山岳や高原、渓流などの雄大な自然が広がる東北地方は、全国でも人気の紅葉エリアです。青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県の6県には、山々を彩る紅葉はもちろん、渓谷や歴史ある寺社、城下町など、多彩な景観が楽しめる紅葉スポットが点在しています。
東北の紅葉は標高の高い山岳地帯から始まり、徐々に平地へと移り変わるのが特徴です。そのため、9月下旬頃から11月中旬頃まで比較的長い期間にわたって紅葉を楽しめます。この記事では、東北地方の紅葉の見頃とあわせて、奥入瀬渓流や八甲田連峰、鳴子峡、中尊寺など、各県を代表する紅葉スポットをご紹介します。
目次
青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県からなる東北地方は、日本海と太平洋に面し、内陸部には奥羽山脈をはじめとする山々や渓谷が広がっています。自然豊かな東北では、秋になると山岳地帯から徐々に木々が色づき、各地で表情の異なる紅葉を楽しめます。
東北地方の紅葉は、標高の高い山岳地帯で9月下旬頃から始まり、渓谷や湖沼周辺では10月中旬から下旬頃、平地の公園や寺社では11月中旬頃まで楽しめます。長い期間にわたって紅葉を楽しめるのも東北の魅力です。
東北地方には数多くの紅葉名所があります。ここでは、その中から代表的なスポットをピックアップし、例年の見頃の目安をまとめました。旅の計画を立てる際の参考としてご活用ください。
| 時期 | 主な紅葉名所 |
|---|---|
| 9月下旬頃~10月中旬頃 | 栗駒山(宮城・岩手・秋田)、八甲田連峰(青森)、蔵王(山形)、月山(山形)、八幡平(秋田・岩手) |
| 10月中旬頃~10月下旬頃 | 奥入瀬渓流(青森)、蔦沼(青森)、乳頭温泉郷(秋田)、五色沼湖沼群(福島)、裏磐梯(福島) |
| 10月下旬頃~11月上旬頃 | 弘前公園(青森)、中尊寺(岩手)、厳美渓(岩手)、猊鼻渓(岩手)、抱返り渓谷(秋田)、鳴子峡(宮城)、秋保大滝(宮城)、最上峡(山形)、塔のへつり(福島)、鶴ヶ城(福島)、銀山温泉(山形)、夏井川渓谷(福島) |
| 10月下旬頃~11月中旬頃 | 角館(秋田)、中野もみじ山(青森) |
| 11月上旬頃 | 山寺(山形)、毛越寺(岩手) |
※見頃は例年の目安です。紅葉の進み具合は、その年の気温や天候によって変動します。お出かけ前に各施設や自治体の最新情報をご確認ください。
青森県では奥入瀬渓流や八甲田連峰の雄大な自然から、弘前公園の歴史ある景観などエリアごとに異なる秋の風景に出会えます。渓流沿いを散策しながら紅葉を眺めたり、ロープウェーから山々の色づきを一望したりと、楽しみ方もさまざまです。歴史ある公園で紅葉を楽しめるスポットもあり、自然と観光をあわせて満喫できます。
青森県と秋田県にまたがる十和田湖から唯一流れ出る奥入瀬川。その上流部に広がるのが奥入瀬渓流です。木々に囲まれた渓流沿いには遊歩道が整備されており、水の流れや滝の景観とともに紅葉を楽しめます。
例年10月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、赤や黄色に色づいた木々と清流が織りなす風景が広がります。十和田湖の子ノ口(ねのくち)から焼山まで続く約14kmの区間には、銚子大滝や雲井の滝などの見どころが点在しているため、散策しながら紅葉を楽しみたい方にもおすすめです。
●列車旅のポイント
新青森駅や八戸駅からバスでアクセスできるため、車がなくても訪れやすい紅葉スポットです。十和田湖とあわせて巡れば、青森を代表する自然景観を満喫できます。
青森市南部に広がる八甲田連峰は、山岳地帯ならではの雄大な景観が魅力の紅葉スポットです。八甲田ロープウェーを利用すると、標高差によって変化する色づきや広大な山々の景色を楽しめます。
