山形県山形市の南東部に位置する蔵王。冬の蔵王は大自然が作り出す奇跡の絶景「樹氷」をはじめ、良質な温泉、東北最大級のスキー場など魅力がいっぱいです。
本記事では、車なしでも1泊2日で蔵王の魅力を満喫できる観光モデルコースをご紹介します。スキーやスノーボードで雪山を駆け巡ったり、ロープウェイで樹氷を眺めたり。開湯1900年の歴史を持つ名湯で日頃の疲れを癒し、地元のおいしい料理に舌鼓を打つ。蔵王でしか味わえない、極上の癒しとアクティブな体験が待っています。
目次
冬の蔵王には、ただ美しいだけでなく、心身ともにリフレッシュできる特別な魅力が凝縮されています。ここでは冬の蔵王観光の4つの魅力を解説します。
蔵王の冬の代名詞といえば、やはり「樹氷」です。蔵王の樹氷は、アオモリトドマツという常緑針葉樹に、日本海から吹き付ける強い風が運んできた雪と氷が繰り返し付着して成長することで生まれる、世界的にも珍しい自然の芸術作品です。
その巨大でユニークな姿から、いつしか「スノーモンスター」と呼ばれるようになりました。真っ白な雪原に無数に立ち並ぶ姿は、まるで生命が宿っているかのようで、訪れる人々を圧倒します。
日中に太陽の光を浴びて輝く樹氷原は、壮大なスケール感を味わえます。一面に広がる白銀の世界と、青い空のコントラストは、写真映えも抜群です。
樹氷は、東北地方でも一部山域の亜高山地帯でしか見られないほど、特殊な条件が必要だといわれています。
その条件は、大きく分けると次の3つとなります。
1.一定方向から吹く強風で、多量の水滴と雪が運ばれること
2.氷や雪が付着しやすいアオモリトドマツなどの針葉樹があること
3.適度な量の積雪があること
こうした条件があるため、暖冬や雪が少ない年は樹氷が育たないことや、鑑賞できる時期が短縮されることもあります。
樹氷ができるまでには「着氷(ちゃくひょう)」「着雪(ちゃくせつ)」「焼結(しょうけつ)」の3つの過程があります。例年、1月が成長期、2月が最盛期となり、1月下旬頃から2月には「スノーモンスター」と呼ばれるにふさわしい、迫力満点の樹氷群を鑑賞できます。
1.着氷(11~12月)
雪雲が発生することで、その中の雲粒(うんりゅう、くもつぶ)がアオモリトドマツの枝や葉に付き、一瞬にして凍り付いて、しっぽのように伸びてくる
2.着雪(1月)
そのしっぽのようになった部分に雪が積もり更に大きく育っていく
3.焼結(2月)
氷点下が続くことで凍って固くなっていき、樹氷はどんどん大きく育っていく
3月になり雨が降り始めると気温が上昇して、樹氷はどんどん細くなり倒壊していきます。春一番が吹き始める頃には、樹氷はほとんど見られなくなります。
蔵王温泉は開湯から1900年という歴史ある温泉で、東北でも随一の強酸性であることから「美人づくりの湯」としても有名です。美肌効果や血行促進効果が期待できるため、温泉宿に宿泊しながら湯治をする人もいます。
蔵王温泉には、温泉宿の他にも3つの共同浴場や3つの足湯などの温泉施設があり、それぞれ特徴のある温泉を宿泊しなくても楽しむことができます。特に人気の温泉は、大自然に触れながら入れる渓流露天風呂の「蔵王温泉大露天風呂」ですが、冬季は休業するため、冬に自然を感じながらゆっくり温泉を楽しみたい方は、温泉宿に宿泊するのがおすすめです。
日本でも最大級のスキー場でもある蔵王温泉スキー場には、シーズンになると多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。コースは初心者向けから上級者向けまで多彩にあり、ゲレンデはとても広く、自分に合ったコースでゆったりと滑ることができます。
特に、山頂付近は世界でも有数の良質なパウダースノーが降り積もることで知られており、軽い浮遊感を味わえるため、一度体験すると忘れられない感動を与えてくれるでしょう。
また、樹氷の間を縫うように滑り降りる樹氷原コースは、他では味わえない幻想的な滑走体験を提供してくれます。
実はジンギスカン発祥の地の一つともされる蔵王温泉。「蔵王温泉ジンギスカン」は令和4年度に文化庁の「100年フード」に認定されるなど、蔵王を代表とする名物グルメです。
鉄鍋で焼き上げる新鮮で臭みが少ないラム肉は、柔らかくジューシーでいくらでも食べられてしまうほどのおいしさです。野菜もたっぷりと摂取できるため、栄養バランスも良く、冬の体を元気にしてくれる料理です。
温泉街にはジンギスカンを提供するお店が点在しており、お店ごとに異なる秘伝のタレの味を食べ比べてみるのも、楽しみ方の一つです。
