豊富な積雪量を誇る東北エリア。冬には、山や川、市街地の町並みなど、あらゆる場所が真っ白に染まった白銀の世界を楽しめます。多様な地形や建造物が雪に覆われる様子は、雪が多く降り積もるエリアでしか見られない貴重なもの。
東北は温泉地も豊富で、心が洗われる冬の絶景に加えて、心身を芯から温める特別な体験が待っています。今回は、東北へ訪れたら見逃せない、冬の絶景スポットとおすすめの温泉地をご紹介します。冬に東北旅行に行く際の服装や持ち物についても解説するのでぜひ参考にしてください。
目次
東北の積雪量はエリアによっても異なりますが、積雪量がピークを迎える2月の最深積雪は青森県弘前市で87cm、秋田県横手市で117cmにもなります(※)。雪が深く積もることで人工物や地面の凹凸が埋もれると、辺りはたちまち真っ白でフラットな銀世界に。
標高の高い山や木々、流れる川は白銀の世界で静かにたたずみ、見る方に感動を与えます。また、旅先で雄大な雪景色を見ると、心が真っ白に澄んでいくかのような感覚を覚えることでしょう。
東北の冬に観られる絶景は、川や大地などの自然や、城跡などの名勝と雪が織りなす幻想的な景色ばかり。限られた期間にしか見られない絶景を見に行く旅をして、非日常のひとときを堪能しましょう。
※1991~2020年が対象
出典:平年値(年・月ごとの値)|気象庁
東北には手つかずの自然や歴史文化の残る城址などが多くあり、スケールの大きな絶景を見られます。美しい雪景色が見られるスポットではライトアップやイルミネーションなどのイベントが開催されることも。
よく晴れた日には、夜中のうちに積もった雪が東北各地を染め上げ、澄んだ空気が広がります。ここからは、東北でおすすめしたい冬の絶景スポットをご紹介します。
弘前公園は約2,600本ものソメイヨシノや八重桜が咲く桜の名所として知られていますが、冬には「弘前城雪燈籠まつり」や「冬に咲くさくらライトアップ」が実施されます。
例年2月上旬に開催される「弘前城雪燈籠まつり」では、公園内に大小さまざまの雪燈籠や雪像が配置されます。約300基のミニかまくらに光が灯された光景は、ここでしか見られない絶景です。
「冬に咲くさくらライトアップ」は例年12月から2月に開催されるイベントで、雪が降り積もった外濠の一部がさくら色にライトアップされ、まるで満開の桜が咲いているかのような風景が楽しめます。
奥入瀬渓流は「焼山」から「子ノ口」まで約14km続く、樹木に囲まれた自然豊かな渓流です。散策路からは十数か所の滝を眺められるだけでなく、カモシカや野鳥などの珍しい動物に遭遇することも。
渓流沿いに多くの見所がある奥入瀬渓流ですが、「馬門岩」という冬季以外は湧き水が流れているだけの岩壁には、壁を滴り落ちる水滴が凍り、期間限定で氷瀑が出現します。自然のダイナミックさを体感しましょう。
青森県と秋田県にまたがる十和田湖。すり鉢状のくぼ地に水がたまった二重式カルデラ湖で、最大水深は326.8mと国内第3位の深さを誇ります。
毎年2月には東北の冬を代表するイベント「十和田湖冬物語」が開催され、冬花火やスノーランプなどが夜の湖畔を彩ります。雪と氷に覆われた静寂な湖畔に、色とりどりのイルミネーションや雪像が煌めき、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。
澄み切った冬の夜空を彩る打ち上げ花火は、感動的な体験となるでしょう。会場では、温かい郷土料理が味わえる屋台も並び、冬の寒さの中で心温まる賑わいを堪能できます。
毎年2月に横手市で開催される雪まつりは、小正月行事「かまくら」や旭岡山神社へ奉納する「ぼんでん」の行列を見られる横手市の名物イベント。かまくらでは、おとなが何人も入れるサイズの大きなかまくら内で、こどもからおとなへ甘酒や焼き餅を振る舞います。
また、夜には、河川敷に並べられる無数のミニかまくらがライトアップ。闇夜に浮かぶミニかまくらの灯りが光の絨毯となって、河川敷を幻想的に彩ります。雪まつりでは体験イベントや物産展などを通じて秋田の歴史文化にもふれられます。
乳頭温泉郷は、秋田県仙北市にある350年以上の歴史を持つ温泉郷で、7つの温泉宿が点在しています。冬には、茅葺き屋根の湯小屋や木造建築が純白の雪に覆われ、まるで水墨画のような世界を創り出します。
雪見露天風呂に浸かりながら眺める、降り積もる雪と湯けむりの幻想的な光景は格別です。湯めぐり帖を片手に山間の静寂の中で、泉質の異なる温泉めぐりを楽しみましょう。
霧状の水滴が一瞬で凍り付き、木々を覆いつくすことで発生する樹氷。「樹氷」は全国でも見られる場所が限られており、その迫力と絶景は「スノーモンスター」と称されるほど。
蔵王の樹氷はスキーやスノーボードをしない方でも「蔵王ロープウェイ」を利用すれば樹氷を眼下に楽しむことが可能です。「樹氷幻想回廊ツアー」では、暖房付きのナイトクルーザー号に乗って樹氷と化した木々のなかを散策できます。
江戸時代初期に栄えた「延沢銀山」が由来となって名付けられた銀山温泉。大正末期頃から昭和初期頃まで建築が進み、銀山温泉街が完成していきました。川沿いに旅館が立ち並び、ガス灯が街を照らす様子からは大正ロマンの空気を味わうことができます。