例年10月頃には山肌が赤や黄色に染まり、秋らしい風景が広がります。天候に恵まれた日には、津軽平野や陸奥湾を見渡せます。
●列車旅のポイント
青森駅からアクセスでき、八甲田ロープウェーから紅葉を楽しめるスポットとして人気があります。
弘前公園は、弘前城跡を整備した公園で春の桜の名所としても知られています。秋には園内のカエデやサクラなどが色づき、歴史ある天守や濠とともに紅葉を楽しめます。
例年開催される「弘前城菊と紅葉まつり」の時期には、園内各所で秋ならではの景観を楽しめます。昼間の散策はもちろん、ライトアップが実施される期間には、昼とは異なる雰囲気の紅葉を観賞できるのも魅力です。なお、開催内容や実施時間は年によって変更となる場合がありますので事前に公式サイトをご確認ください。
●列車旅のポイント
弘前駅から市内観光を楽しみながら巡りやすく、紅葉と城下町散策を組み合わせた旅にもおすすめです。
青森県では、奥入瀬渓流や八甲田連峰の雄大な自然、弘前公園の歴史ある景観など、一つの県の中でも異なる秋の表情に出会えます。新青森駅や弘前駅、青森駅などを拠点に巡りながら、渓流、山岳、城下町と移り変わる景色を眺めるのも旅の楽しみのひとつ。さらに、蔦沼や中野もみじ山へ足を延ばせば、また違った秋の風景に出会えるでしょう。
岩手県には、渓谷や名勝、歴史的な文化遺産など、多彩な紅葉スポットがあります。自然がつくり出した景観を楽しめる場所から、歴史や文化に触れられる場所まで、異なる魅力を持つ紅葉名所を巡れるのが特徴です。
厳美渓(げんびけい)は、一関市を代表する景勝地として知られる渓谷です。磐井川の浸食によって形成された奇岩や岩場が約2kmにわたって続き、四季折々の風景を楽しめます。
秋には渓谷沿いの木々が赤や黄色に色づき、迫力ある岩場とのコントラストが見どころです。遊歩道が整備されているため、渓谷の景観を眺めながら散策を楽しむこともできます。また、名物として知られる「空飛ぶだんご」を味わいながら景色を楽しめるのも魅力のひとつです。
●列車旅のポイント
中尊寺や平泉エリアと組み合わせて巡りやすく、一ノ関駅を拠点にすれば日帰りでも訪れやすいスポットです。
嘉祥3年(850年)に慈覚大師円仁によって開かれた中尊寺は、世界遺産「平泉」の構成資産のひとつです。境内には金色堂をはじめとした歴史ある建造物が点在し、一年を通して多くの参拝者や観光客が訪れます。
秋には参道の月見坂や境内の木々が赤や黄色に色づき、歴史ある建築と紅葉が調和した景観を楽しめます。金色堂や経蔵、大長寿院周辺など、境内の各所で異なる秋の風景を見ることができるのも魅力です。広い境内を散策しながら、平安時代から受け継がれてきた歴史や文化に触れられるのも中尊寺ならではの見どころでしょう。
●列車旅のポイント
平泉駅を起点に観光しやすく、厳美渓とあわせて巡ることで、自然と歴史文化の両方を楽しめます。
猊鼻渓(げいびけい)は、砂鉄川の浸食によって形成された約2kmの渓谷で、高さ約100mの断崖が両岸にそびえています。国の名勝にも指定されており、四季折々の自然を楽しめるスポットとして知られています。
秋には渓谷沿いの木々が赤や黄色に色づき、切り立った岩壁と紅葉が織りなす風景を楽しめます。猊鼻渓ならではの舟下りでは、船頭の案内を聞きながらゆったりと渓谷を巡ることができ、水上から紅葉を眺められるのも魅力です。散策とはひと味違う、ゆったりとした時間の流れを感じながら秋の景色を満喫できます。
●列車旅のポイント
猊鼻渓駅から徒歩でアクセスできるため、列車を利用した観光とも相性の良いスポットです。中尊寺や厳美渓とあわせて訪れることで、一関・平泉エリアの自然や歴史に触れる秋旅を楽しめます。
