松島をはじめ、美しい景勝地や文化遺産の観光が楽しめる宮城県。奥羽山脈が連なる県西部には、長い年月をかけて形作られた独特な地形や豊かな自然が観られます。
太平洋側などの沿岸部は湾曲した入り江や離れ小島の景観が特徴的で、海と山が織りなすコントラストを楽しめます。
宮城県の紅葉の色づきはじめや見頃は早くて9月中旬頃、広い範囲では10月中旬に絶好の紅葉シーズンを迎えます。山間や峡谷に位置する紅葉スポットも多いため、歩きやすい服装と防寒対策を心がけましょう。
今回は、宮城県でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。
高さ約100mの断崖絶壁が約2.5km続く鳴子峡は、宮城県の北西部に位置する峡谷です。
10月中旬から11月上旬にかけて紅葉シーズンを迎える鳴子峡は、川沿いに散策路(所要時間:約1時間)を歩いて紅葉を楽しめます。ブナやナラ、カエデなどが山全体を覆い、渓谷美も含めた景観を堪能しましょう。
宮城県、岩手県、山形県にまたがる栗駒国定公園の一部でもあり、観光客も多く、紅葉の名所で知られています。峡谷には大深沢橋がかかり、撮影ポイントも数多くあるため、長い時間滞在しても楽しめる紅葉スポットといえます。
日本三景に数えられる松島には多くの見どころがあり、代表的なスポットに「円通院(えんつういん)」が挙げられます。紅葉シーズンは日本風情あふれる石庭に鮮やかな紅葉が広がり、幻想的なライトアップも実施されます。
また、最寄り駅から徒歩でアクセスできる「瑞巌寺(ずいがんじ)」も、松島観光の定番スポットです。国宝や重要文化財に指定された文化遺産とともに、風情あふれる紅葉風景を楽しみましょう。
海に浮かぶようにたたずむ島へ足を運べば、松島のシンボル「五大堂」を観光できます。紅葉シーズンは島を囲むように生えている木々が赤く染まり、島の360度が朱色に染まる風景を観られます。
「日本の滝百選」にも選ばれている秋保大滝。幅6m、高さ55mの豪快な滝の周辺にはモミジやカエデ、ナラが生い茂り、紅葉シーズンは鮮やかな朱色に染まります。
滝正面だけでなく、川沿いに続く遊歩道からも秋保大滝や周囲の紅葉を楽しめるため、自然散策も兼ねた紅葉狩りを楽しみましょう。迫力満点の渓流美と原始的な森林風景が、秋の旅行を特別な思い出にしてくれること間違いありません。
名取川の水流が岩肌を削り、長い年月をかけて形成された磊々峡。独特な形を持つ巨岩や奇岩が峡谷の魅力を引き立てます。約2km続く磊々峡の中間地点に位置する「覗橋(のぞきばし)」は、絶景で人気の観光名所です。
紅葉シーズンには、峡谷一面に広がる紅葉を観ながら散策を楽しめ、覗橋からも幻想的な紅葉風景を観られます。ハート型のくぼみを持つ覗橋は2014年1月に「恋人の聖地」に認定され、夫婦やカップルからも注目されるようになりました。
峡谷沿いに続く約700mの散策路では、赤い落ち葉の絨毯を歩いて周辺の観光スポットを観光できます。
「八間巌(はちけんいわ)」「鳴合底(なりあいそこ)」「鬼面巌(きめんいわ)」などの奇勝、「時雨滝」「三筋滝」などの滝を眺め、辺り一面の紅葉と自然散策を楽しんではいかがでしょうか。
宮城県、岩手県、秋田県の三県にまたがる標高1,626mのコニーデ型火山。150種類の高山植物が群生し、「日本百名山」の著者が「百名山に入れるべきだった」と述べた隠れた名山です。
紅葉シーズンになると、赤く染まっていく「月山」「鳥海山」「蔵王連峰」「駒ヶ岳」「早池峰山」を山頂から一望できます。晴れていれば紅葉する山々の遠方に太平洋を望め、景勝地の名にふさわしい秋の絶景を観られます。
標高が高いため、山頂へ足を運ぶ際は登山に最適な装備をそろえましょう。
南蔵王の名峰「不忘山」の麓に位置する湖です。標高約500mの場所に位置し、湖の周囲は約2kmです。長老湖を一周するための散策路とは別に、横川渓谷へと続く遊歩道があり、紅葉を観て回る際は多様な植物や地形も楽しめます。
長老湖の周辺にはブナやナラ、カエデの林が広がり、紅葉シーズンは赤く染まった木々が湖面に映ります。ボートの貸し出しもあり、透き通った水面からは魚が見えることも。
長老湖の紅葉が見頃を迎えるのは、例年10月中旬から11月上旬です。観光客が大勢押し寄せることは少ないため、紅葉が観られる湖畔で静かなひとときを過ごしたい方におすすめのスポットです。
経ヶ岳(きょうがたけ)から連なる横川渓谷は、不忘山(ふぼうさん)の麓に広がる全長約18kmの渓谷です。清流沿いに横たわる縞の入った珍しい岩は「横川の蛇石」と呼ばれ、天然記念物に指定されています。
澄みきった清流の上空(高さ約20m)にかかるやまびこ吊り橋は横川渓谷を一望できる絶景のビュースポット。全長約120mの吊り橋は東北最大の長さを誇り、吊り橋先の遊歩道は長老湖へつながっています。
横川渓谷では10月下旬から11月中旬かけて紅葉が見頃を迎え、鮮やかに染まる不忘山の紅葉を一望できます。大迫力の吊り橋から臨む絶景や自然散策で、スリリングな紅葉狩りを楽しむのもよいでしょう。
「二階滝」の名で親しまれるように、ふたつの滝が連続する珍しい滝です。その独自の形状から、ほかの滝では聴けない珍しい轟音が響き、高さ約10m、幅約30mの大滝が迫力ある風景を作りだします。
紅葉シーズンは、ブナやナラなど朱色に染まる広葉樹が周囲を彩り、滝横の階段からは正面とは違った景色や渓流美を観られます。夜間のライトアップでは飛び散る水しぶきや周囲の木々が照らされ、幻想的な空間に。滑津大滝の紅葉を昼夜で楽しむなら、一泊以上の旅行でゆっくりと散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
宮城県で紅葉を楽しめるスポットの多くは、自然の景観が作りだす大パノラマの絶景ばかり。訪れる時期により紅葉の色づきに違いがあり、スポットごとの混み具合にも差があるため、どのように紅葉を楽しみたいか考えながら計画を立ててみてはいかがでしょうか。
現地で過ごす時間を増やしてゆっくりと観光を楽しむなら、各方面から素早くアクセスできる新幹線をおすすめします。列車内の飲食や最寄り駅でのおみやげ探しなども含め、快適で思い出深い紅葉旅行になること間違いありません。新幹線での旅行の予約は、お得なプランが満載のびゅうトラベルをぜひご利用ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
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