温泉街には食べ歩きできるグルメや足湯もあります。宿泊だけでなく、旅館によっては日帰り入浴も可能。見所が多くスケジュールを組みやすい、風情ある温泉街です。
最上川は流路延長229kmを誇る大河です。
最上川流域は盆地と狭さく部が入り交じる特徴的な地形が続き、川下りでは雄大な自然を眼前に臨めます。
冬には最上川流域に深く雪が積もり、木々や地面を白銀に染め上げます。冬の最上川を下る舟下りでは、水墨画のように静まりきった世界で、ひとときの水上散歩を楽しみましょう。
「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝にも指定されている秋保大滝。約55mの高さから轟音とともに一気に流れ落ちる水流からは、自然の凄みや神秘を感じられます。
周囲の自然が四季により表情を変える様子は美しく、冬には秋保大滝周辺の岩や木々が新雪で覆われ、白銀の世界のなかを流れる迫力ある滝を見られます。川沿いの散策路では水しぶきを受けるほど近い距離で秋保大滝を眺められます。
松島は、天橋立(京都府)、宮島(広島県)に並ぶ日本三景の一つとして数えられる人気スポットです。260に及ぶ大小の島が点々と水面から顔を出し、冬には雪化粧をまとった美しい絶景を見られます。
松島は見る位置により表情を変えるため、松島を訪れたら位置の異なる4つの絶景スポット(※)から冬の松島を眺めてみることをおすすめします。
「松島ハーバーライト」は「松島離宮」で実施される期間限定のイルミネーションイベントです。「松島離宮」とは、松島湾を模した日本庭園をはじめ、屋上庭園や博物館、レストランなど魅力的なスポットがたくさんある観光施設です。
冬季には期間限定で約16万球、7色のイルミネーションが施設内を彩ります。ライトアップされた木々や、水面に映る光の揺らめきが幻想的な夜を創り出します。デートスポットとしても人気が高く、時間を忘れて光の芸術に浸ることができます。
国内の淡水湖では、全国3位の大きさを誇る猪苗代湖。湖の面積は103.32平方キロメートル、深さ93.5mもの巨大湖です。火山性の酸性水であることから植物や藻がほとんど発生せず、通年高い透明度を誇ります。
冬場には多くの白鳥が飛来し、貴重な湖岸風景を見られることも。
また、厳冬期には西風によって煽られた湖水が岸辺の樹木にかかって凍結し、神秘的な樹氷が生まれます。これは「しぶき氷」と呼ばれ、国内では珍しい現象として知られています。
国の重要伝統的建造物群に指定される大内宿は、17世紀(江戸時代初期)頃に開かれた宿場町です。展示スペースでは、当時使用されていた生活用具や囲炉裏を見学できます。
冬のシーズンになると、茅葺き屋根が分厚い雪で覆われた純白の世界へ様変わりします。メインの大通りの鳥居から散策路を進むと、大内宿を一望できる展望スポットへ。高台から見下ろす冬の大内宿は、昔話の世界にタイムスリップしたかのような古き良き日本の絶景です。
大内宿一帯にはおみやげ店や食事処も数多く立ち並んでいるので、冷え切った身体を温めてゆったりとした時間を過ごせます。
岩手県の小岩井農場では東北最大級のイルミネーションイベント「KOIWAI Winter Lights 銀河農場の夜」が開催されます。広大な農場の敷地を活かしたダイナミックな光の装飾は圧巻で、銀河鉄道SLをライトアップした展示など、他では見られないユニークな見どころも満載です。
レストランではイルミネーション限定グルメも提供されます。家族や大切な人と、温かい光に包まれる冬の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
岩手県を代表する景勝地・猊鼻渓(げいびけい)は、冬になると高さ100mもの絶壁が雪をまとい、まるで「水墨画」のような静寂の世界へと姿を変えます。
猊鼻渓の名物といえば、船頭さんが船歌「げいび追分」を唄いながら進む舟下り。12月から2月には「こたつ舟」が運行されます。
舟下りの折り返し地点には、大猊鼻岩の「願掛けの穴」があり、現地で購入できる運玉を投げて穴に入れば願いが叶うといわれています。澄み切った空気と白銀の渓谷が織りなす、幻想的な冬の旅を楽しめるスポットです。
冬の東北旅行は、雪が織りなす絶景や温泉、そしてこの季節ならではのイベントが魅力ですが、雪国ならではの寒さや雪道への対策は欠かせません。
ここでは、冬の東北を最大限に満喫するために知っておきたい、服装、靴、移動手段、そして便利な持ち物といったポイントを解説します。
冬の東北旅行に出かける際の服装の基本となるのは「重ね着」です。体温調節しやすいように、「肌着」「中間着」「上着」の3層を意識して選びましょう。
肌に直接触れる肌着は、吸湿速乾・保温性のある機能性素材やウールなどがおすすめです。汗冷えを防ぎ、体を常に暖かく保ってくれます。中間着にはフリースや厚手のセーター、裏起毛のパーカーなど、保温性に優れたものを選びましょう。
