新潟県の温泉地＆おすすめの宿をご紹介！自然とグルメも楽しめる旅に出かけよう

温泉に浸かりたい、雄大な自然に触れて疲れた心を癒したい、人気グルメをとことん食べ

尽くしたいなど、旅の目的はさまざまでしょう。

旅を思い切り楽しむためには、これらの目的に合った事前のリサーチが大切です。

今回は新潟県の温泉地の魅力と、観光客に人気のおすすめの宿について紹介します。

美しい自然と豊かな資源に恵まれた新潟県。数多くの観光スポットを擁し、上越新幹線、北陸新幹線を利用できるため、県外からも多くの人々が観光に訪れます。

新潟県の代表的な食材として、「新潟米」を思い浮かべる方も多いでしょう。そのおいしいお米と清らかな水を原料とした日本酒の製造も盛んで、国内有数の日本酒の産地として知られています。

また、日本酒にとどまらず、自然に恵まれた新潟県だからこそ味わえる海の幸、川の幸、山の幸も豊富です。

季節によって楽しみ方もさまざまで、冬にはスキーやスノーボードを楽しむため、夏には日本三大花火大会の一つ、長岡花火大会のために訪れる方も少なくありません。

さらに、新潟県は歴史ある温泉地も数多く存在します。豊富な湯量・泉質を誇り、心身の疲れを芯から癒したい方にも新潟への旅行はおすすめです。

ここからは、新潟県の代表的な温泉地について、おすすめの宿と併せてご紹介します。

国内でも有数の豪雪地帯である越後湯沢は、川端康成の著作「雪国」の舞台としても有名な場所です。多数のスキー場があり、公営の共同浴場も5ヵ所あることから、スキーと温泉を同時に楽しめる冬に、特に多くの観光客が訪れます。

上越新幹線の停車駅である越後湯沢駅周辺は、多くの宿泊施設が並び、温泉街も充実。新潟名物「笹団子」などの食べ歩きをしつつ、各所に点在する足湯を楽しみましょう。

越後湯沢の数ある温泉宿のなかでおすすめなのが「和みのお宿滝乃湯」です。露天風呂では、源泉かけ流しで越後湯沢温泉を存分に堪能でき、肌にやさしい泉質から、お子さんの温泉デビューにも適しています。

瀬波温泉は、新潟県の最北端である村上市に位置する温泉です。「瀬波温泉海水浴場」は瀬波温泉の宿から水着のまま行けるほど近く、環境省が選ぶ「快水浴場百選」にも選出。水平線に沈む夕陽も美しく、日没前後に海沿いを散歩するのもおすすめです。

「大観荘せなみの湯」では、すべての客室から広大な日本海と美しい夕陽を一望できます。もちろん宿の露天風呂からもその圧巻の光景を見ることができます。時間を合わせれば、美しい夕陽が沈んでいくさまを温泉に浸かりながら見ることができるでしょう。

100年もの歴史を持つ月岡温泉で特徴的なのは、入浴剤に間違われるほどのエメラルドグリーンの湯の色です。季節や気象条件によっては稀に乳白色に変わることもあり、目でも温泉を楽しめるでしょう。

また、月岡温泉街には、街歩きを楽しめるスポットが充実しています。ワインや日本酒の試飲、スイーツや紅茶、地元産をはじめとしたフルーツや野菜を使ったスムージーやジェラートなどが味わえるお店、せんべいの手焼き・絵付け体験など、新潟ならではの味や体験が楽しめる店舗が豊富です。

月岡温泉の温泉街の楽しみ方については以下の記事も併せてご覧ください。

国内でも有数の硫黄含有量を誇る自家源泉「白玉の湯」を持つ「白玉の湯華鳳」。大浴場には、ひのき・大岩などでつくられた回遊式の露天風呂をはじめ、内湯、サウナや水風呂、入浴後のエビ味噌汁・各種ドリンクなど充実した設備がそろいます。

1816年（文化13年）に開湯した歴史ある赤倉温泉。1分間の湧出量はおよそ3,000リットルで、温泉地の多い新潟県でもトップクラスの湯量を誇ります。

冬から春先にかけてオープンする「赤倉温泉スキー場」では100％天然雪を使用し、その優れた雪質と積雪量を求めて、初心者から上級者まで多くのスキーヤーが訪れます。妙高エリアでは唯一、特定期間中毎日ナイター営業を行っているのも魅力です。

1937年創業の伝統ある「赤倉観光ホテル」は、標高1,000mの高台にあり、眼下には絶景が広がります。露天風呂付温泉大浴場からの眺望は、遮るものが一つもなく、これ以上にない解放感で赤倉温泉の湯を楽しめるでしょう。

