1年が終わり、また次の年がやってくる年末年始。1年間のねぎらいや次の年への英気を養うために、旅行の計画を立てる方も多いかもしれません。
旅行先の候補はさまざまですが、できれば年末年始ならではの楽しみがある場所や、ゆったりと過ごせる場所に行きたいもの。どこに行けばよいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、年末年始の旅行でおすすめのスポットなどについてご紹介します。
明治神宮は、東京都渋谷区にある神社です。明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)を祀るために作られた神社で、1915年5月に創建が決定されました。その知名度や境内の豊かな自然などからとても人気が高い神社で、初詣の参拝客数は例年1位となっています。
明治神宮は本殿などの神社関連施設がある内苑と、聖徳記念絵画館や明治神宮野球場などさまざまな施設が集まる外苑に分かれています。100年もの年月をかけて整備された自然豊かな境内(けいだい)で参拝した後は、外苑にあるさまざまな施設を訪れてみるのもおすすめです。
川崎大師は神奈川県川崎市にある寺院で、正式名称は平間寺(へいけんじ)です。一般的には、川崎大師という通称のほうが知られています。真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の大本山で、弘法大師を本尊としています。初詣の参拝客数は全国3位を誇り、神奈川県内の社寺の中では最も多くの参拝客が訪れます。
川崎大師は数多くある諸堂や伽藍(がらん)も見どころのひとつですが、川崎大師に至るまでの仲見世通りも注目のポイントです。大山門の正面から延びる150mの参道にはところせましと店が並んでいて、古くから親しまれてきた老舗も数多く残されています。寺院そのものと合わせて、川崎大師の歴史が感じられる場所です。
竹駒神社は、宮城県岩沼市にある神社です。主祭神は倉稲魂命(うかのみたま)で、保食神(うけもちのかみ)と稚産霊神(わくむすひのかみ)も祀られています。倉稲魂命は稲荷神であり、3柱を合わせて竹駒稲荷大神とも呼ばれています。京都の伏見稲荷神社と並んで日本三大稲荷のひとつに数えられることもあり、初詣の参拝客数は東北地方で一、二を争います。
竹駒神社は稲荷神社らしい真っ赤な鳥居や参道のずっしりとした随身門(ずいしんもん)、その奥にある向唐門(むかいからもん)が特徴的。随身門と向唐門は歴史を感じられる重厚な造りとなっていて、岩沼市の文化財指定も受けています。
善光寺は、長野県長野市にある寺院です。どこかの宗派に所属しているわけではない無宗派の単立寺院で、日本最古といわれている一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)を本尊としています。江戸時代には「一生に一度は善光寺詣り」といわれるほど多くの参拝客が訪れ、現在でも高い人気がある寺院です。
善光寺では国宝である本堂、重要文化財である三門や経蔵(きょうぞう)などを始め、重要美術品や史跡といったさまざまな文化財が見られます。数え年で7年に一度、前立本尊御開帳が行われるので、初詣以外にも一度訪れてみてはいかがでしょうか。
富士山は、静岡県と山梨県にまたがる活火山です。標高3,776mは日本の最高峰で、裾野が広がる優美な姿は日本の象徴としても知られています。古くから神が鎮座する霊峰として崇められていて、富士信仰という山岳信仰も生まれています。
日本の象徴といえる富士山と拝む初日の出は、毎年多くの観光客が訪れるほど人気です。富士五湖のひとつである本栖湖(もとすこ)は、定番の日の出スポットとなっています。また、逆さ富士が現れやすいといわれている精進湖も、人気の日の出スポットです。
浄土ヶ浜は、岩手県宮古市にある海岸です。三陸復興国立公園に含まれていて、国の名勝にも指定されている三陸屈指の景勝地です。白い流紋岩が林立する光景はなかなか目にすることができないもので、海の青や松の緑とのコントラストはまるで極楽浄土のようだといわれています。