最も重要な上着は、防水性と防風性を兼ね備えたダウンジャケットやスキーウェアのようなものが理想的です。特に雪が降ることも多いため、防水機能は必須です。
さらに、首元、頭、手といった末端の防寒も重要です。厚手の帽子、耳あて、防水性の手袋、マフラーやネックウォーマーなどを必ず用意しましょう。また、屋内の施設や交通機関の中は暖房が効いていることが多いので、着脱しやすい服装を心がけると体温調節がしやすくなります。
冬の東北を快適に歩くためには、靴選びが重要です。雪道や凍結した路面での転倒を防ぎ、足元を暖かく保つためには、防水・防寒仕様のスノーブーツが最適です。靴底の溝が深く、滑りにくい素材で作られているかを確認しましょう。
アッパー素材は、雪や水が浸透しない防水加工が施されているものを選んでください。また、内側に保温材が入っているものが暖かく、足の冷えを防いでくれます。
スノーブーツを持っていない場合は、普段使っている靴に装着できる「滑り止め(スパイク)」を持参するのも良いでしょう。急な凍結路面でも安心して歩けるようになります。
雪道運転に慣れていない方にとって、移動手段の選択は旅の快適さに直結します。最も安心で効率的なのは、新幹線や在来線といった公共交通機関の利用です。東北新幹線は雪の影響を受けにくいのが利点です。
主要駅を拠点とし、そこから各観光地へは周遊バス、路線バス、またはタクシーを組み合わせて移動するプランがおすすめです。主要駅から送迎バスを運行している宿も多いので、事前に確認しておきましょう。
冬の東北旅行を快適に過ごすためには、以下のような便利アイテムを準備しておくと良いでしょう。
「使い捨てカイロ」は貼るタイプと貼らないタイプを両方用意すると便利です。また、低温下ではスマートフォンのバッテリー消耗が早まるため、「モバイルバッテリー」も持っていくと良いでしょう。
また、空気が乾燥しているため、「保湿クリーム」や「リップクリーム」で肌や唇のケアも忘れずに行いましょう。
東北で本格的な積雪が見られるようになると、山や川、建物までもが白く覆われ、辺りは白銀の世界に変わります。大自然に降り積もった雪景色のなかには、時間を忘れて、いつまでも眺めたくなるような絶景も多数。
今回ご紹介した、自然が織りなす息をのむような絶景の数々、心も体も芯から温まる温泉、そして雪国ならではの温かいお祭りやイベントは、旅を忘れられないものにしてくれるでしょう。
びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」では、東北の宿泊施設と往復列車をまとめてお得に手配することができます。冬の東北旅行を検討される際はぜひご利用ください。
ご利用上の注意事項
【ご利用上のご注意】
・申込完了後の手配内容の変更(日付・プラン内容・列車の時刻や座席・増員や減員等)は一切できません。
・以下の操作を行うと不具合が発生する可能性がございます。
推奨環境以外での操作
複数のブラウザを立ち上げての操作
予約操作画面で「ブラウザの戻るボタン」を利用した操作
・同行者全員が同一行程となります。異なる発着地やプラン内容を1つの申込として手配することはできません。
【ご旅行代金・お支払いについて】
・ダイナミックレールパックは価格変動制を採用しており、需給や市場状況に応じて柔軟に価格が変動いたします。このため、同一の列車・区間、同一の宿泊施設・プランであっても、お申込の時期により金額が異なる場合があります。また、1ヶ月前の列車確定時に旅行代金を再計算するため、乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、
お申込時に表示していたお見積額と実際の旅行代金が異なる場合があります。
・乗車日が1ヶ月以上先のお申込の場合、利用列車確定時、旅行契約締結前に確定した旅行代金を表示しますので、ご確認の上ご予約ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
【列車・きっぷについて】
・旅行商品にご利用いただける座席数には制限がございます。一般発売されている座席に空席があっても手配できない場合がございます。
・(契)乗車票は、原則普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・シートマップ(座席位置の指定)は乗車日が1か月以内(列車の指定席発売後)の場合のみご利用いただけます(一部列車を除く)。
・新幹線の車イス対応座席等をご希望の場合、ご出発日前日から起算し、土日祝日を除いた10日前までにお申し出ください。満席等の理由によりご希望に添えない場合がございます。 詳しくはこちら
・新幹線eチケットサービス対象外のため、Suica等のICカードとの紐づけはできません。
【その他】
・上記以外のご案内については、びゅうトラベルサイト内「ご利用ガイド」および、操作時の各画面にございます「ご注意」を必ずご確認ください。
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