新潟市の観光スポットを車なしで巡る！1泊2日のモデルコースとホテル5選

車なしで新潟旅行に行くなら、新潟市内の観光地へのアクセスに便利な、新潟駅をスタート地点にするのがおすすめです。

今回の記事では、徒歩やバスなど公共の交通機関で巡る新潟市観光の1泊2日のモデルコースを紹介します。さらに、観光の拠点におすすめな5つのホテルを厳選しました。

ぜひ最後までご覧いただき、新潟観光の計画に役立ててください。

旅の始まりは、新潟県の主要駅である「新潟駅」です。JR「東京駅」からJR「新潟駅」までは約2時間で、朝8時の列車に乗れば、新潟駅には10時頃に到着します。

本章では、新潟市観光でおすすめの1泊2日の1日目のモデルコースを、以下の順番で紹介します。

新潟市で人気の撮影スポットや絶品グルメが楽しめるプランなので、ぜひ参考にしてください。

新潟駅に到着した際に訪れたいのが「What’s NiiGATA モニュメント」です。高さ140.5mもの朱鷺メッセを背景にしたモニュメントは「NiiGATA」の文字が特徴的で、写真映えする人気の撮影スポットとなっています。モニュメントのある広場には、ほかにも新潟開港150周年記念碑や、新潟市出身の歌手である小林幸子氏の手形モニュメント、トリックアートも設置されています。

「Befcoばかうけ展望室」は複合一体型コンベンション施設である「朱鷺メッセ」の31階にあり、360度のパノラマ景色を楽しめます。地上約125mに位置する展望室は、日本海側随一の高さを誇る展望室です。

展望室からは新潟市街地や日本海、佐渡島、五頭連峰などの美しい景色を一望できます。さらに、31階には、景色を眺めながら食事ができるレストランや、新潟のさまざまな名菓や工芸品が手に入るお土産ショップもあります。

「What’s NiiGATA モニュメント」から徒歩約2分の距離なので、ぜひ「Befcoばかうけ展望室」にも足を運んでみてください。

「みなとのマルシェ ピアBandai」は、新潟のグルメやお土産品が揃う賑やかな観光地です。特に「万代島鮮魚センター」は新潟市最大級の鮮魚専門店であり、観光に最適な場所です。

日本海で獲れた新鮮な海の幸を直売しており、全国の水産物を市場価格で購入できます。さらに、季節限定の名物である「浜焼きコーナー」は、魚介類を炭火で焼いて味わえる特別な体験ができます。

ほかにも、佐渡でとれた新鮮な魚が味わえる回転寿司店や立ち食いのお店も並んでいるので、ランチにもおすすめです。「Befcoばかうけ展望室」から「みなとのマルシェ ピアBandai」まで、徒歩約10分で到着し、アクセスも抜群です。

「旧齋藤家別邸」は、新潟の三大財閥の1つに数えられた豪商の齋藤喜十郎氏が別荘として造った邸宅です。建物と庭園を一体ととらえる「庭屋一如（ていおくいちにょ）」のデザインが特徴で、室内から庭園への眺望を楽しめる造りになっています。

ここでは日本庭園を眺めながら、抹茶を味わう贅沢な体験ができます。庭園は四季折々に異なる表情を見せ、特に庭園がライトアップされる秋は、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が魅力です。

「みなとのマルシェ ピアBandai」からはタクシーを利用すれば約7分、バスを利用する場合は「万代シテイ」まで約12分歩きバスに乗車します。バスの乗車時間は約6分で「西大畑」を降りたあとは、徒歩約6分の距離です。

2日目の新潟観光のモデルコースを、以下の順番で紹介します。

ぜひこのプランを参考にして、素敵な2日間をお過ごしください。

「新潟市水族館 マリンピア日本海」は、日本海側でも有数の規模を誇る水族館です。天候に関わらず毎日開催されるイルカショーは見どころの1つとなっています。

日本海大水槽には約40種の魚類が展示されており、その下をくぐるマリントンネルでは海中散歩気分を満喫できます。館内レストランでは、新潟のご当地グルメやお子さま向けのメニューなど幅広い料理が提供され、ランチにおすすめです。

また、魚をモチーフにした遊具で遊べる「幼児用遊具コーナー」があるため、小さなお子さまがいる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「新潟市水族館 マリンピア日本海」から約5分歩くと、日本海が広がります。海岸沿いを散歩すれば、視界を遮る建物がなく、壮大な日本海を思う存分満喫できるでしょう。

