松本城の城下町として栄えた長野県松本市。市街地を歩けば古い街並みや史跡が見られ、アートやグルメを楽しめるスポットも豊富です。標高の高い山々が四方を囲んでいるため、少し足を延ばせば雄大な自然を満喫できます。歴史探訪からアート、グルメ、温泉など、自由な楽しみ方ができる松本を観光して、充実の旅行を楽しんではいかがでしょうか。
今回は、長野県松本市でおすすめの観光スポットをご紹介します。
都市部と田園地帯からなる松本市。市街地にはあらゆる場所に城下町の風景が残され、レトロな看板や喫茶店、江戸時代の街並みを散策できます。松本出身の芸術家、草間彌生(くさまやよい)氏をはじめ、信州ゆかりの作家たちの作品を展示する「松本市美術館」では、独創的なアート空間で非日常の時間を過ごせます。
また、松本市は市の中心部(市役所)で標高595メートル、高原エリアで標高3,190メートルにもなる自然豊かな町です。市街地、高原エリアの温泉街では日帰り温泉も楽しめるため、ここだけで充実した旅行プランを立てられるでしょう。
JR松本駅下車後は、徒歩や路線バスのほか、市内周遊バスでの移動も可能です。
歴史文化、アート、グルメ、温泉など、それぞれ趣の異なる楽しみ方ができる松本市。松本観光で見逃せないおすすめスポットをご紹介します。
1593~1594年(文禄2~3年)に築城されたと伝えられる松本城は、姫路城、彦根城、松江城、犬山城と並び、国宝に指定されています。五重六階の天守としては、現存するもののなかでも日本最古で知られ、戦国時代の情景を現代に伝えています。大天守をはじめとする複数の天守や櫓(やぐら)、本丸や二の丸の御殿跡など見どころも多く、城内では貴重な構造部分や数々の松本城伝説にも触れられます。
400年以上の歴史をもつ城下町を支えた、問屋通りです。かつて多くの商人が集結し、酒造や呉服屋などが栄えましたが、江戸時代末期や明治に起こった火災により、一部の建物が焼失しました。この教訓から、火災に強い「なまこ壁の土蔵」が作られるようになり、現在でも趣ある土蔵造りの街並みが見られます。通りには伝統工芸品店や飲食店が立ち並び、観光しながら食べ歩きやおみやげ探しを楽しめます。
「縄のように長い土手」に由来して「縄手(なわて)」の名が付けられた、なわて通り。1丁目から3丁目までの3区画からなり、雑貨店や飲食店、喫茶店などが並ぶほか、「四柱神社(よはしらじんじゃ)」や「カエル大明神」などのスポットもあります。かつて、女鳥羽川(めとばがわ)に多くのカジカガエルがいたことから、カエルがなわて通りのシンボルとなりました。
市街地の東側に位置する美ヶ原温泉では、温泉街ののどかな街並みと由緒ある温泉を楽しめます。美ヶ原温泉はかつて天武天皇も好んだ湯であり、安土桃山時代から江戸時代までは松本城の歴代城主の保養地であったと伝えられています。温泉街には宿泊可能な温泉旅館が多く、「ふれあい山辺館」では日帰り入浴も可能です。
松本の奥座敷として、1300年もの歴史をもつ浅間温泉。松本城城主をはじめ、与謝野晶子や竹久夢二など、明治時代を代表する文人も足繁く通ったと伝えられ、温泉街には源泉かけ流しの温泉施設が豊富にあります。日帰り入浴可能な施設も多く、「ホットプラザ浅間」では足湯も楽しめます。観光やハイキングの拠点に温泉旅館へ宿泊するのはもちろん、松本観光の合間に立ち寄って旅行の疲れを癒すのにもぴったりなスポットです。
松本市の芸術振興を図って設立された美術館です。館内では国内外のコレクション展示や市民ギャラリーのほか、期間限定の企画展などを楽しめます。なかでも、松本市出身の前衛芸術家である草間彌生氏のコレクションは、松本市美術館を訪れたら外せないポイントです。館内のミュージアムショップでは、草間彌生グッズや収蔵作品のポストカードなど、珍しいグッズも取り扱っています。