岩手県の紅葉旅では、厳美渓や猊鼻渓をはじめとする自然景観と、世界遺産の中尊寺を中心とした歴史文化をあわせて楽しめます。一関・平泉エリアには見どころが集まっているため、移動するごとに異なる景色に出会えるのも魅力です。八幡平の山岳風景を目指すか、毛越寺の庭園景観を訪ねるか。旅のテーマに合わせて行き先を選ぶ楽しみもあります。
角館の武家屋敷通りから抱返り渓谷、乳頭温泉郷まで、秋田県には紅葉とあわせて楽しみたいスポットがそろっています。歴史や自然、温泉など、それぞれ異なる魅力に触れられるのも秋田旅の楽しみのひとつです。
かつて城下町として栄えた角館は、歴史ある武家屋敷の街並みが残ることから、「みちのくの小京都」とも呼ばれています。武家屋敷通りでは黒板塀や武家屋敷と紅葉が調和し、秋ならではの趣ある景観を楽しめます。武家屋敷のひとつである石黒家や、歴史資料を展示する角館歴史村・青柳家などの見学スポットもあり、紅葉観賞とあわせて角館の歴史や文化に触れられるのも魅力です。赤や黄色に色づく木々と伝統的な街並みが織りなす風景は、ゆっくり散策しながら楽しみたい方にもおすすめです。
●列車旅のポイント
角館駅から徒歩でアクセスしやすく、秋田新幹線を利用した旅行にもおすすめです。武家屋敷通りの散策とあわせて、田沢湖エリアへ足を延ばす旅の拠点としても利用しやすいスポットです。
抱返り渓谷は、田沢湖と角館のほぼ中間に位置する景勝地です。切り立った岩肌の間を流れる玉川の清流と、周囲の木々が織りなす景観で知られ、秋には赤や黄色に色づいた紅葉が渓谷を彩ります。
渓谷沿いには遊歩道が整備されており、渓流のせせらぎを聞きながら散策を楽しめるのも魅力です。散策路の先には、高さ約30メートルの「回顧(みかえり)の滝」があり、抱返り渓谷を代表する見どころのひとつとなっています。角館の歴史ある街並みとは異なる、自然豊かな秋の風景を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。
●列車旅のポイント
角館観光とあわせて訪れやすく、武家屋敷の街並みと渓谷美という異なる魅力を一度の旅で楽しめます。
十和田八幡平国立公園内に位置する乳頭温泉郷は、豊かな自然に囲まれた温泉地です。秋には周辺のブナ林や山々が色づき、温泉地ならではの落ち着いた雰囲気の中で秋の景観を楽しめます。
乳頭温泉郷には茅葺きの建物で知られる「鶴の湯」をはじめ、それぞれに異なる趣の温泉宿が点在しており、それぞれ異なる泉質や趣ある湯船を楽しめるのも魅力です。秋には周辺の山々やブナ林が鮮やかに色づき、紅葉観賞と温泉滞在をあわせて楽しめる秋田屈指の人気スポットとなります。角館や田沢湖観光の後に宿泊すれば、昼は観光、夜は温泉と、秋田ならではの旅を満喫できるでしょう。
●列車旅のポイント
田沢湖駅からアクセスできるため、角館や田沢湖エリアと組み合わせた旅にもおすすめです。
秋田県の紅葉旅は、歴史ある街並みの散策から渓谷の自然観賞、温泉での滞在まで、一つの旅の中で異なる過ごし方を楽しめるのが魅力です。角館や田沢湖エリアを中心に巡れば、紅葉だけでなく歴史や文化、温泉にも触れられます。また、周辺には日本一の深さを誇る田沢湖があり、湖畔から秋の景色を眺めることもできます。秋田新幹線を利用しながら、その時々の見頃に合わせて旅先を選べるのも楽しみのひとつです。
栗駒山の山岳風景から鳴子峡の渓谷美、秋保大滝の迫力ある景観まで。宮城県では、エリアごとに異なる秋の景色を楽しめるのが魅力です。鳴子温泉郷や秋保温泉とあわせて巡れば、紅葉観賞だけでなく温泉でゆったり過ごす時間も満喫できます。
宮城県・岩手県・秋田県の3県にまたがる栗駒山は、標高1,626mを誇り、秋には山全体が赤や黄色、橙色に色づく紅葉の名所として知られています。見頃を迎えると、山肌を覆う鮮やかな紅葉が広がり、その景観は「神の絨毯」とも称されています。
複数の登山コースが整備されており、標高によって移り変わる紅葉の風景を楽しめるのも魅力です。山頂からは周辺の山々を見渡すことができ、東北ならではの雄大な自然を感じながら秋の景色を満喫できます。
