立山黒部アルペンルートは、次々と現れる絶景に目を奪われる世界屈指の山岳観光ルートです。約20mにおよぶこともある迫力ある雪の壁「雪の大谷」は、毎年のようにニュースでも取りあげられるなど、特に話題を集めています。
しかし、実は立山黒部アルペンルートには、夏ならではの魅力あふれる景勝地も多いのをご存じでしょうか。この記事では、夏の立山黒部アルペンルートを満喫できるおすすめの絶景スポットをご紹介します。
立山黒部アルペンルートは「日本の屋根」とも呼ばれる、北アルプス山脈を横断する総延長37.2kmの山岳観光ルートです。
ロープウェイやケーブルカー、トロリーバスなど6種類の乗り物を乗り継ぎながら、それぞれ魅力の異なる景勝地を巡れます。
また、さまざまな登山コースがあるのも立山黒部アルペンルートの大きな魅力の一つでしょう。登山未経験者でも気軽に楽しめるトレッキングコースから、上級者向けの本格的なコースまで、同行するメンバーの経験値や滞在時間などによって選択できます。
立山黒部アルペンルートへは、JR「富山駅」から徒歩圏内の「電鉄富山駅」で富山地方鉄道立山線に乗車し、アルペンルートの富山側の起点ともなる「立山駅」へアクセス可能です。長野県側からアクセスする場合には、JR「松本駅」から大糸線で「信濃大町駅」へ。その後、扇沢方面のバスへご乗車ください。
登山経験のない初心者でも気軽に楽しめる、夏の立山黒部アルペンルートの絶景スポットをご紹介します。
黒部ダムは、立山黒部アルペンルートのなかでも、いわずと知れた名勝地です。
7年もの歳月をかけて建設された巨大なダムの高さは、日本一を誇る186m。毎秒10~15トンが放水される迫力ある姿を、展望台やテラスから間近に見られることでも人気です。特に夏の晴天時には、放水の水しぶきに太陽光が反射してキレイな虹が現れることも珍しくありません。
黒部ダムレストハウスでは、名物「黒部ダムカレー」をはじめとする食事や、買い物を楽しめます。
黒部ダムの貯水池である黒部湖は、約2億トン(東京ドーム161杯分)の水をたたえる巨大な湖です。夏のまぶしい日差しを受けた湖面は、立山連峰の山々を映してエメラルドグリーンに輝きます。
遊覧船「ガルベ」に乗れば、黒部湖を周遊しながら、陸上からの眺めとは一味異なる黒部ダムの姿を見られるでしょう。
また、黒部湖の湖畔では、大自然に囲まれてゆったりと散策できる遊歩道も整備されています。高低差のないコースのため、お子さま連れでも歩きやすいことで人気です。
立山連峰の雪解け水が流れ落ちる称名滝は、350mという日本一の落差を誇るダイナミックさが魅力の景勝地です。水量が増す春から夏にかけては、美しい緑に囲まれた迫力ある滝を楽しめます。
また、称名滝に向かう道のりで、オオカメノキやムラサキヤシオツツジなどの花々を見られるのも、初夏ならではの楽しみだといえるでしょう。水遊びができるスポットもあり、夏でも冷たい水を感じられます。
称名滝は国の名勝及び天然記念物に指定され、日本の音風景100選や日本の滝百選にも選出されている名勝です。時間を見つけて、一度は訪れる価値があるでしょう。
標高2316mの高さにある大観峰では、後立山連峰や黒部湖を眼下に望み、大自然の絶景を楽しめます。
大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウェイに乗車すれば、大自然のなかを空中散歩しているような気分を味わえるでしょう。約1.7kmの区間には視線を遮る支柱などがなく、ロープウェイの車内からも十分に景色を楽しめます。
また、大観峰にある雲上テラスは、圧巻の大パノラマの風景を眺めながら、ゆっくりと休憩できるスポットです。空と山々を間近に感じながら、旅の疲れを癒したり、旅先で出会った人と会話を楽しんだりするとよいでしょう。
約1万年前の火山爆発によって誕生したみくりが池は、水深約15m、周囲約630mの火山湖です。立山の神様に捧げる料理に池の水が使われたと伝えられていることから、「神様の台所」を意味する御厨(みくり)がその名の由来となっています。
深く美しい紺碧色の湖面に、立山三山(雄山・大汝山・富士ノ折立)が映し出される光景は、雪解け後の夏にしか見られない絶景です。
また、みくりが池の湖畔は、富山県鳥であり特別天然記念物でもある、ライチョウが生息する地域としても知られています。室堂ターミナルからみくりが池に向かう遊歩道は起伏が少なく歩きやすいため、ライチョウを探しながらゆっくりと向かうのも楽しいでしょう。
弥陀ヶ原は、水鳥の生息地として国際的にも重要とされ、2012年にラムサール条約に登録された湿地です。トレッキング用にコースが整備されているため、登山未経験者でも気軽に楽しめます。
弥陀ヶ原は、草原のなかに豊かな水をたたえた小さな池が点在するという、一風変わった風景が広がるのが大きな特徴。歩きやすく整備された木道を、希少な高原植物であるワタスゲやチングルマなどを探しながら歩くのもおすすめです。
立山黒部アルペンルートは、真夏の日中でも気温が20度を下回ることが多い、さわやかな気候です。
ただし、日差しが強いうえに、天気が変わりやすいという山ならではの特徴もあるため、通気性に優れた素材で肌の露出を抑えた服装が理想的です。また、日差し除けのサングラスや、つばの広い帽子があるとよいでしょう。
多くの観光客が見込まれる時期には、ルート内を移動するバスなどの乗車待ちで、日差しが届かない気温の低い場所で待機することも想定されます。着脱しやすい上着などを、夏でも必ず持参しましょう。
立山黒部アルペンルート内の遊歩道はきれいに整備された場所が多いものの、動きやすい服装と、歩きなれた靴を選んでください。
なお、平地では夏の始まりでもある6月頃でも、場所によっては雪が残っています。6月頃に向かう場合は、防水・防滑機能を備えた靴や厚めの上着、雪による照り返し対策のためのサングラスも欠かせないでしょう。
立山黒部アルペンルートは、北アルプスの山々に抱かれた雄大な景勝地を、登山に慣れていない初心者でも気軽に巡れる山岳観光ルートです。緑が美しい夏には、黒部ダムの迫力ある観光放水や、立山三山を湖面に映す紺碧のみくりが池、独特な景観美を楽しめる弥陀ヶ原などが楽しめます。
びゅうトラベルでは、立山黒部アルペンルートを訪れる列車の旅をご案内しています。立山黒部の夏の大自然を満喫する旅をご予約なら、ぜひご利用ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
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・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
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