最近ではTwitterやInstagramといったSNSが広く普及していて、多くの方がコミュニケーションを楽しんでいます。そんなSNSでは、自身が撮影した画像を投稿するのも楽しみ方のひとつです。特にすてきな写真が撮れるスポットやアイテムは、「SNS映え」するとして高い人気を集めます。
日本屈指のおしゃれスポットである東京や横浜には、SNS映えするフォトジェニックなスポットがたくさんあります。今回は、そんなフォトジェニックなスポットをいくつかご紹介します。
迎賓館赤坂離宮はもともと東宮御所として建てられたもので、現在は海外の国賓を迎え入れるための迎賓館として利用されています。前庭は自由に見学することができますが、本館や主庭を見学する際には受付の上、入場料がかかります。公開日が決まっているため、訪れる際には事前に確認しましょう。
建物自体が美しいのはもちろん、庭や正面の門などフォトジェニックなポイントがたくさんあります。全景を収めた写真と一部にクローズアップした写真とでまた違った雰囲気が楽しめるので、さまざまな角度から撮影してみるのがポイントです。
新宿御苑は、東京メトロ新宿御苑前駅やJR中央線千駄ヶ谷駅からすぐのところにある環境省所管の庭園です。もともとは皇室の御料地であり、フランス式整形庭園・イギリス風景式庭園・日本庭園の異なる3つの形式の庭園を組み合わせた独特な景色が広がっています。四季折々の自然豊かな風景は人気が高く、特に春と秋は撮影にぴったりの季節です。
浜離宮恩賜庭園は、汐留駅からすぐのところにある庭園です。江戸時代に作られた大名庭園で、かつては皇室の離宮となっていました。
都内で唯一の海水の池があり、ハゼやボラといった海水魚が生息しています。海水の池であることから、カモメが池の上を飛ぶこともあります。
池や草木といった自然の景観が美しいのはもちろん、汐留というオフィス街にあることからビルとの調和がフォトジェニックポイントとなっています。
汐留イタリア街は、正式名称を汐留シオサイト5区イタリア街といい、汐留のオフィス街にあります。イタリア街という名のとおり、石畳や色鮮やかな西洋風の建物、並木道、広場、ベンチなど、イタリアを彷彿とさせる街並みが広がっています。東京にいながら海外旅行気分を味わえることから、フォトジェニックなスポットとして人気があります。
横浜赤レンガ倉庫は、横浜港にある倉庫群です。明治時代に作られた保税倉庫で、現在では展示スペースや商業施設、文化施設などさまざまな用途で活用されています。横浜赤レンガ倉庫の大きな特徴は、名前の由来にもなっている全体を構成する赤レンガ。文明開化が起こった明治時代ならではのノスタルジックな雰囲気は、SNS映えすること間違いありません。倉庫前の広場には色とりどりの花も植えられていて、シーズン中は赤レンガ倉庫と花を一緒に撮影するのがおすすめです。夜にはライトアップも行われ、より一層重厚感のある写真が撮影できます。
山下公園は、海沿いに広がる公園です。関東大震災の瓦礫を埋め立てて作られた公園で、1930年に開園されました。日本で最初の臨海公園ともいわれています。山下公園には童謡「赤い靴」に出てくる女の子の銅像や在日インド人協会から寄贈されたインド水塔、横浜市の姉妹都市・アメリカのサンディエゴから寄贈された水の守護神像など、さまざまな国との交流を感じられるフォトスポットがあります。雄大な海やベイブリッジ、港を行き交う船、名所として知られるバラなど見どころが多く、見る角度によってさまざまな写真を撮ることができます。
山手西洋館は、港の見える丘公園からJR石川町駅辺りまでにある洋館群の総称です。明治・大正時代に外交官や貿易商の屋敷として利用されていたもので、現在は自由に見学することができます。さまざまな国の建築家によって設計されているため、それぞれの洋館によって趣が変わるのが特徴であり魅力です。屋敷の中は当時の生活を再現していて、アンティーク調の家具などが配置されています。洋館によっては広い庭園もあり、まるで海外にいるかのような写真を撮ることができます。
以上、東京・横浜にあるフォトジェニックスポットをご紹介しました。どのスポットも魅力的な場所なので、場所を巡るだけでも楽しむことができます。今回ご紹介した以外にもさまざまなフォトジェニックスポットがあるので、興味がある方は探してみてはいかがでしょうか。