福井県立恐竜博物館で注目すべき見どころ8選と周辺ホテル5選を紹介

福井への旅行の際、「福井県立恐竜博物館」への観光を計画される方は多いのではないでしょうか。

「福井県立恐竜博物館」は2023年7月にリニューアルオープンし、おとなもこどもも楽しめる注目の観光スポットになっています。

「福井県立恐竜博物館」は恐竜に関する資料を展示する博物館の中で国内最大級の規模を誇るため、事前に情報を確認しておくとより充実した時間を過ごせるでしょう。そこで今回の記事では「福井県立恐竜博物館」の見どころ8選と周辺のおすすめホテル5選を紹介します。

ぜひ最後までお読みいただき、福井旅行の参考にしてください。

ここでは「福井県立恐竜博物館」の見どころを以下8つのポイントで紹介します。

リニューアルオープンで新しくなったポイントを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

銀色のドーム内部にある広大な「常設展示室」は、「恐竜の世界」「生命の歴史」「地球の科学」の3つのゾーンに分かれています。特に「恐竜の世界」は、50体もの恐竜の全身骨格が展示されている見どころ満載のエリアです。

そのうち10体は実物の化石を使ったもので、その迫力に圧倒されるでしょう。さらに、アジアの恐竜コーナーには、福井県で発見された新種の恐竜や動植物の化石だけでなく、日本国内や中国、タイで見つかった恐竜化石なども展示されています。

「福井県立恐竜博物館」では、本格的な化石研究体験ができます。4つのメニューが用意されており、恐竜の歯を実際の道具を使って取り出す「化石クリーニング」、CT画像を使用して化石の内部を観察する「CT化石観察」、化石を発掘し鑑定する「化石発掘プラス」、ティラノサウルスの頭骨を組み立て、骨のしくみを学ぶ「T.rex頭骨復元」の中から3つを体験できます。

「化石クリーニング」と「CT化石観察」は通年で実施されており、「化石発掘プラス」と「T.rex頭骨復元」は季節によって切り替わるので、事前に確認しておきましょう。これらの体験は本格的な作業に近く、内容の難易度から小学生以上の方が対象となります。

「恐竜の塔」は、新館の1〜3階までの吹き抜けに立つシンボルモニュメントです。福井で発見された恐竜の「フクイサウルス」「フクイティタン」「フクイラプトル」「コシサウルス」「フクイベナートル」と、鳥類の「フクイプテリクス」から構成され、高さは約13mにも及びます。

5体の恐竜と1羽の鳥類が立体的に並ぶ構造は、迫力があり写真映えも抜群です。また、時間帯によって異なる光の演出が楽しめるのも魅力の1つとなっています。

新館1階の特別展示室には、高さ9m×横16mの大型スクリーン3面で構成された「3面ダイノシアター」があります。コの字に囲まれた大型スクリーンでは、実物大の恐竜がCGで映し出されています。

恐竜の動き回る様子が全方位に広がり、まるで恐竜の世界に入り込んだような臨場感を味わえるでしょう。ただし、映像上映は特別展の開催時期には行われないので注意が必要です。

「見える収蔵庫」は、化石や骨格などの貴重な標本を保管するための収蔵庫です。ガラス越しに、収蔵庫のなかをじっくり観察できます。

訪れるタイミングによっては、前回とは別の標本や展示物を見れる可能性があります。博物館の裏側を覗いているような体験ができるエリアなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

恐竜博物館に訪れた際は、美しいパノラマの景観を楽しめる「屋上広場」にも足を運んでみてください。ベンチに座っている、白衣を着た「恐竜博士」を見ることができます。

手に持つ鳥脚類ヒプシロフォドン類の頭骨を眺めている姿が特徴的です。恐竜博士は、博物館や福井県内主要観光地などにも数体おり、博物館入口の「恐竜博士」は立ち姿でピンクのシャツと紺色のネクタイを身に着けています。ピンクのシャツを着た「恐竜博士」を見ることができるのは博物館入口のみなので、ぜひ記念写真を撮ってみてください。

ここでは、「福井県立恐竜博物館」にアクセスしやすいおすすめホテル5選を紹介します。

恐竜をテーマにした部屋を提供するホテルや、「恐竜広場」が目の前にある福井駅周辺のホテルなど、魅力的な宿泊施設を厳選しました。恐竜博物館を訪れる際は、ぜひ参考にして下さい。

※記事で紹介している宿泊施設の食事やサービスなどは変更になることがあります。最新情報はプラン詳細ページや施設公式サイトなどをご参照ください。

「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」は、ゲレンデの目の前に位置するリゾートホテルです。冬季は雪景色が楽しめるのはもちろん、年間を通じて豊かな自然を満喫できます。

