夏休みの子連れ旅行に！こどもと楽しめるおすすめスポット23選

夏休みが近づくと、家族での旅行計画にワクワクしながらも、行き先に迷う方もいるのではないでしょうか。せっかくの旅行なら、こどもたちが思い切り楽しめるのはもちろん、おとなもリフレッシュできる場所を選びたいものです。

今回は、家族みんなが満足できる夏休みにおすすめの子連れ向けスポットを紹介します。北海道から関西エリアまで、自然に癒されるアウトドアスポットや、こどもが夢中になれるテーマパークなど、幅広く紹介しています。

ぜひ参考にして、思い出に残る夏休みの旅行を計画してください。

ここでは、北海道・東北地方で子連れ旅行におすすめのスポットを紹介します。

夏休みの家族旅行に、北海道・東北地方ならではの魅力あふれるスポットを訪れて、心に残る時間をお過ごしください。

園内には、北極圏やアフリカ、アジアなど、世界各国の動物が大集結しています。こどもに人気のペンギンやライオンのほか、絶滅寸前のアムールヒョウなどもいます。

旭山動物園では、動物たちのリアルな生態や行動を観察できる「行動展示」がとり入れられ、飼育員による教育活動も盛んです。

ただ動物を観察するだけでなく、動物たちとのふれあいを通じて、命について学べたり、自由研究の題材にできたりと、学びの機会を作れる点が魅力です。

青森県と秋田県に跨がる十和田湖は、約20万年前の火山活動によりできたと伝えられるカルデラ湖です。十和田八幡平国立公園内に位置し、美しい湖畔の眺めや湖畔から続く渓流（奥入瀬渓流）は景勝地にも指定されています。

十和田湖では、こどももおとなも夢中になれるアクティビティが満載です。観て楽しむなら遊覧船やレンタルボートを、体験して楽しむならカヌーツアーやグリランド（ボートツアー）、モーターボートなどで最高の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

そのほかに、夏の風物詩として人気の「十和田湖湖水まつり」で開催される花火大会を見に行くのもよいでしょう。この祭りは十和田湖に夏の訪れを告げるイベントとして親しまれています。

龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つであり、洞内に生息するコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。現在確認されている洞内総延長は約4,088mで、そのうち約700mが一般公開されています。

また、洞内には8つの地底湖が発見されており、一般公開されているのはそのうちの3つです。調査が進むにつれ、総延長が5,000mを超える可能性もあり、未解明の魅力が多く残されています。

鍾乳石の繊細で芸術的な美しさや、世界有数の透明度を誇る神秘的な青い地底湖は必見です。

緑豊かな環境に囲まれた秋田ふるさと村は、東京ドーム約4個分もの広大な敷地を誇る複合施設です。東北最大級のプラネタリウムやトリックアート、遊具が楽しめるエリアのほか、秋田の伝統工芸品を集めた工芸展示館や秋田県立近代美術館など、多彩な施設が集結しています。各施設は回廊でつながっているため、快適に過ごせるのが魅力です。

また、手づくりスタジオでは気軽に制作体験ができるため、訪れるたびに新しい楽しみを発見できます。年間を通じて多彩なイベントが開催されるので、夏休みに訪れる際は事前に最新情報をチェックするのがおすすめです。

さらに、秋田県内最大級のお土産売場には、約1万点もの商品が揃っています。秋田の文化や魅力を満喫できる、家族旅行にぴったりのスポットと言えるでしょう。

鶴岡市立加茂水族館は、世界中のクラゲをテーマにした展示が特徴の水族館です。「クラネタリウム」では、約80種類のクラゲを常時展示し、成長段階ごとのクラゲを間近で観察できます。

中でも、直径約5mの大水槽「クラゲドリームシアター」に漂う約1万匹のミズクラゲは圧巻です。さらに、アシカやアザラシ、庄内地方の淡水魚や海水魚も展示され、多彩な生き物に出会えます。

また、クラゲアイスやクラゲラーメンといったユニークな食事も鶴岡市立加茂水族館ならではの魅力の一つです。お土産ショップでは、クラゲをモチーフにしたお菓子やぬいぐるみなどのオリジナル商品が揃っているので、夏休みの思い出にぜひ持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