ここでは、車なしで蔵王の冬を存分に満喫する1泊2日の観光モデルコースをご紹介します。スキーや樹氷鑑賞、温泉を満喫できるプランなので、冬の蔵王旅行の参考にしてください。
蔵王旅行の初日は、アクティブなスキー・スノーボード体験または樹氷鑑賞からスタートし、夕方は温泉宿でゆっくりし、夜にはライトアップされた幻想的な樹氷を間近で楽しみましょう。
スキーやスノーボードをする方は、東北最大級の広さを誇る蔵王温泉スキー場で、極上のパウダースノーを心行くまで楽しみましょう。樹氷の間を縫うように滑り降りる樹氷原コースは、他のスキー場では味わえない滑走体験ができます。
お昼休憩では、名物の「蔵王温泉ジンギスカン」を食べるのもおすすめです。
ウィンタースポーツをしない方は蔵王ロープウェイで山頂を目指しましょう。蔵王温泉への到着時刻によっては先に温泉街で「蔵王温泉ジンギスカン」などの昼食を食べると、その後の行程がスムーズになります。
ロープウェイでは眼下に広がる白銀の世界と、徐々にその姿を現す樹氷群が圧巻の一言です。まるで雪と氷の芸術作品のような景色が、移動中もずっと楽しめます。
山頂駅に到着すると、360度見渡す限りの樹氷原が広がっています。山頂には屋上展望台やレストランもあります。澄み切った空気の中で、自然が作り出した「スノーモンスター」の雄大さを間近で感じてみてください。
スキー・スノーボードやロープウェイでの樹氷鑑賞を満喫したら、温泉宿にチェックインしましょう。「美人づくりの湯」としても名高い蔵王温泉で冷えた体を温め、夕食の時間までは宿の客室やラウンジなどでゆっくりと過ごせば疲れも癒せます。
夜はライトアップされた幻想的な樹氷を鑑賞しましょう。暗闇の中に浮かび上がるカラフルに照らされた樹氷群は、昼間とは全く異なる表情を見せてくれます。雪と光が織りなす神秘的な世界は、息をのむ美しさです。
また、暖房付きの特殊雪上車「ナイトクルーザー号」に乗車して、ライトアップされた樹氷を間近で鑑賞できる完全予約制の「樹氷幻想回廊ツアー」も実施されています。ツアーでは、ロープウェイで樹氷高原駅まで行き、そこから雪上車に乗り替えて樹氷観賞ポイント「山頂線4号支柱上部」まで行きます。ナイトクルーザー号に乗って樹氷の回廊を進む体験は、冬の蔵王でしか味わえない特別な思い出となるでしょう。
ライトアップや「樹氷幻想回廊ツアー」は共に12月の下旬から2月下旬の金・土・日・祝日を中心に行われます。実施日の詳細は施設の公式サイトでご確認ください。
冬の蔵王旅行2日目は、心身を深く癒す温泉体験からスタートします。前日に滑り足りなかった方はスキーやスノーボードをするのも良いでしょう。
蔵王温泉街には「上湯」「下湯」「川原湯」という3つの共同浴場があります。中でも、「川原湯」は湯船の底から直接源泉が湧き出ているのが特徴です。「下湯」には足湯や手湯も併設されています。新鮮な源泉を存分に堪能しましょう。共同浴場は無人なので、料金箱に入浴料や入浴券を仕組みになっています。
1日目に滑り足りなかった方は、2日目の午前中もスキーやスノーボードを満喫しましょう。
朝風呂でリフレッシュしたり、スキー・スノーボードを堪能したりした後は、温泉街に点在するおしゃれなカフェやレストランで昼食をとりましょう。地元の新鮮な食材を使ったランチメニューや、こだわりのコーヒー、手作りのスイーツなどを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごしてください。
冬の蔵王旅行の締めくくりは、思い出とお土産探しです。蔵王温泉街には、県内の蔵元の日本酒を飲み比べて自分好みのお酒を見つけられる「山形酒のミュージアム」や、伝統的なこけしの絵付け体験や購入ができるお店があります。
時間に余裕がある方は、バスで山形駅に戻った後に、山形駅直結の駅ビル「S-PAL山形」に立ち寄ってお土産探しをするのもおすすめです。
旅の思い出となる品や、大切な人への贈り物をじっくり選ぶ時間は、旅の満足感をさらに高めてくれることでしょう。
冬の蔵王旅行を計画する際、アクセスや服装などについて疑問や不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。ここでは、安心して蔵王旅行の準備を進められるよう、アクセス方法や服装について解説します。
首都圏から蔵王へ公共の交通機関でアクセスする際は、まず山形新幹線で山形駅を目指しましょう。東京駅から山形駅までの所要時間は約2時間45分です。山形駅で下車したら、蔵王温泉行きのバスに乗車し、約40分で蔵王温泉バスターミナルに到着します。
