東京観光で見逃せない！隠れた穴場スポット19選を紹介

東京には、多くの人気スポットがある一方で「いつもの観光地ではなく、ちょっとマイナーな場所を巡りたい」と思う方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、東京の穴場とされる観光スポット19選を紹介します。自然や歴史に触れられる場所や家族で楽しめる施設など、幅広く厳選しました。

東京の新たな一面を発見し、旅行プランに取り入れてみてください。

ここでは、自然の中でリフレッシュできる東京の穴場スポット5選を紹介します。

ぜひ、観光プランの参考にしてください。

「等々力渓谷（とどろきけいこく）」は、都心にありながらも豊かな自然に囲まれた渓谷です。地上の温度よりも約3度低く、真夏でも心地よく過ごせる癒しのスポットとなっています。

渓谷を散策したあとは、甘味処「雪月花」で休憩ができます。深い緑に囲まれながら、お菓子付きの抹茶や夏季限定のメニューなどを楽しめます。

散策の際には歩道が狭い箇所もあるため、歩きやすい靴で訪れるとよいでしょう。

※2024年3月現在、倒木の危険性がある樹木の整備のため、等々力渓谷公園内は通行禁止となっています。等々力不動尊や日本庭園の見学は可能です。詳しくは世田谷区のサイトをご覧ください。

「不忍池（しのばずのいけ）」は、東京の「上野恩賜公園」に位置する大きな池です。3つの池で構成されており、カモや地元の水鳥が生息する「鵜の池」、夏には蓮が咲き誇る「蓮池」、ボートを楽しめる「ボート池」があります。

池の周りを散歩するだけでもリフレッシュできますが、ボートをレンタルして水上から景色を楽しむのもおすすめです。ボートの種類は、オール式、ペダル式、スワンボートの3つが用意されています。

「小石川後楽園」は、江戸時代の大名庭園として現存する最古の庭園です。池を中心に実際に歩きながら鑑賞する形式の「回遊式築山泉水庭園」が採用されています。この形式は、江戸の大名庭園の先駆けとなり、後の大名庭園にも大きな影響を与えました。

園内には、歴史的な建物である「涵徳亭（かんとくてい）」があり、食事処も併設されています。美しい庭の景色を眺めながら、抹茶や季節限定のメニューなどを味わうことができます。

「竹林公園」は、広大な敷地内に約2,000本の竹が生い茂る公園です。昭和57年には、都内の景勝地として「新東京百景」にも選ばれました。

公園の一角からは「東京の名湧水57選」にも選ばれた湧水が流れています。夏場には、こどもたちの水遊び場としても賑わいます。

都内とは思えない自然豊かな光景が広がるため、穏やかな時間を過ごしたい方におすすめのスポットです。

「清澄庭園（きよすみていえん）」は、池の周囲を散策しながら景観を楽しめる回遊式林泉庭園です。昭和54年には、東京都の名勝に指定されました。

春には桜が咲き誇り、お花見の場としても親しまれています。また川や海に近いため、カルガモやキジバトなど、さまざまな野鳥と出会える魅力があります。

関東大震災の際には避難場所としての役割を果たし、多くの避難者の命を救いました。

ここでは、歴史や文化が学べる東京の穴場スポット10選を紹介します。

歴史的建造物などが楽しめ、東京の知られざる一面に触れることができます。ぜひ訪れてみてください。

築地本願寺（つきじほんがんじ）は、1617年に浅草近くに創建された寺院です。1657年の「明暦の大火」や1923年の関東大震災による火災で焼失しましたが、1934年に再建されて現在の本堂が築かれました。

本堂には、約2,000本のパイプから成るパイプオルガンがあり、コンサートも開催されます。また、お土産処もあり、築地本願寺オリジナルのアイテムなどを手に入れることができます。

「国立西洋美術館」は、1959年に設立された西洋の美術作品を専門とする美術館です。絵画や彫刻、版画など、約6,000点の作品を所蔵しています。

美術館本館は2007年に重要文化財に指定された建物で、その建物自体も魅力的です。中庭に面した明るい雰囲気のカフェレストランもあり、癒しの空間でケーキや西欧料理などを楽しめます。

「ラ・ヴィータ」は、水の都ベネチアの町並みを再現したロマンチックな観光地です。レンガ造りの洋館や運河に浮かぶゴンドラ、石造りの街並みが出迎え、異国情緒あふれるおしゃれな雰囲気が漂います。

