赤ちゃんの新幹線デビューは、パパ・ママにとっても初めてでわからないことや、不安なことばかりです。赤ちゃんと新幹線に乗る際は車内でのルールやマナーに配慮して、思い出に残る旅行にしましょう。
今回は、新幹線にまだベビーカーの赤ちゃんを乗せる際のポイントや、オムツ替え・授乳の方法についてご紹介します。
座席の選び方や周囲への気遣いなど、今までの乗り方とは違ったポイントを押さえておきましょう。
そもそも、新幹線に乗る際に「赤ちゃんは乗れるの?」という疑問を持つ方もいます。JR各社では、0歳の乳児の乗車も認めているので、まだ幼い赤ちゃんも新幹線でお出かけすることができます。
まずは、料金やチェックポイントを確認しておきましょう。
生後8日以降からの年齢制限がある飛行機とは異なり、新幹線は赤ちゃんの年齢制限は設けられていません。そのため、原則として0歳はもちろん、生まれたばかりの赤ちゃんも新幹線に乗せることが可能です。
ただし、生後4ヶ月未満の赤ちゃんはまだ首がすわっていない場合が多く、長時間の外出ではパパやママの負担が増えてしまうことも考えられます(終始首を支えてあげるなど)。
「首がすわる」「1人でおすわりできる」「1人でつかまり立ちできる」など、赤ちゃんの成長に合わせて外出の範囲を広げていってあげると、新幹線に乗る際の安心感が高まるでしょう。
赤ちゃんを新幹線に乗せる場合の料金は無料です。JR各社では、6~12歳までの小学生に「こども料金」を設定しているため、小学校入学前のこどもなら無料で新幹線に乗せることが可能です。ただし、赤ちゃんでもひとりで座席を利用する場合は、こども料金が必要となります。
以下で、こどもの区分と料金についてチェックしておきましょう。
区分 | 年齢 | 料金 |
---|---|---|
おとな | 12歳以上 (中学生以上) | おとな料金 (通常料金) |
こども | 6歳~12歳 (小学生) | こども料金 (おとなの半額※) |
幼児 | 1歳~6歳未満 | 無料 |
乳児 | 1歳未満 | 無料 |
※5円単位は切り捨て
赤ちゃんと新幹線に乗る際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
新幹線は自由席・指定席から座席を選べます。赤ちゃんと乗る際は確実に座れる指定席を選んでおくと安心です。おすすめの座席については、次の項で詳しくご紹介しています。
赤ちゃんとともに新幹線で移動する場合、静かな車内で赤ちゃんが泣き出してしまうのを防ぐため、赤ちゃんが眠りにつく時間帯を選ぶのがおすすめです。新幹線に乗る予定ができたら数日前から赤ちゃんの睡眠サイクルを整えてあげましょう。また、ミルクを飲んで眠りやすい体質なら、乗車前にたっぷり授乳させてあげるなどの工夫も大切です。
泣き出してしまったときやオムツを替えたいときなど、赤ちゃんと一緒の旅では多目的室を頻繁に利用します。車両内のどこに多目的室があるのか、事前に確認しておきましょう。
楽しく赤ちゃんと過ごせるよう、新幹線に乗る際は以下の持ち物を用意できると安心です。
お気に入りのおもちゃを持参する場合はかさばらないものが無難でしょう。ブランケットは1枚あると防寒や授乳時のケープにも使えます。旅先でのアクシデントに備え、親子の保険証や母子手帳類、日ごろ使用している常備薬は忘れずに持参しましょう。
次に、新幹線にベビーカーを持ち込む場合のチェックポイントをご紹介します。普通列車ではフリースペース(車いす・ベビーカースペース)が用意された列車も多く見かけますが、新幹線の場合、どのような点に注意してベビーカーを置けばいいのでしょうか。
新幹線の場合、ベビーカー専用の置き場所は基本的に設けられていません。そのため、ベビーカーの赤ちゃんと新幹線に乗る際は、可能なら赤ちゃんを膝の上に載せ、畳んだベビーカーを車両最後部座席や最前部座席付近のスペースに置くようアナウンスされています。
利用する新幹線からベビーカーを置けるスペースを探す際は、「車いすマーク」や「ベビーカーマーク」、「荷物置き場マーク」を目印にできます。わからない場合はあらかじめ係員に確認しておきましょう。
上記のことから、赤ちゃんと一緒に新幹線に乗る際は「最後部座席」もしくは「最前部座席」を予約するのがおすすめです。
また、泣き出してしまったときにあやしたりできるよう、デッキ近くの座席や多目的室から近い座席の通路側を選んでおくと安心です。グリーン車に隣接した車両なら乗務員が近くにいるケースも多いため、困ったときに声をかけやすいでしょう。
初めて赤ちゃんと新幹線に乗る際に困りやすいのは、「オムツ替え」や「授乳」のシーン。適切な方法を知って、乗車当日に困らないようにしましょう。
新幹線の各列車には多目的室が設置されています。しかし、多目的室は原則として身体の不自由な方の優先となるため、乗車中に使用したい場合、車掌や乗務員に声をかけましょう。慌てて多目的室を利用しようとしても、他のお客さまがいる場合は使用できないケースもあるため注意してください。
また、JRの主要駅構内にはベビー休憩室が設けられています。ベビー休憩室には授乳用イスやシンク、オムツ替えベッドやオムツ用ごみ箱が設置されているので、新幹線乗車前などに安心して利用できます。
前提として、2019年8月現在、JR東日本の新幹線内に多目的トイレ(多機能トイレ)は存在しません。
そのため、駅構内の多目的トイレを利用する必要があります。
オムツ替えは、折りたたみ式のベビーベッドが備わっている多目的トイレ、もしくは洋式トイレでおこなうことができます。
多目的トイレには、ベビーチェアやベビーベッド、手洗い器などの機能が備わっています(※ベビーベッドのみの場合もあります)。
洋式トイレの場合、折りたたみ式のベビーベッドやベビーチェアが備わっています。
多目的トイレは身体の不自由な方が優先となりますが、多目的室と違い、先の方がいなければ自由に使えます。
新幹線内で授乳できる場所は多目的室に限られているため、止むを得ない場合は車掌もしくは乗務員に相談してみましょう。
新幹線内に設置された多目的室は必ず利用できるとは限らないため、乗車後の授乳に不安がある方は事前に駅構内のベビー休憩室で済ませておくなどの対策がおすすめです。
新幹線に赤ちゃんと乗る場合、ベビーカー置き場や身の回りのお世話で不安に感じるパパ・ママは多いでしょう。新幹線に乗る赤ちゃんの年齢制限はありませんが、利用する際は持ち物や座席の予約、もしもの際の対策を万全にして、ルールやマナーを守ることが大切です。
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・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
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そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
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・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
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