東京から近いスキー場11選！片道約1時間半で日帰りOK

「東京から近いスキー場」と聞くと、車で行くイメージがあるかもしれませんが、週末の渋滞や雪道の運転を考えると、「列車で近い」スキー場を選ぶのがおすすめです。

この記事では、東京駅から70分〜90分でアクセスできる人気のスキー場を厳選して紹介します。日帰りでもたっぷり滑れるスポットを中心にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

東京からアクセスの良いスキー場を選ぶとき、単に「距離」だけで判断してしまうと、失敗することがあるかもしれません。週末や連休には高速道路が渋滞し、「車で近い」はずが到着まで倍の時間がかかることもあります。さらに、雪道の運転やスタッドレスタイヤの準備など、冬ならではの負担も見逃せません。

その点、列車なら渋滞知らずで移動も快適です。特に新幹線を使えば、東京駅から長野や新潟のスキー場まで最短70〜90分と、まさに「本当に近いスキー場」を体感できます。 移動中は座っているだけでゲレンデの最寄り駅に到着でき、朝から夕方までしっかり滑れるのも魅力です。雪道運転の心配がなく、車内で仮眠や朝食、帰りの一杯を楽しめる快適さもおすすめの理由です。

まずは、新幹線の駅からアクセス抜群のスキー場をご紹介します。駅直結や徒歩圏内のため、時間を最大限に使って楽しみたい方にぴったりです。

GALA湯沢スキー場は、上越新幹線「ガーラ湯沢駅」とスキーセンターがダイレクトにつながっているため、改札を出た瞬間からゲレンデへスムーズにアクセスできます。バスやタクシーへの乗り換えが不要という抜群の利便性が、快適なスキー・スノボ旅を求める人から高く評価されています。

山頂の標高が1,100mを超える高津倉山に広がるゲレンデは3つのエリアで全16コースが整備されており、良質な雪質と開放感あふれる滑走が楽しめます。フード付きエスカレーターを備えた「ゆきあそびパーク」もあり、初級者から上級者、ファミリーまで幅広い層が安心して遊べる多彩な環境が魅力です。

軽井沢プリンスホテルスキー場は、東京から約1時間という抜群のアクセスが魅力のリゾートです。晴天率が高く、人工造雪機・降雪機も充実しているため、シーズンを通して安定した滑走コンディションが期待できます。ゲレンデには最大傾斜31度をはじめとする全14コースが広がり、初心者から上級者まで幅広く対応。キッズ向けのスノーマンパークもあり、家族での利用にもぴったりです。

スキー場周辺には、ショッピングモール、ボウリング場、ホテルなどがそろっています。 スキーやスノーボードを楽しんだ後にも、さまざまな楽しみ方ができるスキー場です。

ここからは、新幹線の最寄り駅からスムーズにアクセスできるスキー場を紹介します。

神立スノーリゾートは、初級者から上級者まで対応する全16コースを備え、越後湯沢駅からのアクセスもスムーズなスキー場です。最長滑走距離は3,500mで平均斜度がゆるやかであるため、初心者でも景色を楽しみながら滑りきれる気持ちよさが魅力です。

場内には入浴施設「神の湯」があり、たっぷり滑ったあとに体を温め、そのまま帰路についたり、宿泊先へ戻ったりといった、贅沢な過ごし方ができるのも人気の理由の一つです。

全8コースを有するNASPAスキーガーデンの最大の特徴は、ゲレンデのすべてが「スキーヤー専用」であることです。スノーボーダーがいない環境のため、スキーデビューのお子さまや、久しぶりにスキーを楽しむ方も、安心して滑走を満喫できます。

ゲレンデには、初心者向けの緩斜面から、ソリなどが楽しめる「キッズガーデン」まで、家族連れに人気のエリアが充実しています。上級者向けの最大傾斜38度のコースやコブ専門スクールもあり、レベルを問わず楽しめます。スノーラフティングやスノーモービルなど多彩なアクティビティもそろっており、家族みんなで雪と触れ合えるスキー場です。

上越新幹線「越後湯沢駅」から徒歩約10分というアクセス良好な立地にあるスキー場が、湯沢高原スキー場です。山頂の標高は1,170mで、高原エリア・山麓エリアの2エリア、全8本のコースを備えています。

ファミリー・初心者向けには、雪遊びが楽しめるスノーエスカレーター付きの「ゆきあそびパーク」もあり、滑るだけでなく雪と触れ合うアクティビティも充実しています。また、山頂へは世界最大級166人乗りロープウェイで一気に登ることができ、ロープウェイを降りた「山頂駅」周辺からは、越後三山や谷川連峰を望む雄大な景色が広がり、リゾート感のある時間を過ごせるのも魅力です。