仙台駅から向かう場合は、JR仙山線に約1時間30分乗車して山形駅で下車しバスへ乗車するか、冬季は蔵王温泉バスターミナルへ直通の高速バスも運行しています。
冬の蔵王は非常に寒さが厳しく、特に山頂付近では-10℃を下回ることも珍しくありません。
体をしっかりと守るための基本は「重ね着」です。まず、肌に直接触れるインナーは、吸湿性・速乾性に優れたメリノウールなどの素材を選ぶと快適です。その上に保温性のあるフリースや薄手のダウンジャケットなどのミドルレイヤーを着用し、一番外側には防水性・防風性に優れたアウタージャケットとアウターパンツを着用しましょう。
アウターは、スキーウェアやスノーボードウェアが防寒性に優れておりおすすめです。首元からの冷気の侵入を防ぐネックウォーマーや、厚手の帽子、防水性のある手袋やグローブも必須アイテムです。
足元は、滑りにくく、防水性・防寒性に優れたスノーブーツを選んでください。インナーソックスと厚手のウールソックスの重ね履きも効果的です。
樹氷の写真を撮る予定であれば、寒さでバッテリーの消耗が早まるため、カメラやスマートフォンの予備バッテリーも持っていくと安心です。カイロやリップクリームなども、あると便利なアイテムです。
冬の蔵王は心と体をリフレッシュする最高の体験が待っています。世界でも稀に見る自然の芸術である樹氷の絶景は、日常の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。また、開湯1900年の歴史を持つ蔵王温泉の強酸性の湯は、日頃の疲れを芯から癒し、美肌効果も期待できます。
そして、東北最大級のゲレンデを誇る蔵王温泉スキー場では、極上のパウダースノーが楽しめます。
冬の蔵王観光やスキー・スノーボード旅行には「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」の利用が便利です。往復の新幹線と宿泊施設をまとめて申込みでき、スムーズに旅の計画が立てられます。お得に快適な旅を楽しみたい方は、ぜひ活用してみてください。
ご利用上の注意事項
【ご利用上のご注意】
・申込完了後の手配内容の変更(日付・プラン内容・列車の時刻や座席・増員や減員等)は一切できません。
・以下の操作を行うと不具合が発生する可能性がございます。
推奨環境以外での操作
複数のブラウザを立ち上げての操作
予約操作画面で「ブラウザの戻るボタン」を利用した操作
・同行者全員が同一行程となります。異なる発着地やプラン内容を1つの申込として手配することはできません。
【ご旅行代金・お支払いについて】
・ダイナミックレールパックは価格変動制を採用しており、需給や市場状況に応じて柔軟に価格が変動いたします。このため、同一の列車・区間、同一の宿泊施設・プランであっても、お申込の時期により金額が異なる場合があります。また、1ヶ月前の列車確定時に旅行代金を再計算するため、乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、
お申込時に表示していたお見積額と実際の旅行代金が異なる場合があります。
・乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、利用列車確定時、旅行契約締結前に確定した旅行代金を表示しますので、ご確認の上ご予約ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
【列車・きっぷについて】
・旅行商品にご利用いただける座席数には制限がございます。一般発売されている座席に空席があっても手配できない場合がございます。
・(契)乗車票は、原則普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・シートマップ(座席位置の指定)は乗車日が1か月以内(列車の指定席発売後)の場合のみご利用いただけます(一部列車を除く)。
・新幹線の車イス対応座席等をご希望の場合、ご出発日前日から起算し、土日祝日を除いた10日前までにお申し出ください。満席等の理由によりご希望に添えない場合がございます。 詳しくはこちら
・新幹線eチケットサービス対象外のため、Suica等のICカードとの紐づけはできません。
【その他】
・上記以外のご案内については、びゅうトラベルサイト内「ご利用ガイド」および、操作時の各画面にございます「ご注意」を必ずご確認ください。
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