青森県西部に位置する弘前市には、四季折々の魅力があります。弘前城の桜や弘前ねぷたまつりなど、いつ訪れても魅力的な風景を楽しめます。しかし、弘前市にはどのようなグルメがあるのかを知らない方も多いのではないでしょうか。
弘前市には、郷土料理から意外な料理まで、数多くのご当地グルメがありますが、具体的にどのような料理があるのかは、あまり知られていません。そのため、弘前に旅行に行く際「何を食べればいいかわからない」という方も少なくありません。
本記事では、弘前のおすすめグルメをご紹介します。本記事を読めば、郷土料理からフレンチまでバラエティ豊かな弘前グルメについて把握できます。弘前への旅行を検討している方はぜひ参考にしてください。
弘前のグルメを解説する前に、弘前という町についてご紹介します。弘前の魅力や歴史を知り、どのような町かを把握すれば、グルメをより深く堪能できるでしょう。
弘前には美味しいグルメだけでなく、四季折々の魅力的なイベントがあることでも有名です。弘前城の桜は全国的にも有名で、春になると多くの方が訪れます。夏は弘前ねぷたまつりが開催され、迫力あるねぷたと市民の熱気を間近で体験できます。
また弘前市民に広く親しまれる岩木山神社は、縁結びのパワースポットとして有名です。ほかにも、藤田記念庭園や青森銀行記念館など和と洋の歴史的な観光地が数多くあります。
城下町弘前が完成したのは江戸時代に入ってからです。弘前藩の初代藩主津軽為信が町を開発し、12代に渡り津軽地方の政治や経済、文化の中心地として栄えます。
今は日本一のりんごの産地として知られる弘前市は、明治以降に積極的に西洋文化を取り入れました。そのため今もフランス料理店や本格的なカフェなどのお店が数多く立ち並んでいます。
見どころの多い弘前では、グルメも楽しめます。まずご紹介するのはランチにおすすめのグルメです。手軽に食べられる料理がたくさんあるため、弘前旅行でお昼ご飯を決める際の参考にしてください。
津軽そばは、全国的に食べられているおそばとは少し異なります。一般的なおそばはつなぎに小麦粉が使用されますが、津軽そばはつなぎに呉汁という大豆をすりつぶした汁を使用します。そのため、タンパク質を手軽に摂取できる家庭料理として、親しまれてきました。
大豆をつなぎに使用する津軽そばは、コシがありつつもやわらかく、箸で持ち上げると容易に切れてしまうほどです。そのため、津軽そばを食べる時は汁物をすするように食べると美味しく食べられます。
ガレットは、弘前とよく似た気候であるフランスのブルターニュ地方で生まれた郷土料理です。そば粉を使ったクレープで、弘前では青森県産のそば粉を使用したものが弘前ガレットとして提供されています。
ブルターニュ地方ではスイーツとして親しまれている料理ですが、弘前ガレットはスイーツのほかにも、しっかりした食事のメニューとしても食べられているため、おやつのみならずランチにもぴったりです。
弘前市では、中華そばも多くの方に親しまれています。細め〜中太のちぢれ麺と、煮干しを中心とした魚介ベースのあっさりとしたスープが、スルスルと口の中に入っていきます。チャーハンや餃子とセットで食べる方も少なくありません。
弘前ではあっさりとしたやさしい味のラーメンが多いですが、こってり系のラーメンも人気で、濃厚なスープからは甘みやうま味といった素材の味がしっかり感じられます。自分の町で食べるラーメンとは異なる一杯を、味わってみてください。
明治以降、積極的に西洋文化を取り入れ、りんごの生産量が日本一である弘前では、古くから市内にある多くの飲食店でアップルパイが楽しめます。地元で採れたリンゴを使用したアップルパイは、リンゴの甘みと酸味が引き出された逸品です。
アップルパイを作る際は、甘みを引き立てるためにシナモンを入れることがあります。しかし弘前ではシナモンを使わずにアップルパイを作るお店も少なくありません。そのため、素材の味をそのまま楽しめます。
弘前では江戸時代の末期からコーヒーが楽しまれてきました。そのため、コーヒーに対するこだわりが強く、今でも弘前市内には昔ながらの佇まいを残す歴史ある喫茶店が数多く残っています。
江戸時代からコーヒーを楽しんできた弘前市には、当時の人々が飲んでいた「藩士の珈琲」を提供するお店があります。日本で初めて一般人がコーヒーに親しんだ町といわれる弘前で、こだわりのコーヒーを楽しんでみましょう。
ここから紹介するのは、夜ご飯としておすすめのグルメです。弘前城の城下町として栄えた弘前市には数多くの郷土料理があり、西洋文化を早くから取り入れていた弘前ならではの料理もあります。夜ご飯におすすめの弘前のグルメを4つ紹介します。
貝焼き味噌はホタテの貝殻を器にして、出汁に味噌とホタテやネギなどの具材を入れ、最後に玉子でとじる料理です。ホタテの貝殻と海の幸が火にかけられて、磯の香りが芳醇に香ってきます。
出汁と味噌で味がついているため、ご飯のおかずとして食べる方もいれば、おつまみとしてお酒と一緒に楽しむ方もいます。器にできるようなホタテの貝殻は少ないため、家庭ではフライパンやスキレットで調理する方も珍しくありません。