石打丸山スキー場は、南魚沼エリア屈指の大型リゾートで、天然雪100%のコース数は全25本。初級のゆるやかな斜面から最大斜度35度の急斜面まで、レベルに合わせて多彩な滑りが楽しめます。

スノーパークも全長約500mのメインパークや世界基準の「ガンホーモンスターパイプ」があるなど本格仕様。キッズ向けの「ゆきあそびパーク」も充実しており、家族旅行からフリースタイル志向の上級者まで幅広く満足できるスキー場です。

JR「越後中里駅」に直結しており、列車を降りたら目の前がゲレンデという抜群のアクセスを誇る湯沢中里スノーリゾートは、お子さまやスキー初心者から上級者まで、誰もが楽しめる10本の多彩なコースが魅力です。

ゲレンデには、スノーエスカレーターが完備された「スマイルキッズパーク」や、リフトの乗り降りが心配な方も安心してデビューできる「エンゼルゲレンデ」など、お子さまや初心者に優しいエリアもそろっています。一方で、起伏が多い上級者向けの「ダイナミックコース」や、非圧雪、ツリーランエリアも豊富で、幅広いレベルのスキーヤーやスノーボーダーが満足できるスキー場です。

初心者向けから上級者向けまで幅広くカバーするコース数全30本の、日本屈指の規模を誇るリゾートゲレンデです。かぐら・みつまた・田代の3エリアで構成され、最長滑走距離は6,000m。初心者はなだらかなコースで安心スタート、上級者は林間・非圧雪・急斜面といった滑り応えのある斜面に挑戦できます。

リフトやゴンドラから眺める壮大な雪景色は、圧巻。標高の高さが生む良質な雪と、広大なフィールドが織り成すダイナミックな景観を味わえるのも、かぐらスキー場ならではの魅力です。

舞子スノーリゾートは自然の地形を最大限に活かしたコースが特徴で、初心者から上級者まで楽しめる3つのエリア、合計26コースが展開されています。最長滑走距離は6,000mあり、ロングクルージングを楽しめます。

舞子スノーリゾートの「日帰りスキーセンター」はゴンドラと直結しており、レンタルやレストランだけでなく、ファミリーに優しい設備が充実しています。温泉のほか託児室や無料休憩室などもあり、家族連れの方も快適な時間を過ごすことができるでしょう。

「近くて楽しい、近くてラク」をコンセプトにしたスキー場です。週末の営業時間が長く、トップシーズンの金・土・日は22時まで、土・日・祝日は朝7時から滑走できるのが特徴です。日帰りでも朝早くから夜まで、たっぷり滑りたい方におすすめです。

コースは初級・中級を中心に全5本。スノーエスカレーター付きの「スノーランド」も用意されており、スキーやスノーボードをしない小さな子ども連れのファミリーも安心して楽しめます。

東京駅から約80分と好アクセスの佐久スキーガーデンPARADAは、「北パラダ」と「南パラダ」の2つのエリアで構成され、コース数は全7本。ゲレンデは初心者に配慮された構成で、手ぶら参加可能なレンタル・パック（小物除く）など、スノーデビューにも安心な環境が整っています。

屋外だけでなく全天候型の室内キッズランドもあるので、子ども連れでも天候に左右されずに遊び尽くせるのもポイントです。隣接の温泉施設「みはらしの湯」では露天風呂や岩盤浴も体験可能で、滑ったあとのリフレッシュにもぴったりです。

新幹線で向かうスキー旅は快適そのものですが、移動とリフト代を合わせると、日帰りでも意外と出費がかさむことがあります。せっかく列車でゆったり移動できるなら、思い切って宿泊を組み合わせて、時間にも心にも余裕のある旅にするのもおすすめです。

「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」なら、「往復の列車と宿」をまとめてお得に申込みでき、手配もワンストップで完了できます。スキーを満喫したあとに温泉で身体を癒したり、満天の星空や朝焼けに染まる雪山を眺めたりと、滑るだけではない「冬のご褒美」をたっぷり楽しめるのも、宿泊旅行にするメリットです。

東京から近いスキー場を選ぶなら、渋滞や雪道運転の心配がない列車旅が快適です。70〜90分で到着できるスキー場なら、日帰りでもしっかり滑れて、スキー場で過ごす時間を最大限に確保できます。

さらに、びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を活用すれば、「往復列車と宿」や「往復列車とリフト券」をまとめてお得に手配でき、スキー旅の準備がぐっとスムーズに。行きは車内でゆったり過ごし、帰りは疲れた身体を休めながら東京へ戻る。そんな快適な冬の小旅行が叶います。

今年の冬は列車でサッと行ける近場のスキー場で、気軽にウィンタースポーツを楽しんでみてください。