天候に左右されずにプールや温泉を楽しめる、複合レジャー施設です。南国ムード全開のリゾート内は水着で楽しめるエリアが豊富で、家族みんなで遊べます。なかでも、高低差・長さ日本一のボディスライダーや3種類のウォータースライダー、派手な演出が特徴の流れるプールは見逃せません。

水着なし・男女別でゆっくり入れる温泉や露天風呂もあるので、家族に合ったスタイルで一日過ごせます。

ファイヤーダンスグッズやハワイアンズオリジナルウクレレなどのおみやげは、こどもの思い出作りにもおすすめです。

ここでは、関東地方で子連れ旅行におすすめのスポットを紹介します。

関東地方には、こどもたちが夢中になれる体験や学びが詰まった人気のスポットがたくさんあります。夏休みの思い出作りに、ぜひ参考にしてみてください。

東京サマーランドは、夏のレジャーを満喫できる子連れに人気のスポットです。天候を気にせず遊べる屋内プールや、夏季限定の屋外プールがあり、波のプールや流れるプール、小さなお子さま向けの浅瀬プールなど、多彩なウォーターアトラクションが揃っています。

プールだけでなく遊園地も併設されており、夏休みの家族旅行にぴったりです。さらに、園内には手軽に楽しめるワンハンドメニューやデザート、ラーメンなどバラエティ豊かな飲食店が充実しているので、その日の気分に合わせた食事も楽しめます。

三鷹の森ジブリ美術館は、スタジオジブリの世界観を存分に楽しめる美術館です。アニメ制作の現場を再現した常設展示室や、約80席の小さな映画館で上映されるオリジナル短編アニメーションなど、ジブリ作品の魅力が詰まった空間が広がります。

併設のカフェでは、ユニークな名前の軽食やドリンクを楽しめるほか、お土産ショップには美術館限定グッズや人気キャラクターアイテムが揃っています。ジブリの世界に浸りながら、夏休みの思い出になるアイテムを探してみてください。

なお、日時指定の予約制なので、手配を忘れずにしておきましょう。

カップヌードルミュージアムは、インスタントラーメンをテーマにした体験型の食育ミュージアムです。展示や体験を通じて、発明や発見の重要性を楽しみながら学べます。

特に人気なのは、自分だけのオリジナル「カップヌードル」や「チキンラーメン」を作れる体験（有料）です。手作りラーメンは、夏休みの思い出作りにもぴったりです。

また、世界各国の多彩な麺料理を味わえるフードコーナーも併設されており、世界の麺文化をランチなどで堪能できる点も魅力です。

八景島シーパラダイスは、横浜・八景島内に広がる複合レジャー施設であり、島内へは無料で入れます。島内には4つの水族館やアトラクションエリアのほか、レストランやアミューズメントコーナー、ホテルがあり、一日中楽しめるでしょう。

水族館で実施される豊富なふれあいプログラムは、夏休みの思い出作りにぴったりです。アトラクションエリアでは、海に浮かぶロケーションでスリル満点のアトラクションを楽しめます。

毎年夏には恒例の花火大会「花火シンフォニア」も開催され、夏の子連れ旅行を鮮やかに彩ります。

東京ドイツ村は、ドイツの風情を感じられるテーマパークです。広大な園内には美しい花々が咲き誇り、アトラクションや動物とのふれあい、季節ごとの収穫体験などのアクティビティが充実しています。

芝生エリアには遊具やアスレチックもあり、お子さまが思いきり遊べるのが魅力です。また、園内を一望できる観覧車で、のんびりと景色を楽しむこともできます。

カフェやランチにおすすめの食事処も充実しており、軽食から本格的なドイツ料理まで幅広いメニューが揃っています。また、お弁当を持参して芝生広場で食事をすることも可能です。

牧場で暮らす動物たちとのふれあいや豊富なアトラクションが楽しめる、エンターテイメントファームです。

サファリ感覚で牧場を観光できる「マザーファームツアーDX」は、マザー牧場の大自然と動物を間近に感じられる体験型アトラクション。また、羊やアヒルが牧場内を大行進していく様子や、羊の毛刈りショーは、マザー牧場を訪れたらチェックしたいイベントです。