いがめんちは、イカの足と旬の野菜を使ったメンチカツです。「いが」とは津軽弁でイカを意味しており、イカの足と野菜に小麦粉を混ぜて成形し、揚げたり焼いたりするのが弘前では一般的です。いがめんちはお店によって食感が異なるため、お店ごとの違いを楽しめます。
また、いがめんちの上からかけるたれも、ソースや天つゆなどお店や食べる人の好みによって異なります。作る人や食べる人によって楽しみ方が全く異なるグルメを、みなさんの好きな食べ方で食べてみてください。
けの汁は大根・ニンジン・ゴボウなどの野菜と、わらび・ぜんまい・ふきなどの山菜、油揚げ、凍み豆腐などを刻んで煮込んだ料理です。けの汁は、津軽の方言で「粥(かゆ)」を「け」と呼ぶことから、かゆの汁と呼ばれるなど、諸説あります。近代に入るまで米が貴重だったため、刻んだ野菜や山菜を米に見立てて食べたと言われています。
昔は、各家庭で小正月に「お母さんがゆっくりできるように」と、けの汁を大量に作りました。そして何日もかけて食べることで味に深みが出ます。作る人によって入れる具材に違いがあるため、食べ比べてみるのも楽しいグルメです。
弘前は早くから西洋文化を取り入れてきたため、郷土料理と並んでフランス料理が有名な町です。弘前のフランス料理は地元食材を取り入れ、独自のアレンジが効いています。そのため、フランス料理を食べたことがある人でも少し違った味わいを楽しめるのが特徴です。
市内には数多くのフランス料理店があり、オシャレな建物のお店も多いため、弘前へ行く際はフレンチを楽しんでみましょう。
弘前で楽しめるのは、お店で食べるグルメだけではありません。買って帰り、家庭で楽しめるグルメもたくさんあります。ここからはお土産におすすめのグルメを5つ紹介します。スイーツからお酒まで、好みの弘前グルメを家に帰ってからも楽しみましょう。
日本でも有数のリンゴの生産地である弘前は、地元でつくられたシードルが楽しめます。シードルはリンゴを使った発泡酒で、弘前は日本のシードル発祥の地と言われています。
古くからシードルを作ってきた弘前市では、今や多くの醸造所がシードルを手掛け、国内外で高い評価を得ています。弘前市内で販売されているさまざまなシードルを飲み比べてみるのも、楽しいでしょう。
弘前のお土産に悩んでいる方は、ナッツ入りせんべいもおすすめです。ナッツ入りせんべいは、名前の通りピーナッツやアーモンドなどの木の実が入っています。サクサクとした食感とナッツの風味で、さまざまな世代の方に人気のお菓子です。
地方によっては南部せんべいとも呼ばれ、全国的にも知られています。弘前でも多くのお店で購入可能で、駅の売店でも手軽に買えるため、お土産に困った際は売店を覗いてみてください。
数の子醤油漬けは、弘前市民にはなくてはならないご飯のお供として有名です。
青森県にはさまざまな漬け物があります。その中でも弘前の数の子醬油漬けは、数の子の薄皮を取り除き、スルメや細かく刻んだ昆布と醤油で漬け込んだ漬け物です。数の子を使っている点は共通ですが、味や具材で違いがあります。青森県独自の漬け物を買って、自宅で違いを楽しんでみてください。
ほたては青森県の名産品の1つで、大粒のほたての貝柱を乾燥させたり、蒸したりしてうま味を閉じ込め、さまざまな形で提供されています。
ほたての貝柱は加工方法によって味わいが異なるため、ごはんのお供にもお酒のおつまみとしても楽しめます。おいしいほたての貝柱を家庭で手軽に楽しめるため、お土産選びの際は検討してください。
弘前でスイーツをお土産にしたい方は嶽きみプリンを検討してください。嶽きみとは、岩木山のふもとに広がる高原で作られたとうもろこしです。高原地帯で育てられるため、嶽きみは寒暖差によりプリプリとした食感になることが特徴です。
また寒暖差は食感だけでなく、甘さも生み出します。嶽きみの糖度は18度以上にもなり、リンゴやみかんを上回ることもあります。そのため嶽きみを使用したプリンは、甘さととうもろこしの深い味わいで多くの方に人気のお土産です。
弘前には数多くの魅力的なグルメがあります。また、見ごたえのあるイベントや歴史的な観光地も数多くあり、何度も訪れたくなる町です。
弘前は弘前藩として栄えた頃から、さまざまな郷土料理を生み、今も大切に受け継がれています。また、コーヒーやフランス料理を日本でもいち早く取り入れ、今では弘前の定番として親しまれています。
魅力あふれる弘前を訪れる際は、びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」の利用がおすすめです。「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」は、弘前市内のホテルと新幹線などの列車をまとめて予約できます。青森旅行を検討する際は、ぜひご利用ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・観光プランのみのご利用はできません。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。