●列車旅のポイント
東北の紅葉シーズンの始まりを感じられるスポットのひとつ。新幹線で東北を訪れ、ひと足早い紅葉を目当てに足を延ばす旅にも向いています。
鳴子峡は、鳴子温泉郷近くに位置する峡谷で、宮城県を代表する紅葉スポットのひとつです。深さ約100mにおよぶ峡谷に沿って木々が色づき、赤や黄色に染まった山肌が広がります。
大深沢橋周辺からは、峡谷を彩る紅葉と断崖が織りなす景観を一望できます。鳴子峡レストハウス周辺の展望スポットや大深沢遊歩道からは、異なる角度で紅葉を観賞できるのも魅力です。周辺には鳴子温泉郷もあり、紅葉と温泉をあわせて楽しめます。
●列車旅のポイント
鳴子温泉駅を拠点に鳴子峡や鳴子温泉郷を巡れば、紅葉と温泉をあわせて楽しむ秋の列車旅を満喫できます。
秋保大滝は、幅約6m、落差約55mを誇る滝で、「日本の滝百選」にも選ばれている景勝地です。秋になると周囲の木々が赤や黄色に色づき、迫力ある滝と紅葉が織りなす風景を楽しめます。
滝見台から全景を眺められるほか、遊歩道を利用して滝つぼ近くまで下りれば、水しぶきとともに滝の迫力を間近に感じることもできます。周辺には秋保温泉もあり、紅葉観賞とあわせて温泉を楽しめるのも魅力です。
●列車旅のポイント
列車で仙台を訪れたあと、秋保エリアまで足を延ばせば、滝の景観と温泉の両方を楽しめます。
宮城県では、栗駒山、鳴子峡、秋保大滝など、それぞれ異なる自然景観を楽しめます。鳴子温泉郷や秋保温泉とあわせて巡れるスポットも多く、紅葉観賞のあとは温泉でゆったり過ごせるのも魅力です。仙台周辺から鳴子エリアまで、訪れる場所ごとに異なる秋の表情を味わえます。
山形県には、歴史ある寺院や山岳地帯、最上川沿いの景勝地など、紅葉とともに巡りたいスポットがそろっています。列車旅で訪れやすいエリアも多く、景色を眺めながらゆったりと秋を楽しみたい方にもおすすめです。
山寺(立石寺)は、正式名称を宝珠山立石寺といい、860年に慈覚大師円仁によって開かれたと伝わる天台宗の寺院です。山全体が境内となっており、参道には約1,000段の石段が続きます。
秋になると境内や参道周辺の木々が赤や黄色に色づき、歴史ある堂塔と紅葉が調和した趣深い景観が広がります。石段を上りながら紅葉を楽しめるほか、五大堂からは山寺周辺の山々を見渡すことができ、秋ならではの眺望を楽しめるのも魅力です。歴史や文化に触れながら、ゆったりと紅葉観賞を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。
●列車旅のポイント
山寺駅から徒歩でアクセスできるため、列車旅との相性も良好。山形駅からの日帰り旅はもちろん、蔵王エリアとあわせて巡るのもおすすめです。
蔵王は、山形県を代表する山岳エリアのひとつです。秋になると山々が赤や黄色に色づき、標高差によって移り変わる紅葉のグラデーションを楽しめます。
蔵王ロープウェイを利用すると、山麓から山頂付近へと続く色鮮やかな紅葉を眺めることができます。場所によって異なる色づきを楽しめるのも、山岳地帯ならではの魅力です。周辺には蔵王温泉もあり、景色を楽しんだ後に温泉でゆっくり過ごせるのも魅力です。
●列車旅のポイント
山形駅から山々の色づきを眺めつつ蔵王温泉へ向かうのも、この時期ならではの楽しみ方です。
最上峡は、最上川沿いに広がる景勝地で、山形県を代表する自然景観のひとつです。秋になると川沿いの山々が赤や黄色に色づき、最上川の流れと紅葉が織りなす美しい風景が広がります。
最上川舟下りでは、水上から紅葉を眺められるのも魅力です。両岸に迫る山々や断崖、色づく木々が織りなす景観は、歩いて巡る紅葉スポットとはまた異なる趣があります。船頭による最上川の歴史や見どころの案内を楽しみながら、移りゆく景色を眺められます。
