「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のフレーズで知られる、小説『雪国』の発祥地でもある越後湯沢温泉。越後湯沢温泉の歴史は古く、文豪・川端康成のゆかりの地でもあります。冬には美しい雪景色と温泉に癒される至福の旅を満喫でき、年間の旅行客は120万人にのぼります。
今回は、越後湯沢温泉の特徴や歴史、冬こそ泊まりたいおすすめの宿泊施設をご紹介します。
新潟県の南部、南魚沼郡湯沢町に位置する越後湯沢温泉は、甲信越・中部で人気の温泉地です。東京から約70分というアクセスの良さや、1年を通じて多彩な楽しみ方ができる点が魅力です。
越後湯沢温泉の歴史をさかのぼると、1076年(承保3年)にはすでにこの地に温泉が湧いていた記録が残されています。明治時代には3軒の宿屋があり、古くから人々に愛され続けた温泉であることが分かります。
観光地としての原型ができたのは、1932年(昭和7年)のことです。越後湯沢温泉・西山で掘り当てられた1つの源泉を中心に数々の温泉掘削が進められ、周囲に温泉宿が建ち並ぶと現在の温泉リゾートへと発展を遂げていきました。
越後湯沢温泉を世に一躍知らしめたのは、ノーベル賞を受賞した川端康成の『雪国』(1935年・昭和10年)です。小説の執筆にあたり実際に越後湯沢の地を訪れていて、宿泊したホテル「雪国の宿 高半」の客室「かすみの間」は今なお大切に保管されています。
1972年(昭和47年)には、上越新幹線工事の影響から越後湯沢温泉の湧出量が減少し、一部の源泉の湧出が止まるといったアクシデントに見舞われました。しかしこれを機に着手された「温泉集中管理事業による工事」により、着工からわずか半年で越後湯沢温泉の湧出量は復活。湧出量が増えたことから湯の供給が安定し、現在では個人宅へも越後湯沢温泉の配湯が可能となっています。
越後湯沢温泉には、温泉宿が点在しています。泉質は肌あたりが柔らかく、こどもや高齢者も安心して入浴できる弱アルカリ性の単純泉です。越後湯沢温泉の基本的な泉質・湯温・効能は以下の通りです。
冬の越後湯沢温泉へ訪れたら、谷川連峰を白く染める雪景色を堪能したり、ウィンタースポーツを堪能したりと、楽しみ方は十人十色。冬の旅行でおすすめの宿泊施設をご紹介していきます。
900年余りの歴史を持つ「雪国の宿 高半」は、川端康成も愛した絶景が見られる温泉旅館です。源泉100%の「卵の湯」では、上質な温泉の証ともいわれる「湯花」が多く発生します。加水や温度調整をしていないため純度の高い温泉を楽しめます。
入浴後は、館内の文学資料館で文学作品に触れたり、川端康成が過ごした「かすみの間」を見学したりできるので、文豪が見た貴重な世界を楽しみましょう。
越後湯沢温泉エリア最大の露天風呂を構える宿泊施設です。明るく開放的な和室・洋室から客室が選べ、こどもが喜ぶ各種キャラクター仕様の客室も完備。大浴場は2019年にリニューアルオープンを迎え、広い浴場でジャグジーやサウナを楽しめます。
露天風呂は周囲の景観に溶けこむ岩造りになっており、思いきり体を伸ばして入浴できる広さが魅力です。
和の美しさを基調とした源泉かけ流しの温泉旅館です。客室は全室和室で、広縁のある開放的な部屋から落ち着きある一間タイプまでさまざまです。
日本庭園を眺めて入浴できる屋根付き露天風呂「龍神の湯」や、桧の香りに癒される露天風呂「助六の湯」などがあります。2種類ある内風呂はどちらも露天風呂を眺めて入浴でき、開放感も抜群です。
上質なおもてなしを提供する温泉旅館です。和モダンを基調にした客室では、趣ある露天風呂で至福の時間を満喫できます(露天風呂の有無は客室によって異なります)。
岩造りでどこか優しい雰囲気が漂う大浴場、外界からの視界をシャットアウトしながらも開放感と落ち着きに満ちた憩いの空間になっている露天風呂を楽しめます。
和・洋・バリアフリーと幅広い客室を取りそろえる宿泊施設です。越後湯沢温泉のほぼ中心に位置し、アクセス性は抜群。ホテルに荷物を置いてすぐにスキー場へ行ける「仮チェックイン」にも対応しています(シーズン中のみ)。
広く明るい大浴場や屋根付き露天風呂のほか、湯船の底に翡翠の原石を敷き詰めた「翡翠スーパージャグジー風呂」を楽しめます。
花・水・木をテーマに、高所からの絶景を堪能できる宿泊施設です。「やまんぼちゃ」と呼ばれる2つの風呂(山の湯、里の湯)や眺望の良い空の湯からは、旅行の疲れを癒しながら越後湯沢の街並みや壮大な自然を一望できます。
また、蒸し風呂や洞窟風呂、陶器風呂など、バラエティに富んだ風呂も豊富です。
冬の越後湯沢の楽しみ方は温泉だけとはかぎりません。パウダースノーが降ることで有名な新潟県では魅力的なアクティビティ・イベントが豊富です。
越後湯沢エリアは11~4月にかけ積雪があり、1日の平均気温は10℃を下回ります(気象庁調べ)。1~3月には積雪量がピークを迎え、一帯は白銀の世界になります。
そんな越後湯沢には、ふかふかのパウダースノーが降り積もる10以上のスキー場が点在しています。中でも、アクセス性に優れたおすすめのスキー場は以下の通りです。
冬の越後湯沢で実施されるイベントに「越後湯沢温泉雪まつり」があります。例年3月に開催される越後湯沢温泉雪まつりは、5,000人を超える来場客が訪れる人気のイベント。当日はタイマツや雪中みこしなど、ここでしから見られない数々のエンターテイメントが繰り広げられます。
中でも、イベントフィナーレを飾る「湯沢冬花火」は必見。真っ白のゲレンデが、タイマツや花火により幻想的に照らし出されます。
※各イベントの開催情報やスケジュールについては、公式サイトをご確認ください。
越後湯沢温泉の冬は、温泉や宿泊施設で過ごせばのんびり極楽。ゲレンデやイベントへ足を運んだときは、大迫力の湯沢を満喫した後に温泉で疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
びゅうトラベルでは、越後湯沢温泉で人気の宿泊施設やスキー場のリフト券、新幹線がセットになったお得なプランを豊富にご用意しています。この冬の旅行にぜひご利用ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
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そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
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