年末年始の東北地方は雪景色で、その中で見る日の出はまた格別です。平時でも神秘的な雰囲気を醸し出す浄土ヶ浜ですが、朝焼けから日の出の時間にはさらに美しい光景が見られます。「日本の渚百選」や「日本の白砂青松百選」にも指定されている美しさを、ぜひ一度ご覧ください。
大洗海岸は、茨城県大洗町にある海岸です。大洗港付近からアクアワールド・大洗付近までの海岸を指し、日本で最も多くの種類の海藻が生息している場所だといわれています。エリア内には大洗海水浴場も含まれていて、毎年シーズンになると多くの海水浴客が訪れます。
大洗海岸で見る初日の出の大きなポイントは、岩場に建てられた神磯鳥居(かみいそとりい)です。海に浮かんでいるようにも見える鳥居は神秘的な光景で、大洗海岸でも人気のスポットとなっています。日の出の時間には海と鳥居と昇る太陽というまるで絵画のような景色が見られることから、全国的にも人気が高い日の出スポットです。
氷見海岸は、富山県氷見市にある海岸です。富山湾に沿ってカーブを描く海岸で、美しい海岸美を眺めることができるスポットとして人気があります。特に、富山湾越しに見る立山連峰は一見の価値あり。夏には海水浴客も多く訪れる、県内でも屈指の観光エリアです。
氷見市にはいくつかの日の出ビューポイントがあり、「日本の朝日百選」に選ばれている氷見海岸もそのひとつです。氷見海岸で見る初日の出も人気が高く、毎年多くの観光客が訪れます。立山連峰から昇る太陽が見られれば、忘れられない思い出になること間違いなしです。
草津温泉は、群馬県草津町にある温泉郷です。歌人・万里集九(ばんりしゅうく)や儒学者・林羅山(はやしらざん)が日本三名湯のひとつに数え、温泉番付では常に最高位に位置づけられるなど、日本を代表する名湯です。
草津温泉の泉質は基本的に酸性で、神経痛や筋肉痛、関節痛、運動麻痺など多くの効能があるとされています。古くから「恋の病以外効かぬ病はない」ともいわれるほどで、湯治場としても人気があります。草津温泉の主な源泉は6つあり、その中でも温泉街の中心部にある湯畑は観光スポットとしてもとても有名です。
乳頭温泉郷は、秋田県仙北市にある温泉郷です。十和田八幡平国立公園に含まれる乳頭山の山麓に点在している7つの宿と、登山道にある野湯で構成されています。国民保養温泉地に指定されている温泉郷で、各宿の湯巡りができる湯巡り帳が発行されています。
乳頭温泉郷の泉質は各宿によっても異なり、硫黄泉や炭酸水素泉、単純泉など幅広い泉質の温泉が楽しめます。上述した湯巡り帳を使えばすべての温泉に入ることもできるので、たくさんの泉質の温泉を試したいという方におすすめです。湯巡りは、万病に効くともいわれています。
和倉温泉は、石川県七尾市にある温泉郷です。七尾湾に面して多くの温泉旅館が立ち並んでいて、全国でも有数の高級温泉街として知られています。1200年前に開湯されたといわれている古い温泉で、戦国時代の七尾城主・畠山氏や、江戸時代の加賀藩主・前田氏などによって整備されてきました。
和倉温泉の泉質は、ナトリウムを主成分とする塩化物泉です。その大きな特徴は、塩分が多いということ。和倉温泉の源泉は海から湧き出しているということから、塩分濃度が非常に高くなっています。身体の芯からしっかりと温まることができ、神経痛や関節痛などにもよく効くとされています。
白骨温泉は、長野県松本市にある温泉郷です。飛騨山脈の麓、中部山岳国立公園の中にあり、周囲を山々に囲まれた雄大な自然が魅力的。鎌倉時代には既に湧き出していたと伝えられている、歴史深い温泉です。白骨という名前は、温泉成分が付着した湯船が骨のように見えたことに由来しています。
白骨温泉の泉質は、硫黄や炭酸を含む弱酸性の単純硫化水素泉です。「3日入れば3年風邪をひかない」ともいわれている効能高い温泉で、特に胃腸などの内臓疾患や神経性ストレスなどに効果的だといわれています。温泉につかるだけでなく、飲むことで臓器の働きをよくするともいわれています。
冬の味覚として人気が高いカニ。タラバガニやズワイガニ、毛ガニなどカニにはさまざまな種類があり、それぞれで有名な産地があります。例えば石川県。石川県で獲れるズワイガニは加能ガニと呼ばれ、ブランド化されています。
