色を写真に収めてみてはいかがでしょうか。

旅行先のグルメは楽しみのひとつ。軽井沢には、特別なティータイムやディナーを満喫できるスポットが満載です。冬の軽井沢で訪れたいオススメのグルメをご紹介します。

調理用暖炉で焼き上げた厳選素材を堪能できるレストランです。寒さで冷えた体を視覚からも温めてくれる店内では、暖炉で焼いた本格肉料理や、野菜やパンのオードブルを楽しめます。ランチ、ディナー、アラカルトとメニューが充実しているので、旅行のシーンに合わせて足を運びやすい点が魅力。敷地内にあるワインセラーで熟成されたワインも注文可能です。

昔ながらの喫茶点のイメージを崩すことなく、自慢のローストコーヒーを提供するコーヒーショップです。1960年代から50年以上も変わらず愛される「コーヒーゼリー」や「ミカド珈琲のモカソフト」は、旧軽井沢で定番の人気スイーツ。寒い冬でも、ホットコーヒーと一緒なら幸せなひとときを過ごせます。

本格蕎麦と一品料理、お酒を楽しめる蕎麦処です。厳選した蕎麦粉から作られる細めの蕎麦は、舌触りと風味のバランスがほどよい二八蕎麦。一品料理は天ぷらや煮物、炭焼きのほか、“粋な一品”としてだし巻き玉子や自家製そば味噌が並びます。信州の地酒やワイン、ビールなどアルコールメニューが豊富なので、軽井沢グルメとお酒を一緒に楽しみたい方にオススメです。

温泉は冬の旅行の醍醐味です。旅行の疲れを癒すなら、気軽に立ち寄りできる温泉施設へ足を運んでみてはいかがでしょうか。冬の軽井沢旅行で訪れたい温泉スポットをご紹介します。

1915年（大正4年）開湯の老舗温泉です。軽井沢観光ついでに立ち寄って気軽に入浴できるので、温泉好きな方は行きも帰りも足を運んでみては。やわらかな泉質（ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉）の源泉かけ流しで、露天風呂も完備されています。積雪があると、白銀の雪景色に湯けむりが立ちこめ、うっかり長湯をしてしまいそうになるほど美しい風景を堪能できます。

軽井沢から車で約1時間、標高2,000mの雲上の高峰に軒をかまえる高峰温泉 ランプの宿は、ほのかに硫黄が香る炭酸水素塩温泉（含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉）です。後方の空と山を一望できる露天風呂や、ランプが灯る中で2つの湯船（温・冷）を楽しめる「ランプの湯」などがあります。

冬の軽井沢は、「避暑地の軽井沢」とは異なる魅力や楽しみ方が満載です。今回ご紹介した「イルミネーション」「ウィンタースポーツ」「景色」「グルメ」「温泉」をぜひ満喫してみてはいかがでしょうか。

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※本記事に記載のイベントは予告なく延期・中止となる可能性があります。各イベントの詳細は施設公式ホームページをご確認ください。