【厳選】金沢名物16選！ランチやお土産に人気の絶品グルメを紹介

金沢に訪れたら「おいしい料理を満喫したい」と考えている方は多いでしょう。日本海に面している金沢は、地元の新鮮な食材を使用した料理が豊富です。

「加能ガニ」や「のどぐろ」などの贅沢な海の幸から、「金沢カレー」や「金沢おでん」などのご当地B級グルメまで、金沢ならではのさまざまな味覚を楽しめます。そこで今回の記事では、ランチにもぴったりな金沢の名物グルメと、お土産で手に入れておきたいお菓子などを紹介します。

地元の素材や伝統的な料理を堪能できるグルメばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。

ここでは、ランチにおすすめの金沢の名物グルメ10選を紹介します。

コスパを重視しながらも地元の味わいを存分に楽しめる、金沢で人気のB級グルメも紹介しています。金沢を訪れる際は、ぜひ参考にしてみてください。

「８番らーめん」は、創業1967年から親しまれている金沢で人気のB級グルメです。店名は、国道8号線に1号店がオープンしたことに由来しています。地元での支持を受け、現在では石川県内に約49店舗を展開しています。

ラーメンは基本的にみそ、しょうゆ、塩、バター風味の4つがあり、その中から好みの味を選べます。代表的なメニューとして知られている「野菜らーめん」は、シャキシャキのキャベツやもやしがたっぷりと入った一杯です。お子さま向けのらーめんも用意されているため、家族連れにも好評です。

「金沢おでん」は手軽に楽しめる金沢のB級グルメで、季節を問わず一年中味わうことができます。地元・金沢の食材を使用する金沢おでんは、地域の食文化を体験できる魅力があります。

一般的な大根や昆布などの具材に加えて、金沢ならではのユニークな具材が豊富に使われているのが特徴です。例えば、赤と白が渦巻くかまぼこの「赤巻」や、ダシがたっぷり染み込む焼麩「車麩」が、金沢おでんの特徴的な具材として挙げられます。

特に、金沢おでんを代表する「赤玉本店」は1927年に創業して以来、地元の人々や観光客に愛されています。

「金沢カレー」は、石川県金沢市で愛され続けるB級グルメで、独自の特徴があります。金沢カレー協会による金沢カレーの定義は、以下のとおりです。

これらの要素が組み合わさり、金沢カレーの独自のスタイルを作り上げています。お店によってアレンジやこだわりが加えられ、それぞれのお店ならではの味わいが楽しめます。

特に、金沢カレーの元祖とされる「チャンピオンカレー」は、代表的な店舗です。

金沢には、カウンター寿司に引けを取らない高品質の回転寿司店が多くあります。新鮮な魚介類を手頃な価格で楽しめるグルメとして、観光客はもちろん地元の方にも人気です。

金沢は日本海に面しており、その地の利を生かして極上の海の幸を提供できます。回転寿司でも新鮮な握りたての寿司を楽しむことができ、注文を受けてから職人が握るスタイルのお店も多いのが特徴です。

例えば「もりもり寿し」では、新鮮な寿司をコスパ良く提供しており、金沢の回転寿司の中でもおすすめの店舗の1つです。

「ハントンライス」は、ご飯の上に卵とフライをのせ、タルタルソースとケチャップをかけた料理です。そのボリュームとリーズナブルな価格から、地元で愛され続けているB級グルメです。

上にのせるフライは店によってバリエーションが異なり、白身魚、とんかつ、海老フライなどが使われ、食べ比べも楽しめます。なかでも、地元の人気洋食店「グリルオーツカ」は、ふわとろな卵とクリーミーなタルタルソースが特徴で、ボリューム満点のハントンライスを味わえます。

「ホワイト餃子」は金沢にある「第7ギョーザの店」が提供する看板メニューです。ホワイト餃子を提供する店はもともと千葉県野田市に本店があります。第7ギョーザの店は、千葉の本店が全国展開する餃子チェーン店の1つで、グループ店のような立ち位置です。

ホワイト餃子は、コロンとした丸みのある見た目と分厚い皮が特徴となっています。たっぷりの油で揚げ焼きされ、外側のパリッとした食感と内側のもちもちとした食感が絶妙に組み合わさっています。

金沢の食文化を代表するB級グルメなので、コスパ良く地元の味を楽しみたい方におすすめです。

「治部煮」は、石川県の代表的な煮物です。すだれの目がついている金沢独特の生麩「すだれ麩」や鴨肉、季節の野菜を煮込んでいます。

鴨肉には小麦粉がまぶされ、とろみとコクのある味わいが楽しめます。「治部煮」の名前の由来については複数の説があり、豊臣秀吉に従事した岡部治部右衛門が伝えたためという説や、「じぶじぶ煮る」ことから名付けられたという説があります。

金沢では、郷土料理を提供する料亭や割烹、居酒屋などで提供されることが多い料理です。

「加能ガニ」は、石川県産のブランドズワイガニです。ズワイガニは地域によって呼び名が異なる特徴を持ち、石川県では大きなオスを「加能（かのう）ガニ」と呼び、小ぶりなメスは「香箱（こうばこ）ガニ」と呼びます。

寒い時期に日本海で水揚げされる海の幸は、種類が豊富で味も良く、なかでも「加能ガニ」は非常に人気があります。金沢で新鮮な「加能ガニ」を味わいたい場合は、旬の11月から3月頃を狙って金沢を訪れるのがおすすめです。