貝掛温泉は、日本でも珍しい「目の温泉」とも呼ばれる温泉です。ぬる湯の湯口からお湯をすくって目を洗うことで、ドライアイ、白内障、眼底出血、眼精疲労への効果が期待できるといわれています。 

貝掛温泉の周囲には往復30分ほどの遊歩道が2コース整備されており、浴衣で散歩をするのもおすすめです。 

貝掛温泉は一軒宿の秘湯。そのため、「貝掛温泉」という温泉名が宿の名でもあります。秘湯の名にふさわしく、おとなの静養にぴったりの宿です。日々の喧騒から離れたい方、「貝掛の目薬」として知られる温泉の湯力を体験したい方は、訪れてみてはいかがでしょうか。

岩室温泉の特徴は、黒い微粒子が浮かぶ「黒湯」であることです。自然由来のものであるため、その日によって色の濃さが変化します。

岩室の代表的な観光スポットの一つである間瀬海岸では、自然がつくりだした「崖末・花立岩 」「間瀬の白岩 」「枕状溶岩 」など、いくつもの奇岩が見どころです。

「富士屋」は岩室温泉でも唯一の、自家源泉を満喫できる温泉宿です。次々に湧き出てくるお湯は、気温や時間帯によって色合いが変化していきます。最上階にある露天風呂では、岩室の山々を眺めながら、無心になれる心地良い時間を過ごせるでしょう。

日本三大薬湯の一つである松之山温泉は、塩分が多い泉質で、冬でも湯冷めしにくいという特徴があります。

周辺には「美人林」と呼ばれる、樹齢およそ100年にもなるブナ林があります。夏は清々しい緑の葉をたたえ、秋にはそれらがオレンジや黄色に染まり、まるで絵画の中に入り込んでしまったかのような美しい景観を見られるでしょう。

日本三大薬湯の名を冠するにふさわしく、温泉と認められる基準値の15倍にもおよぶ成分を含有する松之山温泉。「ひなの宿ちとせ」の露天風呂では、その成分豊富な松之山温泉を源泉かけ流しで楽しむことができます。食事では、地元の棚田で採れたお米を使った棚田鍋をはじめ、地元食材を活かした里山料理を存分に味わいましょう。

弥彦温泉郷には、「弥彦湯神社温泉」、「やひこ桜井郷温泉」と、2つの源泉があります。「弥彦湯神社温泉」は肌にやさしくなじむアルカリ性の湯で、弥彦温泉の多くの宿で楽しむことができ、対する「やひこ桜井郷温泉」は、アルカリ性のお湯と硫黄泉をダブルで堪能でき、日帰り温泉施設「さくらの湯」のみで楽しめます。

弥彦温泉郷周辺の観光スポットについてはこちらの記事も併せてご覧ください。

弥彦山を一望できる、展望露天風呂が人気の温泉宿です。モダンな源泉露天風呂付き客室、大正ロマンの情緒漂う和風スウィートの客室など、豪華でおしゃれなしつらえの客室もあり、特別な旅行の際に利用するのもよいでしょう。

エメラルドグリーンの湯をたたえる咲花温泉は、「美肌の湯」の条件4つのうち3つを満たしていることから、美肌を叶えたい方におすすめの温泉です。

例年初夏には「咲花温泉水中花火大会」が開催され、全国的にも珍しい水面に仕掛けられた約300発の花火を鑑賞できます。川面に映る幻想的な彩りが花火の美しさを引き立てるでしょう。

和の情緒に正面から向き合える、洗練された温泉宿です。「翠玉の湯 佐取館」の展望大浴場は天然温泉100％を誇り、最上階に位置することから、エメラルドグリーンに輝く温泉に浸かりながら、阿賀野川の流れを眼下に一望できます。

開湯から60年を超える六日町温泉は、コシヒカリの郷としても有名な南魚沼市六日町にあり、田植えや稲刈り、キノコ狩りなどの体験型プログラムが多数用意されています。農業体験と温泉をセットで楽しみたい方におすすめの温泉地です。

「ryugon」では、トラベルエクスペリエンスデザイナーが、各々の要望に合わせた過ごし方を提案してくれるのが特徴。地元の文化に触れたり、心と身体を整えたりする機会などを提供してもらえます。大浴場は、かつて米蔵として使用された建物を移築した、木造平屋土蔵造りの中にあり、お湯のみならず建物の風情も楽しめるでしょう。

新潟旅行と一口にいっても、その広さゆえ、各地によって楽しみ方が変わります。温泉街での食べ歩き、温泉宿でのお食事、秘湯での湯治、オーシャンビューの絶景など、優先順位を決めながら旅行プランを考えるとよいでしょう。

新潟県は豪雪地帯であるため、季節感をより感じられるのも素晴らしいポイントです。今回紹介した温泉地で気になるところがあれば、ぜひ足を運んでみてください。

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