松本周辺では、見どころ豊富なイベントも季節ごとに開催されています。松本観光の前にチェックしておきたい、人気のイベントをご紹介します。
松本の冬の風物詩である国宝松本城氷彫フェスティバルは、松本城を背に美しい氷像の数々が展示される氷の祭典です。夜間には松本城と氷像がライトアップされ、幻想的な空間で冬の松本城公園を散策できます。全国の氷彫師が彫り上げた氷像作品を間近で見て、お気に入りの作品を選んだり、コンテスト受賞作品を予想したりと、冬の松本を存分に楽しめるイベントです。暖かくしてお出かけください。
松本で毎年開催される夏の風物詩です。梓川河川敷で打ち上げられる、全長約300メートルのスターマインは圧巻です。付近の梓川会場(梓川松香寮、梓水苑)、波田会場(波田扇子田運動公園)では、松本水輪花火大会と合わせて「梓川夏祭り」「波田さいさい祭」も開催されます。夏の松本観光では見逃せないイベントです。
毎年8月の第一土曜日に開催される市民祭りです。「ぼんぼん松本ぼんぼんぼん」の曲に合わせて、総勢200を超えるグループが市内を踊り歩きます。松本ぼんぼんでは規定の振付けと参加ルールがあり、踊り手は皆練習を重ねて当日に挑みます。夏の松本観光ではぜひ松本ぼんぼんへ足を運んで、市全体に漂う祭りムードを堪能してはいかがでしょうか。
豊かな山の幸に恵まれ、清流が流れる松本市には、そばや地酒、漬物や味噌など、代々受け継がれてきた食材や郷土料理が豊富にあります。松本観光でチェックしたいおすすめグルメをご紹介します。
ニンニクたっぷりの下味を付けた鶏肉に、片栗粉をまぶして揚げた山賊焼き。古くから親しまれる郷土料理で、松本では山賊と鶏をモチーフにしたイメージキャラクター「さんぞくん」があらゆる場所で見られます。サクサクとした衣とジューシーな鶏肉は、一口食べればやみつきになること間違いありません。
とうじそばは信州松本奈川地方の郷土料理です。とうじ(投汁)には「浸けて温める」という意味があり、とうじ籠に入れたそばを一椀ずつ温めて食べるのが特徴です。そばを温めるだし汁は、野菜や山菜、きのこなどの具材を鍋で煮立てたもの。山の幸の旨味と、のどごしの良いそばの風味をぜひ堪能してください。
小麦粉やそば粉で作った皮に、惣菜などの具材を詰めて焼いたおやきは、長野県各地で親しまれる郷土料理です。代表的な具材には、切り干し大根や野沢菜、ナス味噌などがあります。お店により味や調理方法(蒸す、焼くなど)が異なるため、食べ歩きをしながらお気に入りのおやきを見つけてみるのもおすすめです。
山間部が多く、寒さの厳しい甲信地方には、長い冬を乗り切るために根付いた伝統的な食文化があります。松本では、イナゴや蜂の子などの昆虫食が古くから親しまれてきました。市内の専門店では、イナゴの佃煮のほか、珍しい昆虫の佃煮や甘露煮が販売されています。おみやげや酒の肴に、お気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。
松本観光では、国宝松本城をはじめ、城下町の風情ある街並みや美術館での非日常的な世界を堪能できます。温泉やグルメ、季節のイベントも盛りだくさんで、旅行の目的に合わせて自由な楽しみ方ができるでしょう。観光の拠点にもぴったりな松本で、信州の文化にとことん浸ってみてはいかがでしょうか。
びゅうトラベルでは、松本観光におすすめのプランを豊富にご用意しています。お得なJR+宿泊プランをお探しの際はびゅうトラベルをぜひご利用ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・観光プランのみのご利用はできません。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。