どこを切り取っても絵になる風景が広がるので、SNS映えする写真が撮れます。ファッションやグルメなどのお店も充実しており、買い物や食事も楽しめるスポットです。

「日本近代文学館」は、目黒区の駒場公園内に建つ総合資料館です。明治以降の現・近代文学に関する図書や雑誌などの資料を約120万点保管しています。

館内にあるブックカフェ「BUNDAN」には、約2万冊の書籍があり、どの本も閲覧可能です。気になる一冊を手に取り、コーヒーを飲みながらゆっくりと休憩できます。

「深大寺（じんだいじ）」は、東京では浅草寺の次に古い寺です。深大寺に伝わる縁起によると、奈良時代の733年に開創したといわれています。

国宝に指定された「釈迦如来像（しゃかにょらいぞう）」や国の重要文化財である「梵鐘（ぼんしょう）」など、さまざまな貴重な寺宝を安置しています。また、開創1,300年を記念して「釈迦如来像」を安置する新たなお堂の建立が計画されています。

深大寺周辺には、名物のそば店が並んでいるので、ランチにもおすすめです。

「旧岩崎邸庭園」は、三菱第3代社長の岩崎久彌（いわさきひさや）氏の本邸として1896年（明治29年）に建てられました。かつては約1万5,000坪の広大な敷地に20棟もの建物が立ち並んでいましたが、現在は3分の1の敷地に縮小されています。

残る建物は、洋館・撞球室（ビリヤード場）・和館の3棟です。特に、重要文化財に指定された洋館は見事な装飾が施され、その美しさが際立っています。また、洋館に関連するお土産も販売されています。

「烏森神社」は、新橋駅から徒歩約2分でアクセスできる神社です。御朱印がカラフルで特徴的であり、御朱印を集めている人たちの間では有名な神社です。

神社には全国でも珍しい、芸能の神とされる「天鈿女命（アメノウヅメノミコト）」が祀られています。また、カラスをモチーフにしたお守りや4色に色分けされた心願色みくじなども見どころの1つです。

「自由学園明日館」は、1921年に創立された女学校の歴史的な元校舎です。国の重要文化財となる建物は、建築を使いながら保存する「動態保存」として、積極的に活用されています。

見学可能日には館内を自由に見学できる他、さまざまな目的で利用されており、結婚式の会場としても使用可能です。講堂ではコンサートや講演会などのイベントが開催されています。

「銀座出世地蔵尊」は、銀座三越の屋上9階に佇むお地蔵様です。四季折々の草木に囲まれた「テラスガーデン」に鎮座しています。

かつて、お地蔵さまは路上に置かれていましたが、銀座三越の改装に伴い屋上に移されました。路上から百貨店に上がった歴史から、「出世地蔵尊」として知られています。名前どおり、仕事に関連する幸運があると信じられています。

ここでは、家族連れでも楽しめる東京の穴場スポット4選を紹介します。

家族での観光や遊び場所をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

「東京トリックアート迷宮館」は、目の錯覚で立体的に絵画を楽しめる美術館です。江戸をテーマにしたトリックアートやトリックアートの名作が展示され、こどもはもちろんおとなも満喫できます。

特に、「愉快な忍者とお化けエリア」では、トリックアート独特の驚きやからくりを体験できます。オリジナルグッズやトリックアートならではの不思議なグッズなども販売しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

「がすてなーに ガスの科学館」は、ガス・エネルギーの特性や現代の生活・社会における課題、SDGsや地球温暖化に関する考えを体験的に学べる施設です。展示物やコミュニケーターとの体験型展示、サイエンスショー、クイズ大会などを通じて、楽しみながら学べます。

そして、入館料が無料となっているのもうれしいポイントです。

「しながわ水族館」は、東京湾の魚や生き物を中心に展示している水族館です。毎日、イルカやアシカのショーが開催されています。

注目のポイントの1つが、泳ぐ魚を下から見上げて観賞できる「トンネル水槽」です。水槽は全長22mで、ゆっくりと歩きながら海の世界を感じることができます。

また、海の生物にちなんだグッズや水族館のオリジナルアイテムなど、ここでしか手に入らないお土産も必見です。

「ポリスミュージアム」は、日本警察の歴史的な資料や現代の警視庁の活動に焦点を当てた博物館です。アニメーションを使用した映像作品や、警察官の仕事を模した展示などがあります。

こどもでも楽しみながら、警察官の仕事に興味を持てるような工夫が施されています。また、入館料は無料なので、気軽に行ける点もうれしいポイントです。

東京には、スカイツリーや東京タワーなど有名なスポット以外にも、穴場と呼ばれる魅力的な場所がたくさんあります。例えば、自然が感じられる「等々力渓谷」や「不忍池」などは、リフレッシュに最適です。

東京の穴場スポットを十分堪能するためには、東京に宿泊して観光するのがおすすめです。びゅうトラベルでは、東京エリアを含む観光の拠点となる宿泊施設を幅広く用意しています。

新幹線などの列車とホテルをまとめて予約できるので、手配も手軽で便利です。ぜひ、東京観光の際にご活用ください。