秋田県は、日本海に面していること、多くの山地や森林があることなどから、自然豊かなエリアとして知られています。各地にさまざまな観光スポットがあるため、秋田観光の際はどこを巡るべきか悩むところです。全部を巡るというのは難しいので、事前にいくつか絞っておくことをおすすめします。
そこで今回は、秋田県のおすすめ観光スポットを列車で巡る、観光モデルコースをご紹介します!
秋田県は東北地方の北西部、日本海側に位置しています。北に青森県、東は岩手県、南は山形県と隣接しており、県域には奥羽山脈や出羽山地など多くの山地・森林があります。「十和田八幡平国立公園(とわだはちまんたいこくりつこうえん)」を始め、国立・国定の自然公園が多く、大自然を満喫できる県だといえるでしょう。
また、自然だけでなく「きりたんぽ」などのグルメや「なまはげ」などの伝統文化、「角館の武家屋敷」などの歴史スポット、ゆったりすごせる温泉など、さまざまな観光資源があります。訪れる地域によってさまざまな顔が見られるので、好みに合わせてスポットを選びましょう。
秋田県の観光スポットを上手に巡るには、あらかじめ訪れる場所の順番を決めておくとスムーズです。ここでは、田沢湖駅を出発して、角館、秋田市と巡る観光モデルコースをご紹介します。
スタート地点である田沢湖駅周辺のスポットといえば、もちろん田沢湖。まずは、田沢湖やその周辺のスポットを散策しましょう。
「田沢湖」は、日本一の深さ(約423m)を誇る秋田県仙北市にある淡水湖です。田沢湖の誕生には諸説あり、以前は「隕石の衝突によって作られた説」がありましたが、現在は「噴火によってできたカルデラ説」が有力なようです。
400mを超える深さのため、冬でも湖面が凍りつくことはありません。また、太陽の光が差し込むと水深によって鮮やかなグラデーションを描くことから、日本のバイカル湖とも呼ばれています。周辺は「田沢湖抱返り県立自然公園(たざわこ だきがえり けんりつしぜんこうえん)」に指定されていて、日本百景にも選ばれるほど美しい景観が魅力的です。
「御座石神社」は、田沢湖の北側に位置する神社です。室町時代に湖の主である「竜神」を祀った祠として建てられたのが始まり。
この「竜神」とは、田沢湖に伝わる辰子(たつこ)伝説に登場する「辰子姫」のことだといわれています。「辰子姫」はとても美しい姫だったという伝承が残っていて、その姫を祀った「御座石神社」は、美のパワースポットとして人気があります。
上述した「御座石神社」で祀られている「辰子姫」。この「辰子姫」の姿をした像が、田沢湖にはいくつかあります。その中でも観光客に人気なのが、羽後交通バス「潟尻(かたじり)」から徒歩1分の湖岸にある「たつこ像」です。
辰子姫の美貌をイメージしたブロンズ像で、湖に佇む姿が印象的。湖の青と輝くブロンズのコントラストが美しく、観光客に人気のスポットになっています。
その他、湖畔には「たつこ観音」など、たつこをモチーフにした像が4つあります。田沢湖に訪れた際は「たつこ像巡り」を楽しんでもよいかもしれません。
田沢湖周辺を散策したあとは、角館へ向かいます。角館では歴史情緒あふれる街並みや、城跡を散策しましょう。
角館は「みちのくの小京都」とも呼ばれるエリアで、昔ながらの歴史情緒あふれる街並みが広がっています。その中でも400年の歴史がある「武家屋敷」は、かつての角館を今に残す重要な建築物で、その侘び寂びを感じる佇まいが観光客に人気です。
「武家屋敷」に一番観光客が集まるのは、春の桜や秋の紅葉シーズン。「角館の武家屋敷」には多くの桜やモミジが植えられていて、シーズンになると角館全体が鮮やかに色づきます。
「角館の古城山」は、かつてこの地を治めていた戸沢氏が城を築いていた場所です。姫小松がたくさん生えていたことから、小松山とも呼ばれていました。
1620年に施行された「一国一城令」によって廃城となり、戸沢氏の次に角館を治めた芦名(あしな)氏によって城はふもとへと移されました。現在の「古城山」に史跡は残されていませんが、角館の街並みが一望できる景観は魅力的です。
角館のある仙北市は、そばの生産量が多いことで有名です。市内全域にたくさんのそば屋があり、角館にもこの地域ならではグルメ「角館そば」があります。
「角館そば」は、角館で栽培された地元のそば粉を使って作られます。地元の新鮮なそば粉を使った風味豊かな手打ちそばは、この地域だからこそ味わえる一品です。
角館で歴史情緒を感じ、お腹を満たしたら、次は秋田県の中心地・秋田市へ向かいます。秋田市では、歴史やアートにふれるスポットがおすすめです。
「秋田県立美術館」は、秋田市の再開発地区・エリアなかいち内にある美術館です。もともとは千秋公園内に1967年に開館しましたが、2013年に現在の場所に移転・オープンしました。新館は、世界的な建築家である「安藤忠雄(あんどう ただお)」氏の設計です。
「秋田県立美術館」には、日本生まれのフランス画家・彫刻家「藤田嗣治(ふじたつぐはる、レオナール・フジタ)」の作品を中心に、さまざまなヨーロッパの絵画が展示されています。このほか、秋田県民の制作物を展示する県民ギャラリーや、さまざまな特別展示も開催されています。
「秋田市赤れんが郷土館」は、秋田市にある郷土資料館兼美術館。もともとは明治時代に建てられた旧秋田銀行の本店で、「レトロな建造物」としても有名なスポットです。館内には銀行時代の面影が残されていて、明治時代の文化に触れることもできます。
「赤れんが郷土館」には、銀線細工などの伝統工芸品の展示のほか、人間国宝である鍛金家・関谷四郎(せきやしろう)の作品展示も。また、秋田に関する企画展も随時開催されています。
秋田県のグルメといえば、多くの人が思い浮かべるのは「きりたんぽ」ではないでしょうか。
「きりたんぽ」は秋田県の郷土料理のひとつで、つぶしたうるち米のご飯を焼いたもの。
ご飯を棒に巻き付けて焼いたものをイメージする方もいるかもしれませんが、これは厳密にいうと「たんぽ餅」という食べ物。「たんぽ餅」を棒から外して切った状態のものを「きりたんぽ」と呼びます。
味噌をつけた焼いた「みそたんぽ」や、きりたんぽを使った鍋「きりたんぽ鍋」、焼かずに団子状に丸めた「だまこもち」など、派生料理もさまざま。身体があたたまる「きりたんぽ鍋」は、冬の秋田観光でぜひ食べてほしい一品です。
今回の列車旅は秋田市までのコースでしたが、時間に余裕があれば「男鹿」まで足を伸ばすのもおすすめ。男鹿では、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された、秋田県を代表する伝統文化「男鹿のナマハゲ」にふれられます。
「なまはげ」とは、怠けた心や悪事をいましめ、災いを祓いに家にやってくる来訪神のこと。「厄払いなどを目的に、なまはげが家々を巡る」という行事が有名で、男鹿だけでなく秋田の代名詞のひとつとなっています。
男鹿には、そんななまはげの歴史がわかる「なまはげ館」があります。なまはげや秋田の歴史・文化について興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
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・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
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