9cm以上の雄のズワイガニのうち、良質だと判断されたものだけにタグ付けされることから、その品質は折り紙付きです。栄養が豊富な日本海で育った加能ガニは身がぎっしりと詰まっていて、繊細かつ濃厚な旨味が堪能できます。
日本には、出世魚という成長段階に合わせて名前が変わる魚がいます。その代表ともいえるものが、ブリです。ハマチやイナダ、ワラサ、ワカシなど多くの名前を持つブリは、人気の魚のひとつといえます。そんなブリは12月から1月にかけて漁の最盛期を迎え、この時期に獲れたブリを寒ブリと呼びます。富山県で獲れる寒ブリは特に脂がのっていて、世界一おいしいともいわれるほど。富山県の氷見港などでは、その日水揚げされた新鮮なブリが堪能できます。
なかなか食べる機会がない冬の味覚のひとつに、あんこうがあります。実はあんこうは「西のフグ、東のあんこう」と呼ばれるほど人気の高級魚で、特に産地として有名な茨城県では広く食べられています。あんこうはその見た目からは想像できない淡白な味わいで、カロリーが少ないことから女性にもおすすめの食材です。コラーゲンもたっぷり含まれているので、美肌効果も期待できます。特におすすめなのがあんこう鍋で、あん肝が溶けた濃厚なスープが絶品です。
宮城県は豊かな自然に囲まれた土地で、さまざまな食材の産地となっていることから「食材王国みやぎ」を掲げています。そんな宮城県を代表する水産物が、牡蠣です。宮城県では牡蠣の養殖が盛んに行われていて、全国でも有数の生産量を誇ります。
宮城県の牡蠣はやや小ぶりですが、驚くべきはその味わいです。海のミルクという名前にふさわしいクリーミーさと、他の産地で獲れた牡蠣とはまったくの別ものといえるほどの濃厚さは宮城県ならでは。調理するのもよいですが、冬の牡蠣は生がおすすめです。
年末年始は長めの休みがとれることも多いので、これまで行ったことがない場所に足を伸ばしてみるのもおすすめです。今回ご紹介したスポットやグルメを参考に、よい年末年始をお過ごしください。
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります。
・ダイナミックレールパックのご旅行代金は、随時変動いたします。同一内容でもタイミングにより旅行代金が異なる場合があります。
・ダイナミックレールパック商品は、閑散期・繁忙期の影響を受ける価格変動型の旅行商品です。
往復列車の発売前に予約をされた段階で提示される料金は、予定金額となり確定の金額ではありません。
そのため、列車のご利用日が繁忙期(GW、夏期・お盆、年末年始、3日以上の連休)に重なる場合は、JRの割引制限等により、確定される旅行代金が予定金額よりも極端に高くなる(例:1名あたり1万円~2万円程度)ことがあり、乗車距離が長いほど変動幅が大きくなります。
ご予約の際は、予約が確定する段階での実際の旅行代金をご確認いただきお申込みいただきますようお願いいたします。
・宿泊のみのご利用はできません。1泊以上の宿泊予約が必要です。
・同行者全員が同一行程でのご予約となります。
・転泊(初日と2日目以降の宿泊箇所が異なる等)をご希望のお客さまは、予約操作画面中の「選択内容確認」画面において「行程詳細」欄から宿泊先の変更(削除・追加)が可能です。再度、泊数、宿泊先を設定し直して予約を進めてください。
・途中下車は、乗車票に途中下車駅が指定されている場合のみ、その駅に限り可能となります。
・変更は承ることができません。取消の上、新規予約が必要となります。(取消日により取消料が発生します。)
・東海道・山陽・九州新幹線の特大荷物スペース付き座席は手配できません。
・宿泊券は発行されません。最終行程表(※取引条件説明書とは異なります。)をチェックイン時にご提示ください。
・幼児代金は大人の代金に加算されて表示されます。
・(契)乗車票は、原則、普通乗車券・特急券等との併用はできません。
・観光先での入場券等は発行されません。
・スマートフォン、PCの使用推奨環境はびゅうトラベルサイトをご覧ください。
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