●列車旅のポイント
列車で古口駅を訪れたあと、最上川舟下りでゆったりと景色を楽しむのもおすすめです。移りゆく秋の風景を眺めながら過ごす時間は、この季節ならではの魅力です。
山形県では、山寺の歴史ある景観、蔵王の山岳風景、最上峡の自然美など、多彩な秋の風景に出会えます。
月山へ向かうか、銀山温泉でゆっくり過ごすか。旅の目的に合わせて行き先を選べるのも山形県の魅力です。山形新幹線や在来線を利用しながら、自然や歴史、温泉とともに秋の時間を楽しんでみてください。
福島県には、渓谷や湖沼群、歴史ある城郭など、多彩な紅葉スポットがあります。会津エリアの自然が生み出したダイナミックな景観から、裏磐梯の湖沼群、歴史ある城下町の風景まで、エリアごとに異なる秋の魅力を楽しめるのが特徴です。
列車を利用して訪れやすいスポットも多く、紅葉狩りとあわせて会津若松や裏磐梯周辺の観光を楽しめるのも魅力。自然景観と歴史文化の両方を満喫したい方にもおすすめのエリアです。
塔のへつりは、長い年月をかけて大川(阿賀川)の流れによって浸食された奇岩群が連なる景勝地です。1943年(昭和18年)に国の天然記念物に指定されています。
秋には断崖を彩る木々が赤や黄色に色づき、岩肌と紅葉が織りなす風景を楽しめます。吊り橋を渡りながら間近で景観を眺めることができるほか、対岸からは塔のような形をした岩々と紅葉の調和を見渡せます。自然が長い時間をかけて生み出した地形美に触れながら、会津の秋景色を満喫できます。
●列車旅のポイント
最寄りの「塔のへつり駅」から徒歩でアクセスできるため、会津鉄道を利用した旅とも相性の良いスポットです。
五色沼湖沼群は、1888年の磐梯山噴火によって生まれた湖沼群で、裏磐梯を代表する景勝地として知られています。沼ごとに異なる色合いの湖面が特徴で、四季を通じて美しい自然を楽しめます。
秋には湖沼を囲む木々が色づき、青や緑に輝く水面と紅葉が織りなす風景が広がります。全長約4kmの五色沼自然探勝路では、毘沙門沼や青沼などを巡りながら散策を楽しめるのも魅力です。湖面の色彩と紅葉が生み出す風景は、裏磐梯ならではの秋の魅力を感じさせてくれます。
●列車旅のポイント
猪苗代駅を起点に裏磐梯エリアを巡れば、湖面の色や紅葉の表情が少しずつ変わっていく景色を楽しめます。
鶴ヶ城は、会津若松市のシンボルとして親しまれている城で、戊辰戦争の舞台としても知られる歴史あるスポットです。現在は城址公園として整備され、多くの観光客が訪れています。
秋には城内や周辺の木々が色づき、赤瓦の天守と紅葉が調和した風景を楽しめます。広い園内を散策しながら紅葉を観賞できるほか、天守閣からは会津若松市街や周辺の山々を眺めることもできます。城下町の歴史に思いをはせながら、会津の秋景色をゆっくり楽しめるのも魅力です。
●列車旅のポイント
会津若松駅を拠点に城下町を散策すれば周辺の会津観光とあわせて秋の会津を堪能できます。
福島県では、塔のへつりや五色沼湖沼群といった自然景観に加え、鶴ヶ城をはじめとする歴史ある風景にも出会えます。会津エリアと裏磐梯エリアでは景色の雰囲気が大きく異なり、訪れる場所によって旅の印象も変わります。会津や裏磐梯を巡ったあとに夏井川渓谷まで足を延ばすのも良いでしょう。
東北の紅葉は、渓流や渓谷を歩きながら楽しむ景色もあれば、ロープウェイや舟下りから眺める景色、歴史ある街並みや城郭とともに楽しむ景色もあります。同じ紅葉でもエリアごとに異なる表情に出会えるのが、東北ならではの魅力です。訪れたいエリアや旅のスタイルに合わせて、この秋ならではの景色を探してみてください。紅葉名所とあわせて楽しみたい列車旅や温泉旅は「秋におすすめの旅行」ページでも紹介していますのでぜひご覧ください。
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