天然温泉を使用した大浴場には、露天風呂をはじめ、ジャグジーやサウナがあるのもうれしいポイントです。さらに、屋内にはゲレンデを一望できる温水プールも備えられています。

客室の種類も豊富で、洋室・和洋室・メゾネットなど幅広く用意されています。特に、恐竜デザインの壁紙やフィギュアが揃った恐竜ルームはお子さま連れに人気です。

ホテルから「福井県立恐竜博物館」までは送迎バス（要予約）が出ており、約20分でアクセスできます。タクシーを利用する場合は、約10分で到着します。

「永平寺　親禅の宿　柏樹關」は「旅館と宿坊の中間に位置する施設」をコンセプトとし、禅の心を体験できる貴重な宿です。初めての坐禅でも、大本山永平寺に認定された「禅コンシェルジュ」の案内で、安心して参加できるでしょう。

また、大浴場では香湯体験ができます。香湯（こうとう）とは、香木を煮出した香りの高い湯のことで、心身をリフレッシュさせる効果が期待できます。

宿から「福井県立恐竜博物館」まではタクシーで約35分です。列車を利用する場合は約1時間30分（ホテルから徒歩・バスで「永平寺口駅」まで約18分、「永平寺口駅」から「勝山駅」まで列車で約28分、「勝山駅」からバス約15分）でアクセスできます。

「チサンイン福井」は、ゆったりと過ごせる客室が魅力です。ダブルベッドのスタンダードな部屋やお子さまに人気のロフトベッド付きの部屋があり、カップルや家族連れにおすすめです。

朝食はスタミナ抜群なメニューが特徴で、朝からしっかりとエネルギーチャージできます。また、無料貸し出しサービスも充実しており、こども用ナイトウェアやスリッパなども利用可能です。

ホテルから「福井県立恐竜博物館」までは、タクシーで約32分、列車を利用する場合は、約1時間15分でアクセスできます。（ホテルから「越前新保駅」までタクシー約5分、「越前新保駅」から「勝山駅」まで列車で約43分、「勝山駅」からバス約15分）

「福井マンテンホテル駅前」は、福井駅からわずか徒歩約1分の距離にある利便性の高いホテルです。福井駅前には「恐竜広場」があり、恐竜ファンや家族連れにとって魅力的なスポットになっています。

ホテルには大浴場とサウナが備わっており、滞在中にリラックスできる空間が整っています。朝食は和洋どちらかの定食を選べて、ドリンクやサラダは食べ放題です。さらに、数量限定で提供する無料の夜食ラーメンは、ホテルの魅力の1つです。

「福井県立恐竜博物館」までのアクセスは、ホテルからタクシーで約40分、列車を利用する場合は、約70〜90分で到着します。（「福井駅」から土日祝日限定の恐竜バスで約60分、「博物館前」下車徒歩1分。または、「福井駅」から「勝山駅」まで列車で約54分、「勝山駅」からバス約15分）

「ホテルフジタ福井」の客室数は、福井県内でも最大規模の354室を誇っています。11階以上のフロアには、全米ホテルシェアNo.1のサータ社のマットレスが使われており、快適な睡眠環境が整っています。

ホテル周辺には、歴史的な名所や桜の名所などがあり観光に最適なロケーションです。例えば、越前松平家の繁栄の舞台となった「福井城址」まで徒歩約3分、桜の美しい「足羽川の桜並木」まで徒歩約10分で行けます。

ホテルから「福井県立恐竜博物館」までは、タクシーで約40分、バスや列車を利用する場合は約80〜100分です。（ホテルから「福井駅」まで徒歩約8分、土日祝日限定の恐竜バスで約60分、「博物館前」下車徒歩1分。または、「福井駅」から「勝山駅」まで約54分、「勝山駅」からバス約15分）

「福井県立恐竜博物館」は、2023年7月にリニューアルオープンし、今まで以上に見どころ満載の博物館として注目されています。福井県の恐竜化石発掘現場から運んできた岩石を使って化石を見分けたり、専用の道具を使って恐竜の歯を取り出したりと、本格的な体験ができる「化石研究体験」は見どころの1つです。

レストランでは恐竜に関連したメニューを提供しており、お子さまも喜ぶこと間違いないでしょう。また、周辺には家族連れに最適なホテルが数多くあります。

特に、「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」は博物館まで送迎バスが出ており、移動がスムーズでおすすめのホテルです。また、2024年春には北陸新幹線が福井に延伸するため、東京駅から直通で福井駅へアクセスできるようになります。

びゅうトラベルでは、博物館にアクセスしやすいホテルを多数用意しています。列車と宿泊をセットで予約できるので、ぜひご活用ください。