全長約340ｍのワイヤーロープを滑車で下るファームジップのほか、ジャム作り体験など、こどもの好みに合わせて自由な楽しみ方ができます。

那須高原南部、1周約2㎞のりんどう湖を中心に広がる複合レジャー施設です。およそ30万平方メートルの広大な場内では、動物とふれあえる牧場体験やアトラクション、キャンプなどのアウトドア体験を楽しめます。

なかでも、ワイヤーで湖上を滑空するジップラインは、日本最長クラスの長さ（片道約220ｍ）でスリルも満点です。こどもだけでなくおとなもワクワクできるでしょう。アトラクションは保護者同伴で0歳児から遊べるものも多く、家族みんなで楽しみやすい点が魅力です。

那須サファリパークには、約50種500頭羽の動物が暮らしています。パーク内はバスなどの車両で移動でき、ライオンやキリンのエサやり体験を楽しめます。

ゾウに乗って約10分のサファリ体験ができる「ゾウライドサファリ」や、専用バスなどで夜のサファリゾーンを進む「ナイトサファリ」は、家族でサファリパークを楽しみ尽くせる人気のイベント。

ふれあい広場にいる小動物へのエサやり体験は、小さなこどもも楽しみながら参加できるでしょう。

地球や生命の誕生をストーリー仕立てで学べる博物館です。2階建ての館内には、自然史に触れる機会がない方でも、楽しみながら学習できる展示やジオラマが多く取り入れられています。

動く恐竜模型が常設された「地球の時代」コーナーや、博物学者のロボットが身振り手振りで解説を行なう「ダーウィンの部屋」コーナーは、こどもも大興奮することでしょう。不定期で開催される科学体験やワークショップも見逃せません。

ここでは、甲信越・北陸地方で子連れ旅行におすすめのスポットを紹介します。

今年の夏休みは、甲信越・北陸地方の魅力的な旅行先で過ごしてみてはいかがでしょうか。

山梨県立フラワーセンターは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界観が再現された自然公園です。園内は建造物や植栽によってハイジの舞台となるスイスの風景が再現され、夏には花壇いっぱいに咲くひまわり畑を見渡せます。

ハイジの世界観を模したジオラマや山小屋は、それぞれレストランやロッジ、教会などの施設となっています。小物まで忠実に再現された屋内で、新鮮な野菜を使ったメニューやスイーツを楽しみましょう。ホテルと一体になった「クララ館」前のエリアでは芝すべりも可能です。

クララ館にはキッズルームやラウンジも完備されているので、休憩を交えながら一日ゆっくり遊べます。

標高約1,250ｍの高地に広がる富士見高原リゾート花の里。園内は、華やかな植栽の「ロマンスエリア」、幻想的な白樺林が見られる「白樺エリア」、絶景を展望できる「創造の森」、八ヶ岳周辺に咲く高山植物などが植栽された「ロックーガーデン」の4エリアに分かれています。

創造の森などの展望エリアまでは、八ヶ岳の森林を登る「展望リフト」で景色を楽しみましょう。標高約1,400ｍの展望エリアからは、日本の三大高峰「富士山」「北岳」「奥穂高岳」を望めます。

のんびり移動できる「天空カート」や、手作り蕎麦を堪能できる「そば打ち体験」は、こどもと一緒に楽しみたいポイントです。

福井県立恐竜博物館は、恐竜化石の宝庫である福井県勝山市に位置し、世界有数の規模を誇る博物館です。館内には恐竜の骨格標本や化石、ジオラマ、復元模型などが展示され、恐竜の迫力を間近で体感できます。

常設展示室では約50体の恐竜全身骨格を展示しており、その中には実物の化石を使用した10体の貴重な標本も含まれています。また、「化石発掘プラス」では化石の見分け方を学んだり、「化石クリーニング」では本物の道具を使って恐竜の歯（レプリカ）を取り出す体験ができるなど、参加型のプログラムも豊富です。

