50代になり家庭や仕事が落ち着いてきて、温泉宿へ夫婦旅行を計画しているけど「どこが自分たちにとって一番楽しめるかわからない」と悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

日本には全国各地に有名な温泉地があり、その温泉地には多くの宿があることから、何か基準がなければなかなか決められないですよね。そこで本記事では、50代の夫婦旅行におすすめの温泉宿を紹介します。旅先の選び方のポイントについても紹介しているので、夫婦旅行計画中で温泉宿がまだ決まっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

50代の夫婦旅行で温泉宿をなかなか決められない方の中には、重視すべきポイントがわからないという方が多くいます。ここでは、温泉宿を選ぶポイントを3つ紹介します。旅行の費用を抑える方法も解説しているので、チェックしてください。

50代の夫婦旅行では、仕事を休んだり長期休暇の一部を活用したりして、数日間の現地滞在を計画している方も多いのではないでしょうか。いままで訪れたことがない場所を楽しむとなると、観光スポットや温泉巡りなどを充実させるために、スケジュールを詰め込んでしまいがちです。

しかし、休む間もなくスケジュールを組んでしまうと、温泉地でリラックスするつもりだったのが、逆に疲れてしまいます。旅の目的を夫婦でしっかり話し合って、ゆっくり楽しめるスケジュールを組むのがおすすめです。

温泉でゆっくりするのが目的でも、現地の観光スポットも探しておくと旅をより楽しめるでしょう。たとえば、春の桜並木が綺麗なスポット巡りや秋の紅葉狩りなど、季節の風物詩を満喫するのも思い出になります。現地ならではの建築物や資料館巡り、食べ歩きなどもおすすめです。

ただし、登山やスキーなどのアクティビティを楽しみたい方は、体力に自信がないと疲れてしまうこともあるので、夫婦で話し合い、ご自身の体とも相談しながら計画を立てるのが良いでしょう。

せっかくの夫婦旅行だからと、宿のプランや食事内容などを豪華にしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。それでも、少しでも旅行費用を抑えられれば嬉しいもの。お得に温泉宿を予約したい方には、「交通機関（列車や飛行機）と宿泊」のセットプランがおすすめです。「交通機関と宿泊」のセットプランは、列車や飛行機などの交通手段と宿泊施設がセットで販売されており、プランによっては別々で購入するよりもお得に予約ができます。

びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」では、旅先までの列車と温泉宿をセットでお得に予約できます。別々に予約する手間も省けるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

ここでは、50代の夫婦旅行におすすめの温泉宿を8つ紹介します。全国各地の名湯が楽しめる温泉宿なので、旅先選びの参考にしてみてください。

※記事で紹介している宿泊施設の食事やサービスなどは変更になることがあります。最新情報はプラン詳細ページや施設公式サイトなどをご参照ください。

「乳頭温泉郷　鶴の湯温泉」は、秋田県仙北市田沢湖の乳頭温泉郷にある温泉宿です。鶴の湯温泉は、乳頭山の麓にあり乳頭温泉郷のなかでも、最古の温泉宿で長い歴史を誇ります。同じ敷地から泉質・効能がそれぞれ異なる4つの源泉が湧く珍しい温泉です。

夕食は、地元で取れた旬の食材が使われ、駐車場横の喫茶「鶴の茶屋」では、コーヒーや果物のジュースを味わえます。

宿周辺には、日本一の深さを誇る「田沢湖」や、年間約200万人が訪れる東北でも有数の観光スポット「角館武家屋敷」があります。歴史ある日本の昔ながらの風情を楽しみたい方は、夫婦旅行の候補として検討してみてください。

「兵衛向陽閣」は、兵庫県神戸市の有馬温泉にある、創業700年の歴史ある温泉宿です。趣の異なる三つの大浴場と貸切露天風呂があり、すべての湯処で有馬の名湯「金泉」を楽しめます。客室は、優雅な貴賓室や露天風呂付客室の他、和室・洋室・和洋室があります。

食事は、プランによって季節の味を楽しめるビュッフェや旬の会席料理、神戸牛を使ったプランなどから選べます。お部屋での食事だけでなく、レストランやお食事処なども併設されているので、予約する際にはあわせてチェックしてみましょう。近くには六甲山までつながるロープウェイがあり、自然を楽しめるのもポイントです。

「京都 嵐山温泉 花伝抄」は京都府京都市の嵐山にある温泉宿です。比較的新しい温泉地なので、温泉旅の新たな開拓先としておすすめです。大湯屋と5つの貸切温泉に入浴でき、バリエーション豊かな湯浴みを存分に楽しめます。また、貸切露天風呂は予約制ではなく、湯浴中のランプが消灯していれば無料で入ることができます。

