石川県は北陸地方の中でも人気が高い観光エリアです。金沢を始め、県内にはさまざまな観光スポットが点在しています。そんな石川県だからこそ、どんなルートで観光するべきから悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、石川県を列車で巡る際のおすすめの観光モデルコースをご紹介します。
石川県は日本海に面した北陸地方に位置する県です。西側は海岸線が続き、東側の富山県との県境には両白山地(りょうはくさんち)が広がることから、海と山に囲まれたエリアとなっています。県庁所在地の金沢市は観光都市として非常に人気が高く、北陸新幹線が開通したことでさらに多くの観光客が訪れるようになりました。また、県西部の加賀市エリアや北部の能登半島エリアなど、金沢以外にも魅力的なエリアがあります。
石川県といえば、まず思い浮かぶのは金沢でしょう。そこで今回は、金沢からスタートして能登半島方面へ向かうモデルコースをご紹介します。
出発点の金沢駅周辺には、金沢を代表する観光スポットが点在しています。まずは、それらのスポットを散策してみましょう。
兼六園は、日本を代表する庭園のひとつです。加賀藩主である前田氏が代々手を加えてきた廻遊式(かいゆうしき)の日本庭園で、水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)と並んで日本三名園のひとつに数えられています。
歴代加賀藩主たちが繁栄を願って作ってきた兼六園は、永遠の命を神や仙人に願った神仙思想(しんせんしそう)にもとづいています。それらが住まう場所をイメージしている庭園は、幻想的な雰囲気があります。その美しさや歴史的な価値から、特別名勝にも指定されています。
兼六園のすぐ隣にある金沢城公園は、前田利家(まえだ としいえ)の居城であった金沢城の跡地を整備した公園です。これまでに何度も落雷や火災の被害にあっていて、天守を始めとした多くの施設が焼失しました。現在の金沢城の施設は、その多くが復元されたものです。
復元された施設の中でも特におすすめなのが、玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)です。玉泉院丸庭園は加賀藩三代藩主の前田利常(まえだ としつね)によって作られた庭園で、兼六園と同じく廻遊式の庭園です。池の底から石垣の最上段までの高低差があり、デザイン性も高いことから当時としては独創的な庭園でした。
金沢市には、ひがし茶屋街・主計町(かずえまち)茶屋街・にし茶屋街という3つの茶屋町があります。その中でもひがし茶屋街は、多くの観光客が訪れる人気のエリアです。このエリア一帯には茶屋町創設当時からの街並みが残されていて、その貴重さから重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
古くから続く老舗の店舗と新しい店舗が共存していて、伝統を活かしながらも新しい茶屋町を作り出しています。着物をレンタルして散策すれば、まるでその当時にタイムスリップしたかのような気分が味わえるでしょう。
近江町市場は、金沢の台所とも呼ばれる市場です。海産物はもちろん、生鮮食品や生活用品などさまざまなものが揃います。地元の人も利用しますが、観光客にも人気です。
近江町市場ではさまざまな食品が購入できるだけでなく、地元の素材を使ったグルメも食べられます。特に海鮮丼は観光客人気が高く、お昼時には行列ができることも。近江町市場で早めのお昼ご飯を食べて、あとの移動に備えるのもおすすめです。
金沢で散策を楽しんだあとは、和倉温泉へ向かいます。和倉温泉はもちろん温泉が有名ですが、周辺地域には他にもおすすめのスポットがたくさんあります。
能登島ガラス美術館は、その名の通り能登島にあるガラス作品を中心とした美術館です。公立では初となるガラス美術館で、2015年に富山市ガラス美術館ができるまでは国内唯一の公立ガラス美術館でもありました。世界各国の現代ガラスアートが収蔵されていて、テーマに合わせた展覧会やワークショップも開催されています。
能登島ガラス美術館の展示は屋内だけでなく、屋外でも行われています。季節・天候・時間で表情を変えるガラスアートは、屋内の管理された照明で見るのとはまた違った印象を受けるでしょう。
のとじま水族館は、能登島の中央北部に位置しています。石川県で唯一の水族館で、周辺一帯を整備したのとじま臨海公園の中心的な施設です。能登半島近海を回遊している魚を中心に約500種類の生き物を飼育していて、ジンベエザメやイルカといった人気の生き物もいます。
特に注目したいのが、カマイルカやフンボルトペンギンが泳ぐトンネル水槽。このトンネル水槽は長さ22m、水量1,600トンと国内最大級の規模を誇ります。2009年から整備が開始されたパノラマ大水槽も日本海側では最大規模を誇るなど、見所がたくさんある水族館です。
石川県にはいくつか温泉地がありますが、中でも人気が高いのが和倉温泉です。和倉温泉周辺は能登半島最大の観光地となっていて、多くの観光客が訪れます。和倉温泉はおよそ1200年前に開湯した温泉で、1羽のシラサギによって湯脈が見つかったと伝えられています。日本では珍しい海から湧き出す温泉です。
加賀藩二代藩主の前田利長(まえだ としなが)が腫物に困った際に和倉温泉の湯を取り寄せたことから評判が高まり、湯治の湯として人気となりました。現在でも皇族が訪れたり、ドイツで開催された万国鉱物泉博覧会で受賞するなど、世界的にも評価の高い温泉です。
モデルコースとしては和倉温泉が終着なのですが、時間に余裕があればぜひおすすめしたいスポットがもうひとつあります。それは、白米千枚田(しろよねせんまいだ)です。
白米千枚田は、輪島市白米町にある棚田です。日本海に面した場所に小さな田んぼが重なり続く光景は、日本らしさを感じるとともにどこか幻想的にも感じられます。白米千枚田は古くからその存在が知られていて、「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」など古謡の中にも登場します。
白米千枚田は、「能登の里山里海」の一部として日本初の世界農業遺産に登録されました。日本の原風景と称されたその光景を見ようと多くの観光客が訪れ、現在では奥能登を代表する観光スポットとなっています。
また、10月から3月にかけてイルミネーションイベント「あぜのきらめき」が開催されます。棚田の「畔(あぜ)」に設置された「ペットボタル」と呼ばれる21,000個のソーラーLEDが、日没とともにやさしく灯り、訪れる人の目を楽しませてくれます。LEDの光は時間とともにグリーン、ピンク、ゴールド、ブルーへと切り替わり、幻想的な雰囲気をより一層際立たせます。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・観光プランのみのご利用はできません。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
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