日本海を眺めながら、リラックスした時間を過ごしたり、写真を撮ったり、友達や家族とおしゃべりしたり、自由気ままに楽しんでください。

新潟駅直結の「ぽんしゅ館 新潟驛店」で日本酒を味わい、旅を締めくくりましょう。受付で料金を支払うと、最大おちょこ5杯分を飲み比べできます。

ズラリと並ぶ唎き酒マシーンにコインを投入しボタンを押すと、地酒が注がれる仕組みです。お酒だけでなく新潟の定番菓子からローカル商品まで集めたショップも併設されているので、お土産の買い忘れがないように、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

観光の拠点に便利な新潟駅から、徒歩15分以内のホテル5選を紹介します。

新潟駅より徒歩約1分で行けるホテルや天然温泉に入浴できるホテルなど、新潟観光におすすめの宿泊施設を厳選しました。ぜひ参考にしてください。

※記事で紹介している宿泊施設のサービス等は変更になることがあります。最新情報はプラン詳細ページや施設公式サイトなどをご参照ください。

「JR東日本ホテルメッツ　新潟」は、新潟駅から徒歩約1分の便利な場所にあるホテルです。新潟駅から発着するバスにも簡単に乗れるので、観光地への移動もスムーズです。

全197室の客室は十分な広さがあり、ひとり旅から家族連れまでさまざまなニーズに対応しています。また、ホテル3階には、モデルコース2日目で紹介した「ぽんしゅ館」があり、お酒好きな方は気軽に立ち寄れます。

朝食会場は和を感じさせる落ち着いた空間で、新潟の郷土料理をはじめ和食を中心にしたビュッフェスタイルを楽しめます。

「天然温泉 多宝の湯 ドーミーイン新潟」は、新潟駅から徒歩約8分の距離にあるホテルです。天然温泉に入浴でき、贅沢な時間を過ごせます。

さらに、露天風呂（女性は半露天風呂）、サウナなどが完備され、旅の疲れを癒すのに最適です。客室はプライベートな空間を演出し、くつろげる環境が整っています。

バイキング形式の朝食は「免疫力UP」がコンセプトで、健康的な1日を元気よくスタートできるでしょう。

「ホテルオークラ新潟」は、265室の客室数があり、市内最大級の規模を誇るホテルです。シングルからツイン、スイートまでさまざまなタイプの客室が用意されており、一部の客室からは信濃川と萬代橋のロマンチックな夜景を望めます。

朝食はブッフェ形式で、信濃川や、やすらぎ堤の四季折々の美しい景色を眺めながら食事できるのが魅力です。新潟を代表する養鶏所の卵を使った自慢の卵料理や、県産コシヒカリ2種の食べ比べ、新潟の郷土料理などをふんだんに楽しめます。

また、自転車のレンタルサービスも用意され、市内の各ステーションでの乗り捨てが可能なので、観光の移動に便利です。

「新潟パークホテル」は、新潟駅南口から徒歩約5分の場所に位置し、観光の拠点として最適なホテルです。大浴場やサウナが完備されており、旅の疲れを癒してくれます。

特に、備長炭を使用している大浴場は、体を芯から温め美肌効果も期待できます。男女入れ替え制で入浴できるので、当日のスケジュールをチェックしておきましょう。

また、客室は170室あり、シングルルームやL字型に2台のベッドを配置したコンパクトなツインルームなどから選べます。ホテルには約3,000冊のマンガ本が揃っているので、空き時間に利用してみてください。

「万代シルバーホテル」は、新潟駅から徒歩約7分の距離にあるホテルです。観光やショッピングに最適な「万代シテイ」の中心部にあります。

222室の客室は、シングルやツイン、和室など多彩なタイプが揃っています。特に万代シテイを一望できる部屋は、贅沢な気分を体験できるでしょう。

朝食は、地元の食材を活かした和洋のブッフェスタイルで、なかでも宿泊客の目の前で調理するオムレツや、オーダーを受けてから作るフレンチトーストなどは、人気の品です。4階にはサンセットラウンジ＆バーがあり、吹き抜けの上品な雰囲気でリラックスした時間を過ごせます。

見どころ満載の観光地が点在している新潟市のなかでも、特に新潟駅周辺は、人気の観光スポットが集まっています。1泊2日で観光するなら、新潟駅を出発点に、コースを組むのがおすすめです。

新潟市では観光循環バスが運行しているので、車を使わなくても効率よく観光スポットを回れます。1日乗車券は新潟駅のバスセンターやバス車内などで手軽に購入可能です。

また、新潟駅は観光地へのアクセスが良いだけでなく、ホテルも多いので宿泊先に困りません。びゅうトラベルでは、新潟市内の宿泊施設と新幹線などの列車をまとめて予約できるサービスを提供しているので、ぜひご活用ください。