体験メニューは時期によって異なるため、夏休みの訪問時には事前に公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。

ここでは、東海・関西エリアで子連れ旅行におすすめのスポットを紹介します。

アクティブに遊べる施設や自然を満喫できる場所、リラックスして過ごせる展望スポットなど、バリエーション豊富な観光地を紹介します。ぜひ参考にしてください。

伊豆ぐらんぱる公園は約22万平方メートルの広大な敷地に、多彩なアトラクションが揃ったレジャー施設です。スリルを味わいたい方は、空中のワイヤーロープを往復約400m滑り降りる「ジップライン～風KAZE～」（有料）がおすすめです。

また、恐竜をテーマにしたゴーカート「ディノエイジカート」（有料）や、水上を歩ける「ウォーターバルーン」（有料）などの体験も用意されています。小さなお子さま向けの乗り物や無料で遊べる遊具エリアもあるため、家族みんなで楽しめるスポットです。

園内には、和食、洋食、韓国料理などのレストランも充実しており、家族それぞれの好みに合わせてゆっくりと食事ができます。

レゴランド・ジャパンは、レゴ・ブロックをテーマにした体験型テーマパークです。入園すると目に入るシンボル「オブザベーション・タワー」は、高さ約60mまでゆっくり回転しながら上昇する展望型アトラクションで、園内全体を一望できます。

他にも、スリル満点の絶叫マシンや1,000万個以上のレゴブロックで日本の名所を再現した「ミニランド」など、見どころ満載です。また、レゴブロックがどのように作られるのかを見学できる「レゴ・ファクトリー・ツアー」も人気の体験です。

ツアーの最後には記念のレゴブロックがプレゼントされるため、夏休みの特別な思い出作りに最適でしょう。

ナガシマスパーランドは、約60のアトラクションを誇る国内最大級の遊園地です。スリル満点の絶叫マシンが豊富で、爽快な気分を存分に味わうことができます。

小さなお子さま向けに約50種類の遊具が揃うエリアや、初めての遊園地デビューにぴったりの乗り物も充実しており、家族みんなで楽しめる施設です。また、パーク内には食べ歩きに適した軽食からゆっくり食事ができるレストランまで、幅広い食事の選択肢があります。

遊園地で遊び尽くした後は、隣接する温泉施設「湯あみの島」で疲れを癒すのもおすすめです。露天風呂や炭酸風呂など、男女合わせて17種類のお風呂が用意されています。

「びわ湖テラス」は、標高約1,100mに位置する絶景スポットです。ロープウェイで約5分の空中散歩を楽しんだ後、山頂に到着すると、琵琶湖を北から南まで一望できる雄大な景色が広がります。

その壮大な景観を眺めながら、ソファやチェアでゆったりと過ごせる時間が魅力的です。テラス内の「Terrace Café」では、開放的な雰囲気の中、景色と共に食事ができます。

よりプライベートな時間を過ごしたい方は、有料ソファ席の「Infinity Lounge」がおすすめです。琵琶湖を眺めながら、贅沢なひとときを堪能できます。

また、山麓との気温差は5〜7℃ほどで、夏でも涼しく快適に過ごせるため、夏休みにぴったりのスポットです。

大阪にある「海遊館」は、多彩な展示と感動体験ができる水族館です。8階建ての館内には、ジンベエザメが悠々と泳ぐ巨大水槽をはじめ、さまざまな生き物たちを間近で観察できるエリアが広がります。  

生き物たちの食事タイムでは、トレーニング風景やエサを食べる様子を見られるため、訪れる前に公式サイトでスケジュールを確認しておくのがおすすめです。さらに、隣接する「天保山マーケットプレース」では、海を望むおしゃれなレストランやフードコートが充実しており、約80店舗のショップで買い物や食事を楽しめます。

海遊館とあわせて訪れることで、さらに充実した時間を過ごせるでしょう。

夏休みは、家族で特別な思い出をつくる絶好の機会です。動物とのふれあいや自然体験、ドキドキするアトラクション、学びにつながる文化体験など、子連れに人気の観光地を訪れて、家族全員が笑顔になる旅を計画してみてはいかがでしょうか。

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