食事は、京のおばんざいや四季によって替わる会席など、京都ならではの味を楽しめるので、グルメ好きの方にぴったりです。客室には、日本初のマイナスイオンを発するオリジナルシモンズ製ベッドが用意されており、日頃の疲れをしっかり取れるでしょう。浴衣処や茶室も併設され、昔ながらの京都の雰囲気を館内だけでも楽しめます。

「加賀屋」は、石川県七尾市にある和倉温泉の由緒正しき名高い温泉宿です。旅で伝える「一期一会の感動と感謝」を大事にしており、夫から妻へ、妻から夫へ日頃の「ありがとう」を伝えてみるのも旅の楽しみになるのではないでしょうか。

繊細な四季を味わえる純和風で情緒あふれる客室では、非日常を感じながらリラックスできるでしょう。食事では、季節に合わせた旬の食材が使われた、加賀屋ならではの料理を堪能できます。

館内には、錦大路と呼ばれるエンターテイメントゾーンや、数々の伝統工芸品の展示などがあります。「人生に一度は、有名旅館に宿泊して豪華なひとときを味わいたい」といった方におすすめです。

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、青森県十和田市の奥入瀬渓流に建つ唯一のリゾートホテルです。奥入瀬渓流は、特別名勝・天然記念物に指定されるほどの美しい景観を誇ります。

客室の渓流スイートでは、渓流の景色を堪能できる客室温泉があり、本物の苔を用いた壁画が飾られているなど、日常とは異なる空間で過ごすことができます。ほかにも和をモチーフとした客室や半露天風呂テラスの付いた客室などがあり、お部屋選びも楽しみの1つになるでしょう。

夕食は、りんごをモチーフにしたインテリアにも青森らしさを感じられるビュッフェレストランで、さまざまなメニューを楽しめます。ライブキッチンではできたての料理も提供されます。

「ルグラン軽井沢ホテル＆リゾート」は、長野県北佐久郡の軽井沢にある温泉付きのリゾートホテルです。7万坪の自然に囲まれたホテルで、非日常の絶景を味わいながら天然温泉や豪華フレンチディナーを楽しめるのがポイントです。「美人の湯」と呼ばれる温泉があり、女性にうれしい美容効果があるのも魅力です。

客室は「本館」「山の上スイート」「ヴィラスイート」をあわせて10タイプで、和室・洋室・和洋室・ヴィラタイプなど、好みに合わせて選べます。また、館内には庭園や遊歩道があり、季節ごとの植物が綺麗な景観をつくり出します。自然が好きな方におすすめなホテルです。また、周辺ではいちご狩りや、軽井沢ブルワリーでのビール工場見学など、軽井沢ならではの体験も楽しめます。

「時音の宿 湯主一條」は、宮城県白石市の鎌先温泉にある温泉宿です。開湯からおよそ600年の歴史がある旅館で、本館を含む2棟の建物と土蔵は、2016年に国の登録有形文化財に認定されました。温泉は、傷に効くと言われる鎌先の「薬湯」と美肌効果のある「洞窟の湯」の2種類を楽しめます。

食事は、地元の食材をふんだんに使った会席料理で、ミシュランガイド宮城で3つ星プラスを獲得しています。森に囲まれる温泉宿で、最高のリラックスを味わってみてください。

「山翠楼」は、神奈川県足柄下郡にある奥湯河原温泉の旅館です。自然に囲まれた展望露天風呂「大空」では、夜は満天の星空を眺めることができ、解放感を味わいながらリフレッシュできるでしょう。客室は、和室や和洋室、露天風呂付きなどがあり、お好みのスタイルでプランを選べます。

食事は、地元の旬の食材と自家製の湯葉を使った会席料理が味わえます。周辺には、自然散策を楽しめる散策路があるので、自然に癒されたい方はぜひ訪れてみてください。

50代夫婦の旅行のポイントは、無理のないスケジュールを組むことです。予定を詰め込みすぎてしまうと、温泉地でリラックスするつもりが疲れてしまいます。もちろん温泉だけでなく、宿周辺の観光スポットもチェックして、余裕を持って計画を立ててみてください。

この記事で紹介した旅館やホテル以外にもさまざまな温泉宿が各地にありますが、交通手段もあわせて一つひとつ探すのはとても大変です。びゅうトラベルを利用すれば、列車と宿をセットで簡単に予約できます。温泉宿のプラン詳細も確認できるのでおすすめです。

交通手段・宿泊施設にかかる費用を少しでも抑えて、現地の観光スポット巡りやグルメ、お土産選びも思う存分楽しみましょう。