「能登牛」は、「能登牛銘柄推進協議会」が策定した規約に基づき認可を受けた黒毛和種の牛です。以下の基準を満たしたものが「能登牛」の対象になります。

能登牛の特徴は、肉質がきめ細やかで上品な脂を持っていることです。金沢では、ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどさまざまなスタイルで能登牛を味わえます。

石川県は「のどぐろ」の産地としても有名です。地元で水揚げされた新鮮なのどぐろは、特においしさが際立っています。

全国で水揚げされる「のどぐろ」は、地域によって旬や食べ方が異なる特徴があります。金沢では主に晩秋から冬が旬とされ、冬の時期に楽しむのが一般的です。高級魚としても知られる「のどぐろ」は「白身のトロ」とも呼ばれ、純白で甘い脂がのった柔らかい食感が特徴です。

金沢に訪れた際には、寿司や刺身、塩焼きや煮付けなど、さまざまなスタイルでのどぐろ料理を味わってみてください。

ここでは、金沢で人気のお土産を6つ紹介します。

見た目が可愛らしいスイーツから、味わい深い名物グルメまで紹介しているので、ぜひお土産選びの参考にしてください。

金沢は金箔の生産量が日本一で、国内で生産される金箔の98%以上を製造しています。

金箔を使用した豪華なスイーツは、贅沢な味わいと美しい見た目でSNS映えも抜群です。特に、「金箔ソフトクリーム」は金箔を大胆に1枚使用しており、その煌びやかな姿が観光客にも大変人気があります。

金沢駅に直結した駅ナカショップの「金沢百番街」では、金沢らしいお土産が充実しています。金沢百番街の「あんと」内に位置する「箔一百番街店」では、金箔を使用したお菓子やコスメなどの商品が幅広く揃っているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

※箔一百番街店では金箔ソフトが食べられるカフェは併設していません。

「福うさぎ」は、和菓子店「金澤 福うさぎ」の代表的な商品です。小さな蒸し饅頭の「福うさぎ」には、五郎島金時、棒茶、能登大納言、石川県産ゆず、能登産かぼちゃといった風味豊かな5つのバリエーションがあります。

それぞれ金沢の特産品を中心とした素材の餡が使われており、食べ比べを楽しめるのが特徴です。愛らしい見た目と上品な味わいから、発売以来多くの人に愛されており、お土産や手土産にもぴったりの和菓子です。

「あんず餅」は、豊潤なあんずを丸ごと蜜漬けにし、白餡とやわらかい餅で包み込んだ和菓子です。和菓子ながらもフルーティーな味わいが楽しめるのが特徴です。

「あんず餅」は、100年近くの歴史をもつ老舗「菓匠 高木屋」が製造しています。金沢駅直結の「金沢百番街」など、多くのお土産ショップでも取り扱われている人気の和菓子です。

「菓匠 高木屋」の公式サイトでは、冷やしてから食べるとおいしさが一層引き立つと紹介されています。

「紙ふうせん」は、丸い形の最中に砂糖をまとったゼリーが入っている新食感の和菓子です。パリッとした皮と、しっとりとしたゼリーの食感が絶妙にマッチしています。

ぶどうやレモン、白ワイン風味などの定番の味に加え、季節限定のバリエーションも楽しめます。夏季には、スイカ味やサイダー味などの涼やかな「紙ふうせん」も登場し、その可愛らしい見た目はお土産に最適です。こちらも「菓匠 高木屋」が製造しています。

「ふくさ餅」は金沢で人気のあるお土産の1つで、明治時代から続く老舗和菓子店の「和菓子 村上」が製造しています。もちもちとした求肥と自家製のこし餡を丁寧に焼き上げ、黒糖入りの焼皮で包んでいます。

定番は黒糖味ですが、新登場した「加賀棒茶ショコラふくさ餅」も注目すべき商品です。広い世代に愛され、友人や職場への贈り物としても喜ばれるでしょう。

「かぶら寿し」は石川県を代表する伝統的な発酵食品で、お土産におすすめの名物です。塩漬けしたかぶら（かぶ）に、塩漬けしたブリを挟む特別な郷土料理です。

乳酸発酵により熟成しているため、コクのある味が特徴となっています。かぶら寿しの代表的なお店である「四十萬谷本舗（しじまやほんぽ）」は、金沢市内に直店舗が5店舗あり、金沢駅構内の「金沢百番街」や市内の百貨店でも手に入れられます。

また、四十萬谷本舗 弥生本店では、お土産の販売だけでなく、季節によってかぶら寿しの漬けこみ体験教室も開催しています。

金沢は、魅力的な名物グルメが豊富な地域です。特に、野菜をたっぷり使用した「８番ラーメン」や、赤巻などのユニークな具材が入った「金沢おでん」などのB級グルメは、手頃な価格でランチにぴったりです。

お土産には、金箔を贅沢に使ったスイーツや、「かぶら寿し」などのお菓子以外のグルメもおすすめです。そんな金沢には「兼六園」や「ひがし茶屋街」など有名な観光地が多いため、宿泊施設も点在しています。

びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」は、金沢までの新幹線と宿泊施設をまとめて予約できるサービスを提供しています。ご予約のタイミングによっては新幹線とホテルを別々に手配するよりもお得なこともあるので、金沢の旅行を計画する際には、ぜひご活用ください。